パソコンは、Dynabook AZ25/Dでした。
スペック的には
Windows10 64bit、CPU Celeron 3865U 1.80GHz、メモリ4GB、500GB HDD です。
とりあえず電源を入れてみました。
Dynabookロゴ表示のあと、暫く真っ黒の画面が続きます。数分後にWindowsのデスクトップ画面が表示されました。
さらに暫く待って、操作してみましたが・・・やはり動作が遅いです。
Celeron 3865U 1.80GHzだと、スペック的にはあまり高くないCPUなので、多少もたつく感はあるかもしれないのですが・・・
タスクマネージャで、使用率を確認してみると・・・

やはり、ディスクがずっと100%のままです。10分くらい待ってみましたが、100%に貼りついたままです。
そうすると・・・HDDが動作が遅い原因になっているようです。
念のため、HDDの状態を確認してみましたが、「正常」状態でした。
アプリも調べてみましたが・・・特に動作を遅くするようなアプリは、見当たりませんでした。
お客様には、HDD(ハードディスク)をSSD(半導体ディスク)に変えることを提案させていただきました。
メモリも4GB→8GBにしたいところですが、今回はメモリ増設は不要ということになりました。
パソコンをお預かりしました。
このシリーズのDynabookは、底面のネジを全部外し(メモリーカバー内にもネジあり)、光学ドライブも取出して底面カバーを外すとディスクにアクセスできます。

今回は同容量の500GBのSSDへクローンを作成しました。

クローン作成したSSDへ交換して、元の状態に組み上げて起動すると・・・やはりかなり速くなりました。
タスクマネージャーで確認すると・・・ディスクはすぐに使用率が落ちるのですが、今度はCPUの使用率が最初100%になっています。
でも、起動後数分で落ち着きましたので、実際の使用には問題ないと思います。

あと、Windows10のバージョンが「1903」で古かったのですが、確認した所最新バージョンにしてくださいとのことでしたので、「20H2」バージョンにアップデートしてご返却です。
Windowsの起動、インターネットやWordなどの起動や動作を確認していただきましたが、速くなったのをご確認いただきました。
