3月6日の春日井駐屯地創設記念行事に展示された車両の中から一部を紹介。
原子力発電所への真水の注入のため、
また災害で断水した各地域への給水のために派遣されているであろう車両がこの3 1/2t水タンク車。
奇しくもこの日、災害派遣の訓練展示の一部としての登場であったため、災害派遣の垂れ幕が取り付けられている。
積荷の最大積載量は5000ℓ。
給水のためのポンプも積んでいるとのこと。
個人的にこの車両で目を引いたのがこのキャビン。
防弾仕様になってますね。
喜び勇んで近くに行った隊員に「イラクに行った車両ですか?」と聞いたら答えはノー。
何でも少しずつこういった車両のバージョンアップが図られているそうで、
増えている自衛隊の海外派遣に対応させている・・・のですが、
この展示から数週間と経たずに国内の災害派遣に向かう事となってしまいました。
ちなみに隊員によれば車体重量がアップしたうえ、窓ガラスが二重(外側に防弾ガラス)になるので慣れが必要とのこと。
見え方が違ってくるんだそうな。
また、「ドアが重い」とも言ってました。
車体の側面に給水用の蛇口が見えますね。
こちらは今回派遣されているかどうかは分かりませんが浄水セット 逆浸透型。
見切れちゃっててスミマセン。
これは水タンク車同様、3 1/2tトラックの車体に搭載されているもの。
真水であれば濁度200までのものを飲料水としてろ過可能。
浄水能力は7.5立方m/h以上。
写真が手元に無いんですが、5tの半球状タンク2個に計10tの水を溜める事が可能です。
カンボジアPKOを皮切りに各海外派遣で実際に使用され、その能力を発揮しています。
今回の記念行事では展示のみでしたが、
数年前には実際にプールの汚れた水をろ過して沸かした水でお茶を飲ませていただきました。
当然の事ながら全く問題なく飲めたのは言うまでもありません。
これらの(この2つに限りませんが)装備、とりわけ浄水セットは
インフラが整っていない状況での活動がメインになると予想されている自衛隊ならではの装備であり、
今回のような有事にいかにこういった備えが重要になるのかが分かるかと思います。
災害派遣で活動している自衛隊はじめ多くの皆様に頭が下がる思いです。
原子力発電所への真水の注入のため、
また災害で断水した各地域への給水のために派遣されているであろう車両がこの3 1/2t水タンク車。
奇しくもこの日、災害派遣の訓練展示の一部としての登場であったため、災害派遣の垂れ幕が取り付けられている。
積荷の最大積載量は5000ℓ。
給水のためのポンプも積んでいるとのこと。
個人的にこの車両で目を引いたのがこのキャビン。
防弾仕様になってますね。
喜び勇んで近くに行った隊員に「イラクに行った車両ですか?」と聞いたら答えはノー。
何でも少しずつこういった車両のバージョンアップが図られているそうで、
増えている自衛隊の海外派遣に対応させている・・・のですが、
この展示から数週間と経たずに国内の災害派遣に向かう事となってしまいました。
ちなみに隊員によれば車体重量がアップしたうえ、窓ガラスが二重(外側に防弾ガラス)になるので慣れが必要とのこと。
見え方が違ってくるんだそうな。
また、「ドアが重い」とも言ってました。
車体の側面に給水用の蛇口が見えますね。
こちらは今回派遣されているかどうかは分かりませんが浄水セット 逆浸透型。
見切れちゃっててスミマセン。
これは水タンク車同様、3 1/2tトラックの車体に搭載されているもの。
真水であれば濁度200までのものを飲料水としてろ過可能。
浄水能力は7.5立方m/h以上。
写真が手元に無いんですが、5tの半球状タンク2個に計10tの水を溜める事が可能です。
カンボジアPKOを皮切りに各海外派遣で実際に使用され、その能力を発揮しています。
今回の記念行事では展示のみでしたが、
数年前には実際にプールの汚れた水をろ過して沸かした水でお茶を飲ませていただきました。
当然の事ながら全く問題なく飲めたのは言うまでもありません。
これらの(この2つに限りませんが)装備、とりわけ浄水セットは
インフラが整っていない状況での活動がメインになると予想されている自衛隊ならではの装備であり、
今回のような有事にいかにこういった備えが重要になるのかが分かるかと思います。
災害派遣で活動している自衛隊はじめ多くの皆様に頭が下がる思いです。
何だかちょっと感動しました。
今頃は被災地でがんばってくれているんでしょうね。
隊員さんたちもさることながら、こういった装備品たちにも声をかけてやりたいです^^
10師団の車両も現地の写真にちょくちょく登場しますので、この車両も当然派遣されている物と思います。
個人的に気になっているのは原発への放水に派遣されている飛行場用の消防車で、
航空祭ではいつも展示される事無く、滑走路の隅で配置についているので、
落ち着いて機会があったら実際に派遣された車両を展示して欲しいものだと思っています。
何せ危険な現場に飛び込んだ実際の車両なんですからね。
自衛隊の事を「世界一命を救った軍隊」なんていう言葉があるそうですが、
その言葉の意味を噛み締める毎日です。