悠々自適な独り言

自由気ままな独り言です

地域に根差したスポンサー

2005年05月24日 | サッカー
一昨日の北信越リーグ2部の試合。いつもなら
バックの丘に座って見るので少し距離があり、
よくわからないのですが、今回はメイン側へ
行ったので距離が近く、選手の背中が良く
見えたのです。そこに書いてあったのは
『蔦屋書店』の文字。

フランチャイズである蔦屋書店は、私が
知ってる限り新潟で3系統あるけど、
おそらくアルビのオフィシャルクラブ
スポンサーS(この“S”は何だろう?
special? super? surprise?)である
トップカルチャー様だと思うのです。

このトップ新潟、前身は新潟県No.2の
サッカーチーム、新潟蹴友会。
アルビレックス新潟がJFL昇格したことにより、
県代表の座が空いた98年の天皇杯は、この
蹴友会が県代表として出場。しかし翌年から
学生の若い力に勝てず、県代表は新潟大学、
その翌年からはアップルスポーツカレッジ
(現ジャパンサッカーカレッジ)に県代表の
座を明け渡し、万年2位となってしまった。
そして2年ほど前、アルビレックス新潟ユース
に破れ、その2位の座をも明け渡すことに
なった。

蹴友会は、当時県1部リーグを戦っていた
新潟ナポリと合併し、トップ新潟と名前を
変えて昨年から北信越リーグ2部を
戦っている。数年前、蹴友会の試合を
見に行った時は、サポーターがついて
応援していた(恐らく家族の人だと思う)
けど、今ではそういう応援があるわけでもない。

そして、一昨日の観客を見ても、ホーム側に
いるのはどう見ても家族の人だし、他の
観客と言えば、私ともう一人、そして
バックで寝そべってる2人だけ。バックからは
見えないくらいの背中の文字。宣伝効果は
あるのだろうかと余計な心配までしてしまいます。
トップ新潟にホームページがあるわけでもなく、
また新潟県サッカー協会(北信越サッカー協会本部)
にも、試合日程が書いてあるわけではなく
(県リーグは4部までしっかり載ってるのに)、
見に来る人など、まずいないだろうと思われる
この試合。(そういえばバックで見てた2人組は
どーやって知ったんだろ!?)ここにスポンサード
するなんて、すごいよ。
こうやって『地域密着』のスポンサードしたいん
だろうな。
好きになってしまったよ、トップカルチャーさん。