土曜ドラマ「喰いタン」

　つぶれかかった探偵事務所ホームズエージェンシーにチェロを弾く大食い探偵が影のオーナーによって送り込まれてきた。

　高野聖也（東山紀之）を迎え、出水京子（市川実日子）と野田涼介（森田剛）の３人と、みなと警察署の五十嵐刑事（佐野史郎）、緒方桃警部（京野ことみ）との奇妙な共生関係が事件を解決していく物語です。

　食べている合間に事件が起こり、食べている合間に解決されていく展開です。初回は、「寿司」が主役をつとめました。お店と出前とでは握り方を変える一流の寿司職人の技が事件解決のポイントになりました。

　署長の山内（伊東四朗）が事件解決後に高野を「喰いタン」と名付けた。（大食い探偵ナンダッテ）

　毎回、「食」が中心のドラマですから、食に関するウンチクのほうが重要なテーマになりそうです。いっそ、マンガ「大使閣下の料理人」をドラマ化したほうがよかったのでは、と思います。