DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

トイレに行くのも大変になってきた!

2016-03-01 00:05:07 | 雑感

 妻の病気の進行は一段と進み介助の必要なところが大分増えてきた。トイレの所に行くには、普段いる位置から玄関に繋がる廊下まで、歩行器で4メートルくらい移動し、それから廊下に上がる必要がある。段差にして15cm程度だが、妻にはそれがかなり大変なようだ。また、廊下に上がってから1メートル先にトイレのドアがある。さらに、トイレは廊下よりも7cm程低くなっている。ドアを開けて中に入るとき、方向転換も必要になる。それからトイレでズボンを下ろしたり、上げたりの動作が必要あるのだが、トイレに辿り着いた頃には、力を使い果たし、力が出ない状態になって、その後の動作が上手くできなくなってきた。捕まらずに立っていられる時間は一瞬で、その日、その時の状態が大きく影響し、上手くできないことも増えてきた。そんなこんなで、トイレに行くと私に告げるようになってきた。廊下に上がるとき、トイレに入るまでの1メートル程度の距離を移動するとき、トイレから戻るときなど、身近にいて介助するようにしなければならなくなってきた。また、疲れすぎているときは、手を洗うこともできなくなり、手を蒸しタオルで拭いてあげる必要もでてきた。まあ、そんなこんなで、私が家を離れることができる時間は相当短くなってきた。

 これまで頑張って自立して動作していたが、これからは、全てにわたってどんどん介助が必要な場面が増えてくることだろう。手を拭く、顔を拭く、体を拭く、歯磨きをするなど、いかに彼女の要求をクリアーしていくか、頭の痛いことだ。でも、他の人がやると、遠慮があって、言いたいことも言えないようなので、それもかわいそうだと思う。まあ、やれるところまでやるしかないかと思っている。それにしても、普段日常的にやっている簡単な動作でも、それを介助してやろうとすると、いかに大変なことなことなのかを改めて分かったような気がする。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする