パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

あえて言うまい、○取慎吾のことは

2010-10-02 22:38:57 | Weblog
 テレビの通販番組を見ていたら(深夜にはこれしか見るものがない)、テレビの前を離れると自動的にスイッチが切れる新機能を紹介ししていた。

 「省エネになる」といううたい文句だが、なんと愚かな。

 テレビの前を離れている間も、音声を聞いて画面を想像している。

 こんなバカな機能をつけて高い値段で売ろうとしても、誰も買わず、結局、(日本からは閉め出しているはずの)韓国をはじめとする新興メーカーからの「値下げ圧力」(これはデフレ圧力とは異なる)に押されて値下げするのだろうが、付加価値をつけてしまっている分、メーカーの負担は大きくなる。

 3Dテレビも売り場においてあったが、眼鏡のつるが壊れたまま。

 試しに、その壊れた眼鏡をつけて画面を見てみたが、視線がずれるので立体画像にはならず、二重画像のまま。

 それでも、店員、お客ともども放置したままというのが、3Dテレビへの無関心を物語っていて、なんとも物寂しい光景だった(メジャーのヤマダ電機だってのに)。

 そもそも、日本のメーカーにしても、パソコンのディスプレイメーカーがどんどんパソコン兼用のテレビを売っているわけだが、それらのメーカーの製品も一つもなし。

 多分メーカーの方でも、「うちは全部ネット販売にしてますんで」というところなのだろうが。

 ともかく、日立、パナソニック、東芝の製品だけでフロアを埋め尽くして、何かをアピールしようとしているのだとしたら、それはまさに凋落したデパートの二の舞ではないのか。

 「プリズンブレーク」のシーズン3が終わった。

 スコフィールドが、インタビューで、「シーズン3はこれまでのシリーズに比べて群を抜いていい出来だ」と語っていたが、いや、仰せの通り、堪能しました。

 しかし、スコフィールドに限らず、番組の最後に役者が自分の役柄のコンセプトをとうとうと語るのだが、これがみな説得力があるというのが、すごい。

 自分の役柄を深く理解しているので、「なるほど」と思いこそすれ、邪魔なことを言うなどとは思わない。

 香○慎吾だったら…いや、あえて言うまい。