工作を開始したのが6月の終わり、ブログにアップしたのは22日の事でしたね。
完成したのは、ご存知10月24日も終わりを迎える直前でした(汗)
あれから一週間とちょっと、順序が逆になってしまいましたが、本日を持って、「BelAirの工作」が最終回となります。
はい、皆様こんにちは。模型制作において、はじめて「修羅場」を体験し、展示会の衝撃での抜け殻状態を、よ~やく脱しつつあるdotage-dogです。
と言うわけで、まともな途中画像がない! すんませんm(_._)m
ので、いきなりの内装完成画像です。
ハンドル周りの工作が、今回のポイントですね(^^
特に木目ハンドルは硬質な木を使ったので、完成時の画像で確認出来るかちょっと心配だったのですが、そこそこ木目が見えているので、よかったです。
ただ、やはり硬質な木が災いし、木目が大味なのも事実ですね。更なる技術力と忍耐力!の向上が求められる部分です。(^^;)
ドア内張りのモールはハセガワミラーフィニッシュの細切りを貼ったので、メッキ調塗装との違いがあからさまですが、組み立ててみると意外に統一感が出ているので満足(メインページ、ギャラリーで確認してねぇ)
さて、今回の修羅場の正体がこちら、
別パーツ化したクウォーターパネル部のモールです。
自分でこんな加工を施しながら、ここには魔物が潜んでました。
カーモデルに於いて、塗装の厚みが出てしまうのはクリアー掛けから研ぎ出しの行程をやる上で周知の事実。
なので、部品の擦り合わせは、塗装の厚みを計算に入れるのはアタリマエェ~で、いちよ~ボケ犬なりに擦り合せていましたが・・・・
こういう状態でクリアーを掛ければ、上下の隙間をいくら調整していても、底面部分の厚みも増してくるわけで・・・
えぇえぇ、いざ組み付けようとした時には、別パーツのモールが浮き上がりましたよ!
ちょ~~~~!滝汗っ!!!!!
で、どうしたかと言うと
その底面部分を切り取りました!
この時点で、ボディの研ぎ出し行程は基本すべて終わり、残るは窓枠塗装からワックスがけのみと言う状態。
手元が狂えばボディーへのダメージは避けられず、時間的に完成はアウト!
まさに九回裏ツーアウト満塁ではあるが、ツーストライクまで追い込んだのに、ラスト1球が高々と打ち返された瞬間。
祈るように鋸やナイフを入れて行き、なんとか、な・ん・と・か!切り取る事が出来ました。
あ”~、しんどかったぁ~
ちょっとだけね、ボディ塗装も欠けましたが、細モールの幅以下だったので、完全に隠れてくれました。
後は一気に窓枠塗装
ここで、dotage-dog的マスキング術!と言うほどの物でもないのでしょうが、いちおう解説させてくらさい。
まずは、右はじに見える細切りしたマスキングテープが肝!これをどれだけ正確に貼れるかがポイントで、納得いくまで何度も貼り直しをします。
当然、貼り直しをすれば粘着力は落ちますが、極端に落ちない限りそのまま、落ちた場合は取り替えと言う感じで進めて行き、納得出来たらちょっと太めの短冊切りしたマスキングテープを貼ります。
これにより、粘着力の落ちた細切りを補強する効果と、次の
全体マスキングの糊代になってくれるので、手間はかかりますが、100%に近い確率ではみ出しのない、きれいなラインを塗り上げる事が出来ます。
工作段階でのスジボリが物を言うのは大前提ですが・・・(ボケ犬はちょっと問題ありですけどぉ)
塗り上がりはこちら
フロントウィンドウはメッキの個体とボディ色の個体があるようですが、個人的好みと、ワイパーを取り付けた時のイメージを優先して、ボディ色としました。
以上で、「BelAirの工作」は終了になります。長々とお付き合い頂きました皆様、お疲れさまでしたm(-.-)m
「Elegant」をテーマに掲げての制作。作り方はほど遠かったですね(笑)
それでも、それなりに表現出来たのではないかと。特に完成したメッキモールと木目ハンドルは「Elegant」で気に入ってます。
ぜひ、メインページでご覧ください。出来ましたら、感想等頂けましたら嬉しいです。
が、ちょっとカメラの調子が悪く、完成画にシミが写り込んでしまってるんですよ(泣)
なので、とりあえずの完成ギャラリーと言う事でカメラを修理に出しまして、直ってきたら改めて撮り直しをする予定です。
そんな、こんなが昨日アップ出来なかった理由でもあります。
そうそう、dotage-dogがアメプラにハマった理由をここで一つ
どうです、このアングル。
え?何のこっちゃ判らない?
ですよねぇ~(汗)
このね、内装からシャシーまで組み立ててね、これからエンジン(心臓)を載せる直前のこの画像。
かなり実車に忠実で、まさに車に命を吹き込むような感覚が、デフォルメを是とする国産プラモではあまり見られないんですね。
エンジンを再現しているキットはありますが、組み立てやすさを第一にしている物が多く、それはそれで一つの正解なのでしょうが、メカ好きのdotage-dogは実車に忠実なこの作り方がとても楽しいので、これからもアメプラはやめられませんね(嬉)
そんなこんなで今回は、エンジンルームにもそこそこ拘りましたので、是非、ご覧頂けたらと思います。
ホント、長々と、工作と記事にお付き合い頂きました皆様、お疲れさま&ありがとうございました。
そして、生で見て頂けたn兄さんに・・・大粒涙!
それでは、また次回・・・
わ!
「全日本SD選手権(仮)」に向けて新作着手もしたいのですが、今回の修羅場経験から、少し環境整備もしたいかなぁ・・・
記事にご満足頂けましたら、応援よろしくお願い致します。