土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

え、そっち?

2013-01-13 08:29:00 | 日記
用賀から案内板に沿って歩くこと……17分? 測らなかったので、ほんとのところは解らない、遊歩道が整備されていたので思った(聞いてたの)より早く着いた。
けれど、着いたと思ってからが遠かった。砧公園内の「世田谷美術館」。
園内に入ってからも一向にそれらしい姿が見えないものだから、よけい遠く感じられて、ほんとにこっちでいいのかと内心穏やかざる気分で歩く、歩く。公園が広いのは良いけれど。

会期修了間近(~1/14)という新聞記事に、翌日急遽思い立ち、故に下調べもそこそこに、為に僅か本数の美術館行きのバスに乗りはぐれ、次を待つ間に着いてしまうし、閉館までの時間も惜しいし、散歩がてら街を見るのもまた楽し。

そんなこんなで、行ってきました。
風景画に心引かれた「生誕100年 松本竣介展」。

行きは日中、まだ日の有る時間だったので、これがかの砧公園か、広いなあ、鬱蒼としてるなあ、帰りは日も暮れてるなあ、とは思ったものの、まあいつもの事と高をくくっていた。

いや~、林が暗いのは予想通りだったのだけれども。まさかの真っ暗、美術館前庭まで真っ暗だなんて、思いもよらなかった。
園内の街路灯が無く(少なく)たって、美術館は公共施設、外灯は普通に設置、と思うもの。
夏期は大丈夫だとして、今時分の午後6時は完全に日没後。フットライトも無い前庭は、平たいのか段が有るのか、どこが道なのか、立ってる場所もよく判別出来ない位に、本当に、暗かった。
いやいや文句ってのではなくて(いや、まじ危険だから、何か設置して下さい)、言うならカルチャーショック(?)。原生林、雑木林でもなく、世田谷で、美術館で、で、真っ暗!?
意外な事って、意外と有るもんなんだ(楽しい)、と思った次第。


え、まさかのハコ?
行くまでは、絵の話をするより施設の話をする事になるとは、思ってもみなかった。

という事で。
作品の方は、ご自身でじっくりと鑑賞なさって下さい。
明日までなので、皆さん、是非足をお運びになって下さい。


http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/past.html