パソコン便利屋 どらともサポート ブログ

デスクトップPC起動しない→C-MOS電池がヘン?

デスクトップパソコンが、電源を入れてもずっと真っ黒の画面のままなので調べて欲しい、とご依頼がありお伺いしました。

パソコンはDell Inspiron3647でした。
とりあえず電源ボタンを押すと・・・電源ランプは点き、少しの間ディスクランプが点滅しますがすぐに消えてしまい、ずっとそのままで画面は真っ黒です。
モニターの故障の場合もあるので、どらとものノートとモニターを実際に使用しているHDMIケーブルでつないでみたら、正常に画面表示されました。
やはり、パソコン側の問題みたいです。

状況的には、BIOS自体がちゃんと起動してないみたいでした。
このブログでも記載したことがあるのですが、Dellのデスクトップパソコンは、マザーボード上のC-MOS保持電池が3Vより低下すると、起動しなかったり、起動しても動作がおかしくなることがあります。今回もその状況に似ていたので、お客様の了解のもとカバーを開けて、C-MOS電池の確認を行いました。
コンセントを抜いて、暫く経ってから電圧を計ると・・・うん?3.5Vあります。一般的なCR2032なので、新品でも3.3Vくらいなのですが・・・
使用して9年くらいになるとのことでしたので、C-MOS電池の消耗による起動不良と想定したのですが、3.5Vは想定外でした。
念のため、電池を取り外して単体で電圧を測定しても3.4~3.5Vあります。確かにCR2032ですし、お客様に確認しても今までパソコン内部の修理は行っていないそうです。
長期使用で、C-MOS電池の電圧低下は経験あるのですが・・・電圧が高すぎるのもヘンです。電池がおかしいと思われたので、手持ちの新品のCR2032に交換してみる事にしました。ちなみに交換前の新品CR2032は、3.3Vでした。
交換後パソコン時計を合わせて起動してみると・・・今度は正常に画面表示されWindowsが起動してきました。一般動作やシャットダウン、再起動を繰り返してみましたが、ちゃんと起動して画面表示されました。
今までになかった現象でしたので、このまま暫く様子をみてもらうことにしました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事