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ツラリン創世記


 ふと気が向いたので、このブログを引越し。
 制約とか機能かくかくじかというのもありますが、まぁ、心機一転として。
 
 今後は、このライブドア版でぼちぼち続けていく予定。


 以上。
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埋没する荒野

 もっそい

 土曜日はロシア料理を食すべく、友人と共にろしあ亭へ赴いたり。
 正午に来店ということで、こっちはロールキャベツのランチセットを注文したのですが、いかにも腹に重そうなクリームソースの外見とは裏腹にこざっぱりとした味わいで、びっくりしましたわ。これなら幾らでも腹に入りそうというか、「亡命ロシア料理」の文中にあるとおり、全然しつこくなかったなぁ。この美味さなら、次回は店の本番である夜に出向かなければなるまいと心に決めた次第。

 
 んで、本一冊。

 古川日出男 「ベルカ、吠えないのか?」
 「戦争の世紀=20世紀」における犬の現代史にして黙示録っちう感じで読んでおったんですが、いざ終わってみると、怪犬仮面しか印象に残ってねえ。キャラがあまりにも破天荒すぎるというか、そいつだけで話の本筋を丸ごと食っちゃた感が。この本の感想を他の人に求めたとしても、十中八九は「怪犬仮面」と答えるんじゃんなかろうか。本筋は大変面白かったけど、怪犬仮面。そんな感じ。
 あ、ラストはどことなく藤原カムイ版 「犬狼伝説」ぽかったです。


 『解説:佐藤亜紀』が目に留まった事もあり、吉村萬壱 「バースト・ゾーン 爆裂地区」を購入のこと。
 それと、そろそろ手を出すかと言うことで、ジョージ・R・R・マーティン 「七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉」も。
 と、その前に「FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE 2」を買っていたりで、なんとも心が荒野ならぬ焦土と化しそうなラインナップ。

 
 ひとまず、ここまで。
 
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去らば犬のしきたり

 もっそい

 土日はほぼ一日中引き篭もってDVDやら本の消化。

 取り急ぎ、幾つか記事。

「ブラック・ラグーン」ノベライズ化決定!
 執筆担当は虚淵玄との事。これは張兄貴に期待せよという事か。
 
「怒首領蜂大復活」公式HPオープン

とあるヨーロッパオタク
 3枚目の尋常ならざるハーモニーっぷりに思わず、素で「ビューティフル…!」と口に出してしまった。日本にもこれに劣らぬ田園風景があるだろうとはいえ、そこに農家の爺が怒鳴り込む光景がセットで思い浮かんでしまうんで、これはもうヨーロッパの成せる魔術というところ。

捜査員体験もできる犯罪博物館、ワシントンにオープン



 んで、消化した本はというと、「亡命ロシア料理」「スプートニク」の2冊で、これまた速水螺旋人つながりという分かりやすさなんですが、どれも実にソ連イズムに満ち溢れていてかなり楽しめましたわ。後者はちと違うような気もするんですが、宇宙開発競争華やかなりし頃のソ連ならではの非常にオカルトめいた内容で、正しく奇書の類だったなぁ。
 後でもう少し感想文追加。

とりあえず、今週末にはロシア料理店に行こうと思い立ったり。
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略奪牛は二度鳴く

 仕切り直して再び書店へ出向き、「速見螺旋人の馬車馬大作戦」を購入。
 しかしまぁ、これだけのユーモアたっぷりかつ重厚な内容で1500円は安いにも程がある。2倍の値段でふんだくってもいいくらいなのに。とりあえず、ケモノ耳少女とか士官服少女とか軍靴少女目当てで買ってみても、まんざら外れにはならないんじゃないかしら。個人的には略帽少女。

 それにしても肉欲値かあ。肉欲値、肉欲値…。



 あとは幾つか。

「スターシップ・トゥルーパーズ3」公式HPが公開。
 この最終作で、ついにパワードスーツがお目見え。TV版の延長っぽいデザインですが、なんというか、見ていて安心するメリケンクオリティ。

