パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

冷水シャワーでひらめいた!?

2008-01-27 16:52:48 | Weblog
 寒い。今朝も、がんばって冷水シャワーを浴びてきたのだが、さすがに一分間が限度だった。

 夏だったら、最初から水シャワーでいいのだが、冬となるとそうはいかず、はじめは熱めのシャワーをたっぷり浴びてから、冷水に切り替えている。ここ一週間ほどは、さすがに勇気がいるが、でも、その後はポカポカして気持ちいい。
 しかし、真冬に冷水シャワーなんて、なんとかの冷や水と言われそうで、実際そうなんだが、でも、温水シャワーだと後が気持ち悪い。以前、銭湯に行っていた頃も、上がり湯かわりに冷水シャワーを浴びていたのだが(でも、冬はしなかった)、その時、直前に誰かが使っていた場合、必ず温水になっていたものだった。だらしねーなー、日本の庶民は、と思ったものだった。

 それはともかく、湯船につかるようなことはしなくなったため(面倒くさいし、汚れるし)、水道使用量もガスの使用量もかなり少なく、基本料金だけなのだが、それでも下水道、ガスをあわせると、月々4000円くらいになる。電気代も入れれば、5000円は下らない。貧乏人には大きい。

 しかし、以前も書いたことがあるのだが、そもそも「基本料金」ってなんなんだ? どんな根拠があってこんなシステムが存在しているのだ? 理由がさっぱりわからない。
 格差対策とやらで、ガソリンの代金を下げるとかなんとか国会でもめているが、本当に低収入の生活者のためを思うなら、公共料金の基本料をゼロにすればいいではないか。もちろん、基本料金をゼロにする代わりに、料金曲線(使用量と支払額の相関関係を表す曲線)の傾斜を急にするのだ。そうすれば、収入金額の総額は変わりがないはず。
 もっとも、基本料金をゼロにすると、金がないからとがんばって倹約しすぎて凍死したりする人が出かねない(まあ、そんなことはないだろうが)と言うなら、料金に換算して、例えば百円分まで無料ということにすればいい。百円分以上使ったらはじめて料金が発生するようにするのだ。
 
 亀井静香先生が、ガソリンの基準料金を、たとえば1リットル120円なら120円にして、それ以上に値段が上がった場合、領収書を役所にもっていけば値上がり分を戻してくれるようにすればいい、とか話していたが、それもいいけど、基本料金システムというヘンテコリンなシステムを見直すことも考えてくれないかと言いたい。
 くりかえすが、基本料金をゼロもしくはマイナス(百円分以上使ったらはじめて料金が発生するシステムは、いわば、基本料金マイナスシステムと言える)にして、その分、料金曲線を急にすれば、当然、たくさん使った人は、従来よりも多く払うことになり、以前だったら反対理由になったかもしれないが、「たくさん使った人」は、要するに「金持ち」なのだから、今なら、こう言える。

 「これこそ、まさに格差対策だ!」

 ちなみに、請求書の書類にも、この「料金曲線」のグラフを同封し、その線上に印をつけて、「あなたはこれだけ使ったので、料金はこれこれです」と書き添えれば、一目瞭然、シンプルになる。

 なんで、誰も提案しないのかなあ…。

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