第21話
ソンクラーンがチュンポーンから電話をかけてきたことを突き止めたアノンは、さっそく夜のうちにチュンポーンへ向かうことに。母は心配して止めますが、「今ここで逃げられたら、もう会うチャンスはないかもしれない」ときっぱり言うアノン。「息子だったとしたら、会えなくなるなんて耐えられない」というアノンに、母も反論ができません。翌日、国外逃亡をすることに決めたドゥアン。ソンクラーンは置いていく、ということにゲーオは身を引き裂かれる思いでいました。浮かない気分のまま床に就きます。ファーの父は、ファーの部屋に盗聴器を仕掛けていました。約束の時間に携帯電話のSIMを入れ替えようとしたファーでしたが、隠しておいた場所からSIMが見つかりません。SIMを探すうち、盗聴器を見つけてしまったファーは、父親に感づかれたことに気付きます。
ソンクラーンからの電話が鳴ります。ためらいながらも電話を取ろうとするファーの父たち。すばやく電話を取り上げたファーは、父に盗聴器を見せながら「どういうこと?」と迫ります。「悪いとは思ってる。でもこうするしかなかった」と弁解する父に、ファーは裏切られた気持ちでいっぱいになります。「私の気持ちを仕事に利用したのね」と涙を流すファーに、父は、ソンクラーンが母と慕う女性は、19年前の事件の容疑者で、ソンクラーンはアノンの息子、つまりゲーオとソンクラーンに親子関係はないことをファーに告げます。「嘘」と信じられないファーに、携帯電話を返すよう迫る父。ファーは電話を持ったままその場から逃げ出します。電話が通じないことにソンクラーンはファーの身になにかあったことを悟ります。一方、アノンの行く先をアノンの母に尋ねるもうまくかわされてしまうヌーレック。アノンのPCから、アノンが向かったのはチュンポーンだと知ります。そのころアノンはゲーオを探してチュンポーンに到着していました。振り返れば視界に入る位置にいたのに、まだお互い気付きません。
船を出してもらう予定の男のもとへ向かうドゥアンとゲーオ。早速出航の時間を確認します。一方、アノンはソンクラーンが電話をかけてきた番号を頼りに、公衆電話をしらみつぶしにあたっていましたが、なかなかそれらしい公衆電話を探し出せません。ヌーレックはファーの父親に電話をかけます。「アノンの秘書です」と言って自分を信用させたヌーレックは、今アノンがチュンポーンにいることをファーの父に告げてしまいます。すぐさま車をチュンポーンへ向かわせるよう要請するファーの父親。
ゲーオはソンクラーンが自分と別れても、無事に生きていけるようにとの願いを込めて、金行へ出向き金のアクセサリーを購入します。ファーは携帯電話を取り扱っている店に向かいます。その間もソンクラーンはファーに電話をかけ続けていました。何度電話をしてもファーには繋がらず、並んでいた人に「いつまでかかるの?」などと言われ、気まずい思いをしたりします。アノンも公衆電話の番号に電話をかけ続けていました。ソンクラーンが電話をかけようとした瞬間、公衆電話から呼び出し音が鳴ります。突然のことに困惑しながらも、ソンクラーンは思わず受話器をとってしまいます。「もしもし!聴こえますか!!」と必死に呼びかけるアノン。しかしソンクラーンは一旦電話を切ってしまいます。再び電話をかけると今度は話中になったことから、アノンは「今電話を使っている!」と気付きます。
「ソンクラーンを救うためなんだ!」まぁ一理ある説得ではありますが・・・。
引っ張ります!!ヌーレックが余計なことをして混乱を招いていますが、遅かれ早かれ、ソンクラーンの居所、そしてゲーオの居所はアノンにも警察にも明らかになりそうです。捜査のため、いや、自分の因縁のためファーを捜査に利用したファーの父。確かに仕方のないことだったのかもしれないけど、ファーにとっては利用された気持ちになって当然でしょう。ファーはファーのやり方でソンクラーンを助けようとしています。ファーにとってソンクラーンは大切な友人以上の人物。ソンクラーンとゲーオの絆もソンクラーンを想うファーにとっては大切にしたいものなのです。本当に3人はソンクラーンを置いて密航してしまうのでしょうか。そしてソンクラーンは、アノンが父だと気付くのでしょうか。