手塚先生吼える (漫画通信ブログ版)
 


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せむし楼閣

  文追加、以上。
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体に流れる血はサンタクロース

 今日は「速水螺旋人の馬車馬大作戦」発売日ということで、仕事帰りに横浜に寄って書店を回るも一冊も見当たらず、とぼとぼと帰途に着くの事。

 んで、先日は久々に映画を2本はしご。例によって四つ星満点評価。


 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」 ☆☆☆☆(★)
 
 前もって仕入れた情報といえば予告を見たくらいで、父息子の銭ゲバ石油王一代記みたいなもんだろうかと、本編が始まるまではそう思っていたんですが、いざ始まるとあらすじからは予想だにしない内容で驚きましたよ。
 己の利益のためには自らの手を汚す事をいとわず、息子のみならず“神”すら道具として利用し、ついに石油王に成り上がった男ダニエル・プレインヴューの半生記であり、「銭ゲバ」的な映画と言われれば確かにそうなのですが、これは少し当てはまらないような気もします。

 ここの辺り、今考えている解釈で大体合っているのかどうか結構悩んだんですが、他のレビューを読んでみたら「この作品の見方は人それぞれになると思う」というのが結構多かったんで、このままいってみようかと。


 
 一代で石油王に上り詰めた男。
 
 これを聞いて、皆さんはどのような人物像を想像されるでしょうか。おそらく大半は、外道の塊のろくでもない人物を思い浮かべるでしょう。それは全く正しく、この男に関しては間違いなく皆さんの期待に沿える事ができるはずです。
 もちろん、考え方はひどく利己的であり、あらゆる物事も自分が定めた基準のみで計ろうとします。むしろ、偏狭には程遠い冷徹な思考を持ちながら、自分が認めたものの他は一切価値を認めないという、あまりにも矛盾した絶対君主的思想の持ち主です。彼が価値あるものと認めるのは、自分が見聞きし、値踏みして、自分の利益に与してくれると判断したものだけです。
 劇中で彼は、顧客への口上の最初に必ず、自分が一番信頼しているものは『家族』であると告げていますが、その『家族』とは血のつながった肉親ではなく、自分が信頼するに足る『仕事仲間』であり、自分を裏切らない存在なのです。このあまりにも傲慢でありながら、同時に自分にひどく正直である思考は、判断に迷うことがない点において最強の論理でもあります。
 
 自分の眼にかなったものだけを唯一の真理とせよ。これこそが成功の秘訣であると彼は頑なに信じ、常に自らに絶対の信頼を置きます。この傲岸不遜にして苛烈なまでの精神には、彼の少年時代の体験が深く根ざしており、これについては結局明らかにされないままですが、非常に過酷なものであった事は間違いないでしょう。その体験があるからこそ、己だけの哲学を作り上げる事が出来たのであり、後の石油王となる彼がいるのです。

 さて、ここまでくれば、そんな彼が何故これだけの怪物になることができたのか疑問がわいてきますが、これについては回答は一つしかないように思えます。
 彼にとっては、世界のすべてが敵なのです。見えるもの、聞こえるもの、あらゆるすべてが敵であり、また憎悪の対象でもあるのです。これらを相手にして一度でも油断を見せれば、即座に破滅が待ち受けていると確信しているからこそ、彼は全ての人を一度たりとも迎合せず、特に宗教に対しては最大の侮蔑をはらい、常に猜疑と冷徹さをもって物事を見つめようとします。時には息子すら容赦なく切り捨てて、儲けを第一にして人生を駆け抜けていく様は、それこそ『無頼漢独り荒野をゆく』であります。 

 そして、その苛烈さは老いるにつれて鳴りを潜めるどころか、一向に衰えることがないまま風格すら帯びてきます。もはや死期がそう遠くない年にあってなお自分を曇らせる事のないまま激昂し、どこかひどく超然とした視線を投げつける彼は、もはや人間などではなく、『超越的存在』あるいは『超越者』と形容すべきでしょう。つまるところ、この作品はあらすじは正しくとも、石油王に上り詰める男の物語ではなく、畜生にも等しい人間が「すべては敵、すべては敵」とただそれだけで、聖者にも等しき「超越者」となるさまを目撃する映画なのです。
 
 だからこそ、あの拍手そして大喝采の爽快なラストがあったのだと、俺はそういう風に思っています。長年の悲願をついに遂げたダニエル・プレインヴューの背中には一抹の寂しさが漂っていたにも関わらず!
 

