パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

フライパンあれこれ

2012-01-09 20:07:33 | Weblog
昨日は天理対帝京のラグビー大学選手権、今日は四日市対市立船橋の高校サッカー選手権決勝を見る。

両方とも準々決勝あたりから見ていたのだが、天理と四日市の強さに感心していたのに、両方とも最後の最後にミスがでて負けてしまった。

天理は終了一分前にオフサイドで、決勝ゴールを許してしまった。それも、ポールの先端にぶつかり、内側に転がり込むという微妙さ。

四日市の場合は、一見、終始市立船橋が攻めているようで、実際はがっちり守って、時折攻勢に転じるあたりが、不気味感を漂わせていて興味をひいたのだが、そのカウンターアタックが身を結ばず、一点リードのまま、なんとか逃げ切りに成功か、と思った後半ロスタイムの最後の一分に、明らかなクリアミスが出て、「ヤバい!」と思ったら、点を入れられ、延長戦の、これも後半ギリギリに力つきてしまった。

しかし、堪忍してほしいのが、特に高校サッカーの中継アナウンサーのバカバカしさ。

力、技術とも、数年前の高校サッカーとは比べ物にならないくらいレベルが上がっているのに、それには全然触れず、ただひたすら「サイドストーリー」ばかり喋る。

それも、監督が人格者で、みな「しろーさん」と呼んでいますとか、キャプテンがファウルの累積カードをもらってしまって、決勝に出られないが、みんなその分、がんばってますとか、その主将の靴に部員が寄せ書きをしたのをアップで写したりとか、そんなのばっかりで、その欲求不満の憤懣をどこで晴らそうかと中継中から思っていたが、ありました。

それは、フライパン。

3、4ヶ月前に買ったフライパンがダメになってしまった。

安物買いをしたわけではない。

前にこりているので、並んでいるフライパンのうち、一番高いもの、といっても3000円くらいなのだが、それを買った。

耐久テスト150万回クリアとか、テフロン加工の表示許可をデュポンだかどかから得ているとか、そんなことが書かれていて、これなら大丈夫だろうと思い、なおかつ、テフロン加工専用のたわしなんかも一緒に買い、それで丁寧に洗っていたのだが、すぐになんとなく様子がおかしくなり、やがて肉や魚、玉子などのタンパク質が、あっという間にこびりつき、しゃもじでごしごしこすらなければ、大変な事になってしまう。

それで、まだ半年もたっていないが、買い替えるつもりで買ったスーパーに行って、「あんたのところで買ったが、全然だめだ」と嫌味をいうつもりだったが、店員の数が少ないこと、また、文句を言った後、「今度買うとしたら、どれがいいか」を聞いてみるつもりでもいたのだが、そんなこと、厨房専門ショップならいざしらず、スーパーの店員にわかるはずがない。

それで、前回は並んでいるなかの一番高いのを買ったのだが、今回は並んでいるなかの一番安いのにした。(ただし、IH可のもの)

で、それからまだ二日くらいしかたっていないのだが、今の雰囲気では前よりはよほどいい。

そもそも、これまでフライパンで一番調子が良かった奴は、前住んでいた川口のアパートの近所に捨ててあったフライパンだった。

捨ててあったものでも、加熱するから大丈夫と思って使ったら、まあまあ使える。

ところが、その後、引っ越した先がIHだったので、それが使えず、改めて買ったフライパンがことごとくダメ。

というわけで、「拾ったやつが一番良かった」ということになったのだが、ともかくそんなわけで、今、改めて思うことは、なんであんなに「あっという間」にタンパク質が底にこびりついてしまうのかということ。

テフロン加工が逆目に出た、ということなのだろうか。

捨てるときには、靴でエイエイと踏んでやりたい。