こんな題を付けると、バラの写真がいっぱい出てきて、品種名も書かれてて解説まで載ってる、と思われるかも知れませんが、それはないです。私にバラの知識はありません。バラについて触れるのは最初少しだけです。あとは最近撮ったいろんな花を載せていきます。(タイトル詐欺の批判は甘んじて受けます)
つい先日、車を降りていつものように短時間の撮り歩きを始めた時、最初に目に入ったのがフェンスから顔を出しているバラでした。
バラは咲きかけの蕾が愛らしくていい
さて、「バラ色」という言葉は、喜びとか、楽しいとか、期待に満ちたとか、幸せをイメージさせる言葉だと思っていました。色の名前ではない、とね... 。
ですが色彩事典を見てみると、rose(バラ色)が載っています。例えばJIS(日本工業規格)の色見本ではこんな色・・・
他の事典でも単に rose とされてるのはほぼ同じ色です。ローズレッド、ローズピンク、または○○ローズとなると、色に幅が出てきます。
バラの花には多彩な色がありますが、「バラ色」となると上の感じなのかな。赤にピンクを入れたような。明るさ、楽観性を感じさせる色ですね。
しかしバラの花には棘がある。不用意に茎に指を持って行くとケガをします。そんな危険な要素もあるから、バラは美しく、愛されているのかも知れません。
バラは年中咲いてますが、一季咲きのものは5、6月が花期とされます。今とこれからがバラの季節と言えるようです。
「バラ」が付いた音楽や映画その他を、思いつくまま挙げて行きましょう。
エディット・ピアフの歌唱で知られる「ばら色の人生」。ラ・ヴィ・アン・ローズですね。メロディを聞けば誰でも知ってるはずのシャンソン。
映画「酒とバラの日々」 見ました。美しいテーマ音楽とは裏腹に、酒の依存症を描いた壮絶な内容でした。コメディ俳優と思っていたジャック・レモンがこんな演技をするのかと驚いた。
「百万本のバラ」 ラトビアの歌謡曲で、日本でも80年代にヒットしました。加藤登紀子の訳詞、歌では恋の歌になってますが、原詞は、旧ソ連からの独立を願うラトビアの人たちの思いを込めています。
あとは・・クラシック、R.シュトラウス作曲のオペラ「ばらの騎士」 大作なので全曲通して聴いたことはない。
日本では、池田理代子の「ベルサイユのばら」。ベルばら? 内容は知らない。
極め付けは、三島由紀夫の衝撃的で、意味がよく解らなくて、、耽美的だが異様な印象もある裸体写真集「薔薇刑」。見たときはビックリしたな。
海外、世界と言うと西洋(米国含む)と思うのは日本人の悪い癖ですが、ここではそれに倣って言うと、日本ではサクラ、西洋ではバラ、っていう対比はたぶん当たってるような気がします。・・・
急に地味になるけど、車輪梅が花期を迎えています。バラ科の木。この花は咲いたときは雄しべが白いんですが、、
日が経つと、雄しべの花糸が赤くなってくるんです。
丸亀競技場で見た、植込みのコデマリ。こちらでは花期が終わりつつあります。別の場所の、木のコデマリは・・
赤っぽくなってシベも茶色に。コデマリもバラ科です。
もうバラとは離れて、最近撮った花々.....
リナリア。背丈の高いのと低いもの2種がよく植えられている(そうですが、私には区別つかない)。
繁殖力が強いようで、花壇のリナリアが、道の向かいの家の庭に飛んで咲いているのを見たりします。
小判草。
うわ、もうか!と思ったランタナ(コバノランタナ)。この花は冬まで咲き続けます。
前回も載せた羽衣ジャスミン、、これは豪快に咲いてました。香りを期待しましたが、いい匂いはしたけど私の好みの真ん中ではないな。匂い対決では、今咲いてるフジの勝ち(好みの問題.. )。
ハタケニラ。毒はないらしいですが、蔓延って農家さんを悩ましています。
カリンが咲いてないかと「かりんの里」満濃町(現、まんのう町)、「カリンの丘公園」に行きました。しかし全然見えなくてがっかり。カリンの花はもう終わったのか? これからなのか? 詳しくなくて分からない。
その代わりこんなのを見つけました。
3mくらいの木に小さな花が沢山着いてました。
教えてgoo で名前を聞いたところ、ナツグミとアキグミ、二つの回答が。回答が別れると困ります。知らないから聞いてるのに。ウェブで確認にかかりましたが、特定出来ない〜〜
結局、花柄の長さの違いに着目して、「アキグミ」だと判断。でも確定的ではありません。
・・葉はこんなふう
ブログが長くなり過ぎてます。次ので最後にしますね。
神社の参道にあったこれ。
なんじゃもんじゃの木。今は「なんじゃもんじゃ」というと、ヒトツバタゴ(一つ葉田子)を指すのが一般的なようですが、日本各地の場所で、何かよく分からない木のことを「なんじゃもんじゃ」と呼ぶ習慣というか風習があった、またはあるらしい。ですから、なんじゃもんじゃ=ヒトツバタゴではないので要注意です。
今日はここまでにします。バラから始めてバラから離れてしまいました。ではまた。