 いやまぁ、実を言えば、ラストには思わず「いいいぃやあっほぉぉぉおお!!」と叫びそうになっちまったんですが、その後すぐ「って待てよ、今の反応でいいのか?それとも間違ってるのか?」と不安になってしまったんだよなあ。それで、ここまで打ってたら、ある程度不安も落ち着いてきたんでここまで。
 あぁ、ついでに言うと、個人的には新興宗教家や自称「弟」の胡散臭さっぷりが一番受けた。



 もう一本は「ミスト」なんですが、これは参ったなぁ。ラストにゃ一瞬ぽかーん、その後「ああああああああああああああ」となっちまいましたわ。「ナイト・¥オブ・ザ・リビングデッド」ばりのネチネチとした密室劇も大変よかったんですが、よもやラストで度肝を抜かれるとはなぁ。やっぱ、キング作品の映画化は監督の腕の良し悪し次第だよなぁと、しみじみ思うほどの逸品で、こうなると後から出る作品は評判の面で相当苦しい戦いになるんじゃなかろうか。とゆうわけで、☆☆☆☆にさらに☆を加えて特別の5つ星。

 あと、昨日の「コードギアスR2」の空中換装大合体シーンについて。
 すげえけど意味ねえだろ!いや、すげえけどさ!
 黒の騎士団そっちのけで、この無駄に技術を注ぎ込むイイはしゃぎっぷりのラクシャータに今回初めて惚れた。あの大見得が切れない時点で、ロイドの敗北は決まったな!
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無頼漢の独り涙

 もっそい

 しかしまぁ、明日(10日)は秋山瑞人の最新作「DRAGON BUSTER (1)」が出るのか。
 やった!という単純な喜びより、今回も「ミナミノミナミノ」みたいに未完のまま終わるんじゃなかろうかという危惧が先行しちまうんですが、それはそれ、これが売れて2巻が出るといいなというくらいの気持ちで買いに行く予定。
 ついでで、速水螺旋人の「速水螺旋人の馬車馬大作戦」が早売りされていれば、それも手に入れるか。


 
 それと、テイヤールの「現象としての人間」読了。
 単なる思想書にとどまらず、より大いなる未来を照らし示そうしているのが凄かった。科学と宗教の融和の考えすら通過しているし、もう少し早く読んでおくべきだったなぁ、こりゃ。

 
 今は、バタイユの「眼球憚」読書中。表現が妙にテンション高いんで、変な笑いが止まらない罠。
 
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腐食されゆく夜

 実家への帰省を終え、帰還。

 んで、二冊。

 
 ジョン・ホーガン 「科学を捨て、神秘へと向かう理性」
 
 「神は実在するのか?」という、永遠に解けないであろう至上命題に、懐疑主義者であるライターが真っ向から体当たりするという、これだけ聞けばかなり無茶苦茶な内容に聞こえるルポ小説なんですが、いざ読んでみると、非常に理性的な内容で驚きましたよ。
 概ね全体としては、作者がひたすら自問自答を重ねながら、あらゆる学者たちに神と科学、そして宗教(神秘主義)に対しての疑問をぶつけていくんですが、その疑問に答える学者たちがとにかく強烈なんだよなぁ。極論を述べて突き放す学者もいれば、理屈づめで語っていって最後に「で、あんたは神はいると思うか?」と聞き返してくるような学者もいるわで、『神』を思考し突き止めようとする学者はどのような人種なのかという意味でも非常に面白かったですわ。
 そんな中で、後半に出てくる『時間波』論を提唱した学者は存在自体がエキセントリックにも関わらず、かなり筋が通った柔軟な回答をしていて、これには思わずうなずきかけてしまったな。しかも、この学者でこれまでの回答がまとまってしまうし。
 
