マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

帯広から十勝平野を北上(旧士幌線を歩く その1)

2012年09月21日 | 

 9月17日(月)から20日(木)にかけて帯広に出掛けて来ました。息子夫婦を訪ね、大雪山の紅葉を眺めることと、”ヨメさん”の父上との親交を温めることが主な狙いです。

 大雪山の紅葉は残念ながら10日は早かったようです。ただ帯広から三国峠を越えて層雲峡に抜ける国道273号線のルートには旧士幌線の廃線遺跡があちこちに点在し、何度も車を降りての見学を繰り返し、撮影も出来ましたので、主に士幌線を話題に取り上げます。

 朝9時10分、帯広の息子宅を出発。上士幌「道の駅」・ナイタイ高原などに寄り道して、最初に到着したのが「第3音更川橋梁」です。1936年に建設された長さ71mのこの橋梁の上を、かって士幌線が走っていました。

 十勝平野を北上する士幌線は1925年、まずは帯広・上士幌間が開通し、その後1939年、十勝三俣まで延長されました。現石北本線上川駅までの延長計画があったようですが、その実現を見ることなく、1987年廃止されました。

 ほぼ線路沿の273号線を車で走って想像した事ですが、鉄道は十勝平野を過ぎれば深く険しい山中を進んでいったことでしょう。
 往時を連想すると”汽車ポッポ”の唄がピッタリです
 「お山の中ゆく汽車ポッポ
  ・・・・・・
  ・・・・・

  
  トンネル鉄橋 トンネル鉄橋
  トンネル トンネル
  トン トン トンと のぼりゆく」 (写真:泉翠橋から見る橋梁)
                                       

 トンネルとトンネルの間の渓谷に鉄橋が掛けられ、その鉄橋の廃墟が何ヶ所で観られます。

 第三橋梁は国道の泉翠橋から見ました。三の沢橋梁は自然歩道を歩き、橋下から撮影出来ました。その両橋梁間にあったのが「鉄道資料館」。士幌線の62年間の長き歴史のエピソードが大型写真パネルで紹介されています。是非見たい「タウシュベツ川橋梁」は今夏の増水の為、見ることを諦め、写真鑑賞で我慢しました。(写真:三の沢橋梁)



 大型テレビ画面では運転席からの乗車体験が出来ます。帯広⇒木野間の画面を見ていた息子夫婦、自宅付近を鉄道が通過していたので気が付いたのでしょう、”あそこだ”の様な事を呟いていました。(写真:鉄道資料館)








     (写真:今は鉄道トロッコの駅)


       (写真:往時を偲ばせる列車)


(パネルより:タウシュベツ川橋梁)


        
            (ほろか駅ホーム跡


 糠平源泉卿を過ぎ、三国峠を抜け、双爆台に登り、層雲峡に至り、朝陽リゾトホテルに到着したのは16時を過ぎていました。(この項次回に続く)
 


 


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