On My Way

長男は1年生の9月から不登校、次男は入学式後すぐに不登校。明るい不登校を目指して。自分の趣味のことも書いてます

フリースクール法制化

2015年11月14日 09時06分58秒 | 不登校、子育てについて考えたこと
『義務教育段階に相当する普通教育の機会の確保に関する法律案』が提出されそうですね。
2018年にもスタートするとか。

学校に通えない子供を支援するのが目的ということのようですが。



新聞に書いてあることを読んでみると、

まず、「保護者が教育委員会に対し
一定期間休むことができるように申請する」そうです。

不登校になり始めの時って親も子供もギリギリの状態です。
子供は学校に関する様々な理由により傷つき疲れ切っている。
親は子供の気持ちを痛いほど感じ、自分の中の常識や周囲の人たちと戦いもがいています。
そんなときに、
「学校復帰を目指すのか復帰が困難なのかを選択」して教育委員会に申請することができるのかな?

ほとんどの親が「学校復帰を目指す」方向で申請するような気がします。
まだまだ学校への執着を捨てきれない時期に「復帰が困難」として申請することは無理だと思います。

「復帰を目指す」場合は、学校のカリキュラムに沿った「個別支援方針」を
教育委員会が作り、支援を受けながら学習を進めていくそうです。

教育委員会にノウハウはないので実際には現場の教師が作成するとか。。
先生たち、またまた業務が増えてしまいますね。

そのまえに、学校で傷ついて、学校に関するすべてのものを拒否している状態の辛い気持ちを抱えた子供たち。
辛く苦しい学校からやっと抜け出せて家でなんとか心を癒せるかなという矢先、
さっそく学校の勉強を受け入れることができるのでしょうか。。
しかも、自分を癒してくれる存在のはずの母親が、
支援を申請することにより、癒してくれるどころか追い詰めてくる。


母親は、「学校に行かないなら家で同じような勉強をしてね。
せっかく個別支援方針を作ってくれているんだから。
あと、ちゃんと生活は規則正しくね。」と言うのではないでしょうか。。

子供にしてみたら、家が学校化しただけで心が休まることもないですね。

長男も、不登校になってすぐは昼夜逆転を繰り返し、毎日お風呂に入ることもできず、
今まで出来ていたこともできなくなり
電話やチャイムに怯え、ただただずーっとアニメを見てゲームをしていました。

心の中に辛さがいっぱいで、エネルギーがなくなってしまい、
唯一アニメを見たりゲームをしたりすることで辛さを忘れられて
一滴ずつエネルギーをためていったのです。

まだ溜めている最中ですが、
だいぶ元気になってきて生活リズムも戻りつつあったり、
いろんなことに意欲が出始めています。



不登校をしている子供たち。
理由はそれぞれでも、共通しているのは「学校が辛い」ということ。
この法案は、学校が辛くてやっとの思いで逃げ出し、家で休んでいる子供をすぐにでも指導要綱で縛りつけ、
余計に辛くさせ追い詰めてしまうのではないかと思います。




一方、「復帰が困難」と申請した場合は、保護者が学習方針を作成して提出するそうです。

特に学校復帰は視野に入れていない我が家などはこちらになると思います。

その場合在籍学校の卒業証書はもらえず、教育委員会からの修了認定という形になるそうです。

「修了認定」という違う形になることには、私は特に懸念はないです。

「復帰が困難」の申請は無条件で認められるのか、
「学習方針」も無条件で認められるのかというところが気になるところです。

そこの部分はまだ決まっていないのか詳しく書かれていなかったです。


こちらが提出した「学習方針」に何らかのチェックが入り承認されないとか修正が入るというようなことがあるのなら
「復帰が困難」と申請した場合にも問題が発生してきます。



そもそも、何をもって「復帰が前提」と「復帰が困難」を決めるのでしょうか??
親が決めるの?
それって決められるようなことなの?
学校にいられないから家にいる子がその時点で復帰したいなんて思わないですよね。
口では「学校に行きたい」というかもしれませんが、本心では拒否しているから体が動かないです。

