起動しなくなったといっても、いろいろな要因が想定され、ディスク自体が故障して起動しない場合は、そのディスク内のデータの取り出しも困難な可能性が高いです。
お客様には、取り出せるかどうかは、ハードディスクの状態次第とお伝えしてお伺いしました。
とりあえず、起動しないというパソコンを確認しました。タワー型のデスクトップパソコンでした。電源を入れるとメカーロゴが表示された後に、真っ黒い画面にカーソルがチカチカしているだけで進みません。
BIOSは起動したので、確認するとハードディスクは認識しており、起動ドライブの指定もされています。
修理はしなくてよく、データの取り出しを優先とのことでしたので・・・デスクトップ本体のカバーを開けて、ハードディスクを取り出しました。
さらに、ハードディスクにUSB変換アダプタケーブルをつないで、新しいパソコンのUSBに接続しました。
ハードディスクのモーターの回転が確認でき、暫くすると外付けドライブとして認識してくれました。
お客様の指示に従い、必要なデータを新しいパソコンにコピーしました。データをコピー後、いろいろなファイルを開いていただき、問題ないことを確認してもらいました。
どらともでは、起動しないパソコンでハードディスクが故障していない場合は、SATA&IDE-USB2.0変換アダプタケーブルUD-500SAを使用して、データの取り出しを行っています。
IDE、SATA、2.5インチ、3.5インチのディスクに対応しているので、たいていのハードディスクに使用できます。
ただ最近はUSB3.0対応の変換ケーブルも出てきているようなので、これから入手する場合は、USB3.0対応ケーブルの方がよいですね。
HDDをUSB SATA&IDE-USB2.0変換アダプタケーブル UD-500SA | |
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サンワサプライ IDE/SATA-USB3.0変換ケーブル 0.9m USB-CVIDE5 | |
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