「小さな政府」大きな態度

今日の朝日の朝刊は、(サラリーマン増税)と(小さな政府 骨太方針)の見出しが1面で並んだ。  
 おそらく新聞各紙、テレビ各局のニュースやワイドショウもほぼ同様だろう。国民はこの報道でどんなイメージを描いたろうか。
 多くは、国も老齢化の上、赤字だし、増税は困るが、公務員などの無駄を省くなどして切り抜けるのも仕方ないか と受け止めたのではないだろうか。論調もその様だった。
確かに数字の上ではそうかも知れないが、どこかに違和感を覚えるのはどうしてだろう?
赤字国債の責任がどうの、今後の福祉がどうの。有事の準備がどうの言ってもよく分からないし、始まらないのかも知れない。只思うのは、今のような混乱した状態で、なにか困ったとき、「小さな政府なのだから
自己責任で」と、これまでリードしてきた人たちが言うときは、普通は「済みませんが」と頭に付けて、少々小さなって言うのではないだろうか。新聞やテレビに出てくる人を見ていると、党派や主張に関係なく態度が大きい。JR事故時の役人や報道機関の人たち。アジアの歴史や国際関係を語る人たちも同様だった。あんな大きな態度では庶民や子供達ならみんなから嫌われ、やっていくのは難しい。社会的な関係の前に良心や常識が見えなくなっている。それが言う方も見る方も当たり前になっている。


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