家で十分エネルギーをためて、その結果、その子が望めば学校に行くわけで
前もって予定するものじゃないです。



不登校の過ごし方について、今まで法律がなかったからこそ
親子ともに疲弊しつつも、あいまいな中でなんとか模索しながらなんとかバランスを取ってやってきたのに
法律でがっちり縛られて、
学校がダメなら行けるようになるまで家で勉強、
もうずっと行かないならそれでもいいけど学校以外で何をするのか明記して提出。

こんなにすっきりさっぱりできないと思います。

できないなら、「ハイ法律違反」となってしまうのでしょうか・・・



首相が、
「一億総活躍社会を実現していく。
これは子どもたちが個性や良さを生かすことができる社会をつくることだ」
と語り、支援を進める考えを明確にしたようですが、
この法案が子どもたちの個性や良さを生かしているようには思えません。

学校を離れ、その子どもなりに学習をしたいという子ども達をありのままに認めず、
無理矢理カリキュラムに沿って学習をさせようとする、ちょっと怖い法律だとおもいます。


「地獄への道は善意で舗装されている」
子どもたちのためと自信を持っているところが怖くてやっかいです
強者として弱者を保護しようとしているかもしれないけど、結果的には支配することに。


子どもたちは学校に行けるように支援してほしいのではなく、
安心して羽を休めるあったかい場所が欲しいのです。。。
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6 コメント

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Unknown (ひまわり)
2015-11-14 15:35:11
怖いですね。安部さんが実現しようとしている社会とは真逆の結果になりそうな気がします。

何でもルールや法律を決めてそれに沿っていないと違反!みたいな風潮がありますよね。
目に見えるものや数字のみでしか評価出来ないのかもしれませんね。

話は違いますが、私が仕事をしていた時にも仕事の成果のみならずコミュニケーション能力やチームビルディング力まで数字やアルファベットで評価づけをして査定をされていて、上司は無理くりに数字をつけていました。皆すごく違和感を感じていましたが、フリースクールまでもがそんな縛りを受けて親子共々追い詰められるのは本末転倒です。

今後の行方をよく見ていたいと思います。そしてどんな時でも子供たちを守る防波堤にならなくてはと思いました。
Unknown (のんのん)
2015-11-15 08:16:08
本当に2018年からの運用になれば、
ドラちゃんのお子さんたちはもろに被害を受けてしまいますよね。

反対運動、わたしもお手伝いはしていますが、自民も納得のこの内容なら成立していまいそうですよね~((+_+))
ひまわりさんへ (ドラちゃん)
2015-11-15 09:16:28
このやり方ではまだまだエネルギーを湧き出す可能性を秘めている不登校の子たちを押しつぶしてしまいますよね。

なんでも数字にしてデータ化して分類してそれをもとに制度を作って…
実態を把握するにはある程度仕方のないことかもしれませんが
それにしても不登校の支援を根本的にわかっていない気がします。
いわゆる、世間一般の「常識」から作られた法案ですね。
非常識な世界で何とかバランスとって生活している私たちは、法律化された「常識」でさらに追い詰められることになりそうです。。。

この法律を冷静に見極めて踊らされないように気を付けないといけませんよね。
のんのんさんへ (ドラちゃん)
2015-11-15 10:19:25
2018年には長男が6年生、次男が2年生です。
もう、ばっちり影響を受けそうです。

休みの申請や学習方針の作成はできますが、
内容が承認されないというようなことがあった場合、
どういう措置を取られるのか気になります。

とても常識では考えられない生活をしているので(笑)
そしてそれをこちらから変えさせるつもりもないので。

また児童相談所がでてくるのか…
そうかぁ (おおはら)
2015-12-01 08:21:41
家族や子どもたちの気持ちを反映した制度ではないんだね。
フリースクールで卒業資格が取れるって良かったと思ったけど、ちゃんと機能するにはまだまだ話し合いや改革が必要なんだね。
法律でガチガチにしなければいいのにね・・・
おおはらさんへ (ドラちゃん)
2015-12-02 09:58:27
初めはフリースクールに通う子供達の支援が目的で作られてきた法律らしいんだけど、結果的にはフリースクールに通っていない通えない12万人の不登校の子全体を管理するような法律に姿を変えちゃったみたい。
かといってフリースクールに通う子たちへの学費などの支援はなさそうで、誰のための法律なのか疑問に思っちゃうよ。
この法律で救われる子っているのかな。。

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