DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

介護タクシーを使ってみた印象と問題点

2017-08-01 00:32:58 | 雑感

 31日、今日は通院の日。介護タクシーを使って通院する初日だ。約束の時間にきちんと来た。今日の往路の係りは中年の女性だった。出かける準備を整えて、エレベータで下りていくと、係りの人が待っていた。車椅子を押す役目を交代、この後は、病院に着くまで、介護タクシーの管理下にある。最近、自分の運転にやや危なっかしさを感じている私としては、人に任せて安心安心というわけだ。

 介護タクシーの車種は、軽ワゴン。後部の扉を開いて、スロープを下ろす。車椅子を引き上げるためのウィンチを車椅子に取り付け、ウィンチを作動させると、ゆっくりと引っ張られ車椅子が上がっていく。上がり終わると、車椅子を固定するベルトを車椅子に引っ掛け、再びウィンチを動かしピンと張った状態にする。その後、シートベルトを付けて乗車の作業は終了。

 私は助手席に座る。さすがに軽ワゴンだから狭く、短い私の足でも使えてしまうという代物だ。しかし、そんなに遠い距離ではないので、がまんがまん。運転手は、「発射します。」「右に曲がります。」「左に曲がります。」など、車の動きを予め教えてくれる。さすがにプロだ。ちゃんと訓練を受けているようだ。ただし、軽ワゴン、衝突したら被害は甚大になりそうだ。15分ほどで、病院に着いた。帰りの予定時間を伝えると、介護タクシーは次の現場に移動するのだろうか、すぐに病院から離れていった。

 病院に着いて、診察を待っている時に、妻が「ヘッドレストがなくて、首が疲れた!」と言う。確かに、首の筋肉が大分弱ってきて、頭を支えるのが難しくなってきている妻にとっては、カーブを曲がるとき、発信するとき、停車するとき、その時々にGが掛かる。頭の姿勢を維持しているのは大変そうだ。ヘッドレストの付いた車椅子の使用を早速検討する必要がありそうだと思う。

 診察が終わって診察室を出ると、既に介護タクシーの業者が待っていた。復路の係りは男性(社長)、契約の時にあった人だった。車への乗車は朝と同じ手順、ただし、車種が違っていた。何でもエンジンが運転席の下にあるため、少し室内が広いらしい。車椅子を入れた後部も、助手席も少し余裕がある。運転はどうか?男性だから少し自信があるのだろうか?カーブの切り方が朝の女性のときよりも少しきつい。妻から首の話を聞いていたので、カーブを曲がるときなど、妻の様子が気になり、振り返ってみたりしていた。でもまあ、私の運転よりは安全そうだ!道路は空いていた往路と同じで15分程度で無事着いた。車に予備の車椅子を載せていたようなので、ヘッドレストが付いているか聞いてみると、付いていないとの答えが返ってきた。一般の利用者の場合、首の筋肉がしっかりしているので、それ程問題にならないのかも知れないと思った。

 介護タクシー、使ってみた印象は、概ね合格点、特に問題となるようなところはなかった。これは介護タクシーの問題というよりも、車椅子の問題で、ヘッドレストはやはり早いうちに付いた車椅子に交換してもらう必要がありそうだ。来月ケースカンファレンスまでにケアーマネージャーに相談して、車椅子をどうするか検討する必要がありそうだ。

 話は、ヘッドレストの付いている車椅子を使うようにすれば良いだけなのだが、一つ考えなくてはならないことがある。今の車椅子、美容院に行ったとき、車椅子に座った状態でカットをしてもらっているが、ヘッドレストが付いていて傾斜が付いている車椅子だとカットをするのは難しいことになるのではないかという心配が出てきた。リクライニングが付いて、なおかつ、ヘッドレストが簡単に取り外せる車椅子があれば、即解決なのだが、これから車椅子の機種を検討したいと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする