チケット持って、おさんぽ行こう

ディズニー・映画・ミュージカル関連を中心とした
気ままな体験・鑑賞記録ブログ

アイーダ

2009-10-28 23:13:12 | 劇団四季
今日マチネで観てきました!
関西から東京に来るのは今か今かと待ち続け、
ウィキッド以来の海劇場&濱田さんでかなーり楽しみにしてたんです
今回はケチらずS席にしたので、先行発売初日にネットで粘った甲斐あり一階10列目♪

キャスト表



以下ネタバレあり!!

四季版のサントラを聴いていましたが、改めて曲が良い~
エルトン・ジョンとティム・ライスのコンビは凄いなぁ。
曲が良いだけに、舞台装置とか演出の華やかさが若干足りないのが残念
下手に豪華すぎるとオペラ版と比較されるのもあるんでしょうけど。
人物をシルエットっぽくしたり、うま~くシンプルにまとめてはいたのは良かったです。
でもウィキッドの後だったのもあり、作りのチープっぽさを感じてしまってちと寂しい気分はありました(苦笑)

『アイーダ』は中学生の時音楽の授業で
オペラのビデオを観ていたのでストーリーは把握。
その時は(アイーダってタイトルになってるくせにいまいちキャラが薄い‥)と思ったのですが、
今回は全然違う濱田さん演じるアイーダは本当に素晴らしくて感動でした‥
ラダメスとの出会いから恋に至るまでや、ヌビアの王女としての心の変動など‥
アイーダの内面的な部分を深く掘り下げてくれました。
強い女性ってところがまたいいですね。
やっぱり濱田さんは演技力+歌唱力が半端ないですっっ!!
四季で一番好きな女優さんです

ラダメスの金田さんは歌い方がCDの阿久津さんより好きでした。
(BW版だとレントのロジャーが歌ってるし、ロックっぽさを求めててそれはそれで好きだけど。)
ただ演技がなぁ~‥。頑張ってください(苦笑)

アムネリスの五東さんは安心して観ることができました♪
実はオペラで観た時一番印象に残ったのがアムネリスなんですよね。
ラダメスとアイーダの関係を知って訴えてしまうけれど、自分の行いに後悔するところが決して悪役でないし人間臭い。
ミュージカルだとどんな風に表現されるのかなぁと思ってましたが、
贅沢三昧な生活(「お洒落は私の切り札」のファッションショーは華やかでした)の中での寂しさを見せたり、
一人の女性として悩む姿が印象的。
個人的にはもう少しラストの裁判のシーンでアイーダとラダメスに対する感情をもっと見せて欲しかった
もちろんその前に苦悩するシーンはあったし”女王として”という責任感がよく出ていましたが、
信頼していた二人を生き埋めにするわけで、そこんとこの苦しみが見たかったです

本当に曲が良いしオペラとはまた違った作品に仕上がっていたので
BWであまりウケなかったらしいのが非常にもったいない
せっかくだから映像化とかしていただきたいところです。
今までそんな企画の噂を聞いたことがないので、おそらく制作費に莫大なお金がかかってしまうからと推測。
もし実写は無理だとしたら、そしたらディズニーだしアニメで観たいかも!日本で流行ってるプリンセス増えるし!!(笑
あ、でもそうするとハッピーエンドに無理矢理されてしまうのかな‥それだったら嫌だ~
と、勝手に妄想する私でありました(苦笑)


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