北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

富内駅(旧国鉄富内線):11月23日(金)2012

2012-11-24 13:54:18 | ドライブ写真
10月7日にXLX250Rで石勝樹海ロード側から穂別へ抜けようと
して通行止だった道道610号線を今度は穂別側から行ける所まで
行ってみました。
富内という町の外れで行き止まりでしたが、富内には旧富内線時代の
駅舎や線路まで残されていました。
(カメラ:PentaxK-x、レンズ:PentaxA35-105・f3.5)

富内の街を越えて少し走ると、雄大な山並みが
見えてきます。


ここで行き止まり。

通行止地点での車中のチャーチル。


富内に向かって引き返す途中、道の左側を流れる鵡川。


道端にきれいなススキが風に揺れていました。


線路もないのに踏切が?

右を見ると線路が途切れて白い北海道犬がおしっこしてます。





ゆっくり右側を注意しながら走って行くと、駅舎がありました。
富内駅です。

ホームや駅表示板まで残っています。
トロッコが線路上にあり、乗せてもらえそうです。


駅の引き戸を開けてみると、なんと切符売り場まで残っています!
なぜか広末涼子の写真も?

高倉腱の映画「ぽっぽや」と何やら関係がありそうです。

調べてみると、1986年に廃線になった時に町おこしの一環で
ほべつ銀河鉄道運動」という運動を始め、駅舎や線路等を保存し
駅舎、プラットホーム、線路など駅全体が国の登録有形文化財に
指定されている、とのことです。
「ぽっぽや」のロケ地は幾寅駅で私も行ったことがありますが、
ここ富内駅の備品を持っていって撮影に使用したことのようです。


富内駅の案内板(写真をクリックすると2段階で拡大します)。
最盛期の1963年にはなんと!年間14万人もの乗降があった
とのことです。ほんと信じられません。みんなどこ行っちゃったの。


富内の街へ入る鵡川に架かる橋の上から、下流側。

こちらは上流側。どちらもいい景色です。


橋に立つ雑然とした看板類。熊出没注意まであります。
(写真ボケました。)

橋の上で車から降りようと張り切るチャーチル。


鵡川沿いの610号線から川を隔てた向こう岸に
線路が通っていた跡が木々の葉が落ちたので
良く確認できます。石垣のようなものもあります。
一度も乗ったことはありませんでしたが、なんか
すごく景色の良さそうな鉄道だったと思われますね。


コメント
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