熱海二日目。
起雲閣(きうんかく)に行きました。
多くの文豪、政界、財界に愛された、大正・昭和の浪漫あふれる名邸。
もともとは別荘として建てられましたが、その後、実業家に買い取られ、のちは旅館に。
今は観光スポットとなっています。
ひっそりとした廊下。
気泡の入った手作り感あふれる、ネンキの入ったゆがんだガラスが、なんだかなつかしい感じ。
回廊に囲まれるようにして、中庭の日本庭園があります。
大広間からも庭が。
2階からも庭が一望できます。
タイル張りの洋館。
天井からも窓からも外の光が射して気持ちいいです。
暖炉のある部屋。
こんな部屋で優雅に食事でもできたら、いい気分だろうなぁ。
文豪たちが愛した起雲閣。
太宰治は、ここに滞在している時に、人間失格を執筆したそうです。
どの部屋からもお庭が見えて、緑がまぶしい
浴室もそのまま残っていました。
思ったよりも広くて、じっくり見学していると、意外と時間がかかります。
まぶしい緑をまったりと眺めながらの、ノスタルジックなひと時でした
「起雲閣」(きうんかく)
http://www.city.atami.shizuoka.jp/2nd/kiunkaku/