北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

新ひだか町静内二十間道路:8月30日(木)

2012-09-01 20:29:21 | ドライブ写真
静内に用事で行ったら、なんか広い一直線道路。
なんか見覚えがあるなあと思っていたら、あの
桜並木で近年とても有名になった、二十間道路の
桜並木でした。独立行政法人家畜改良センターという
ところだったのですが、柵で囲われた古い能楽堂のような
木造建築が保存されていて、看板で説明書きがされて
いたので、見てみると、明治天皇はじめ皇室や有力者が
訪れたときの貴賓館であるとのこと。
家に帰って来て調べてみると、なんと明治時代ここは
宮内省(現在の宮内庁は1949年からで、1869年から
太平洋戦争後1947までは宮内省で、その後一時期は
宮内府だったとのこと。)管轄の御料牧場(皇室用の
乳製品などを作る牧場)だったとのこと。
なあーんだ、だからこんな奥地に広い滑走路並みの
直線道路があり、その脇に桜が植えられていたんですね。
当時の天皇家の絶対権力を象徴する、桜並木だったのです。
知らなかったですね~まだまだ身近に知らないことって
いっぱいありますわ。
(カメラ:OlympusFE-3000)

海(静内の街)方向。20年程前に一度来たことが
あります。桜シーズンでしたが、夏はまったく雰囲気
違います。

山方向。奥の山が夏っぽい感じです。


道路の両側は広いとうきび畑になっています。


静内の街に近い方は競走馬牧場に
なっていて、馬を見ているチャーチル。

チャーチルが発した声を聞き、数頭いた馬の
中でこの馬だけがじっとこちらを注目し
しばらく、注意をはらっていました。
用心深く頭のよさそうな馬くんでした。
コメント
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