ソンクラーンがチュンポーンから電話をかけてきたことを突き止めたアノンは、さっそく夜のうちにチュンポーンへ向かうことに。母は心配して止めますが、「今ここで逃げられたら、もう会うチャンスはないかもしれない」ときっぱり言うアノン。「息子だったとしたら、会えなくなるなんて耐えられない」というアノンに、母も反論ができません。翌日、国外逃亡をすることに決めたドゥアン。ソンクラーンは置いていく、ということにゲーオは身を引き裂かれる思いでいました。浮かない気分のまま床に就きます。ファーの父は、ファーの部屋に盗聴器を仕掛けていました。約束の時間に携帯電話のSIMを入れ替えようとしたファーでしたが、隠しておいた場所からSIMが見つかりません。SIMを探すうち、盗聴器を見つけてしまったファーは、父親に感づかれたことに気付きます。
ソンクラーンからの電話が鳴ります。ためらいながらも電話を取ろうとするファーの父たち。すばやく電話を取り上げたファーは、父に盗聴器を見せながら「どういうこと?」と迫ります。「悪いとは思ってる。でもこうするしかなかった」と弁解する父に、ファーは裏切られた気持ちでいっぱいになります。「私の気持ちを仕事に利用したのね」と涙を流すファーに、父は、ソンクラーンが母と慕う女性は、19年前の事件の容疑者で、ソンクラーンはアノンの息子、つまりゲーオとソンクラーンに親子関係はないことをファーに告げます。「嘘」と信じられないファーに、携帯電話を返すよう迫る父。ファーは電話を持ったままその場から逃げ出します。電話が通じないことにソンクラーンはファーの身になにかあったことを悟ります。一方、アノンの行く先をアノンの母に尋ねるもうまくかわされてしまうヌーレック。アノンのPCから、アノンが向かったのはチュンポーンだと知ります。そのころアノンはゲーオを探してチュンポーンに到着していました。振り返れば視界に入る位置にいたのに、まだお互い気付きません。
船を出してもらう予定の男のもとへ向かうドゥアンとゲーオ。早速出航の時間を確認します。一方、アノンはソンクラーンが電話をかけてきた番号を頼りに、公衆電話をしらみつぶしにあたっていましたが、なかなかそれらしい公衆電話を探し出せません。ヌーレックはファーの父親に電話をかけます。「アノンの秘書です」と言って自分を信用させたヌーレックは、今アノンがチュンポーンにいることをファーの父に告げてしまいます。すぐさま車をチュンポーンへ向かわせるよう要請するファーの父親。
ゲーオはソンクラーンが自分と別れても、無事に生きていけるようにとの願いを込めて、金行へ出向き金のアクセサリーを購入します。ファーは携帯電話を取り扱っている店に向かいます。その間もソンクラーンはファーに電話をかけ続けていました。何度電話をしてもファーには繋がらず、並んでいた人に「いつまでかかるの?」などと言われ、気まずい思いをしたりします。アノンも公衆電話の番号に電話をかけ続けていました。ソンクラーンが電話をかけようとした瞬間、公衆電話から呼び出し音が鳴ります。突然のことに困惑しながらも、ソンクラーンは思わず受話器をとってしまいます。「もしもし!聴こえますか!!」と必死に呼びかけるアノン。しかしソンクラーンは一旦電話を切ってしまいます。再び電話をかけると今度は話中になったことから、アノンは「今電話を使っている!」と気付きます。
「ソンクラーンを救うためなんだ!」まぁ一理ある説得ではありますが・・・。
引っ張ります!!ヌーレックが余計なことをして混乱を招いていますが、遅かれ早かれ、ソンクラーンの居所、そしてゲーオの居所はアノンにも警察にも明らかになりそうです。捜査のため、いや、自分の因縁のためファーを捜査に利用したファーの父。確かに仕方のないことだったのかもしれないけど、ファーにとっては利用された気持ちになって当然でしょう。ファーはファーのやり方でソンクラーンを助けようとしています。ファーにとってソンクラーンは大切な友人以上の人物。ソンクラーンとゲーオの絆もソンクラーンを想うファーにとっては大切にしたいものなのです。本当に3人はソンクラーンを置いて密航してしまうのでしょうか。そしてソンクラーンは、アノンが父だと気付くのでしょうか。