 まぁ、ラストは、熟慮の果てに無難なところに着地した感がありますが、否定派も肯定派も思考の奥では『神』に対しての考えが共通している、という部分が見えてくるのが一番の収穫かなあ。学者が過去に行ったあらゆる臨床実験や、LSDやアワスカヤといった幻覚剤のルポも、かなり興味深いので、これだけ目当てにして読んでも損はないんじゃないだろうか。
 それともう一つ、グレッグ・イーガンの「祈りの海」を一度読んだ上で、目を通してみると、かなり面白いんじゃないかと思います。

 あと印象に残っているといえば、魂の飛行士という意味の『サイコノート』がやたらとカッコイイ。



 以下記事。

痛車? いいえ、イタ車です!
 カッケェー!! このサイバー感溢れるセンスはすげえ。
 

 最後に、ケッチャムの「隣の家の少女」を読み終えて、読後感のあまりの悪さにダウナー状態になっていたんですが、今日の「コードギアスR2」のヴィレッタ先生があまりにも素晴らし過ぎて、一気に気力回復してしまったり。ありゃビタミン剤よりずっと効くな。
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絶対漂流軸より二千マイル

 あ、静岡でも「マクロスF」やってるのか>今朝の新聞TV欄を見て
 SBSはTBS系列のくせしてやらないアニメがあったりするんで、ちっと驚き。しかもちゃんと最新の第五話。いつものように一周遅れ放送かと思ったら!


 以下ざっと。

次世代コンピュータの本命技術きちゃったじゃん
 あぁ、量子の・・・と思ったら、あのレーザーをガラスに照射するやつか!
 携帯電話用などでは実用化が目前という事にもびっくりしたんですが、このクリスタル技術が確立って事はあれか、小川一水の「第六大陸」に出てきたPDAが可能になるって事か。

“同人出身”ガイナックスが語る、同人誌のグレーゾーン (1/2)
 自社作品を堂々と同人にしてしまうGAINAXから、こんな赤裸々な話が出てくるたぁ。個人ならともかく、やはり二次流通には思う所が少なからずあるのな。

凄い漫画見つけたんだが………
 ネタは「実験人形ダミー・オスカー」っつう事で、いつも通りの小池ワールド。
 というか、むらかみてるあきのお家芸である神速ピストンのルーツがこんな所にあったなんて!

「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』
 外国人記者が書くこういった記事は、文調がいちいち過激なんで面白い。
 しかしだ、

 『もちろん少々スパイシーだが、全体的には甘みと塩味が効いている――その豊かでクリーミーな味わいを出すのにどんな材料を使っているのか、私にはほとんど分からなかったが、クラックコカインが入っていることはまず間違いないと思われた。』
 
 クラックコカインて何だよ!鼻田香作のブラックカレーかよ!

 

 テイヤール「現象としての人間」読書中。併行で田中ロミオの「人類は衰退しました(3)」も。
 それと、気分転換にEVA新劇場版・序の特典DVDを見たんですが、説明表記かっけえー。
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左巻きラジオ

 暫定。

LSDの父、化学者アルベルト・ホフマン死去
 最近読んだ、ジョン・ホーガンの「科学を捨て、神秘へと向かう理性」繋がりから。
 そいや、このLSDは、意外と多くの医学者たちが規制緩和を主張しているみたいなんだよなぁ。上のルポ小説では、その主張の背景などが紹介されていてかなり興味深かったんですが、同時にLSDの効能に驚いたな。LSDが何故ああも問題視されているかは、漠然としか判らなかったんですが、確かにこの異常なまでのパフォーマンス力だったら規制が入るのも無理ないわと。あの悪名高い「MKウルトラ」事件があったせいもあるんでしょうけど、非常に効果が高くて尚且つ中毒性があまりない薬剤、となるとなぁ。
 
 ここの辺り、当の本人が102歳という長寿を持って見事に示したような気がする。
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