どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ミリオンダラーベイビー」

2005年06月15日 | 映画
今日は休み。ひたすら眠り、夕方から映画を観る事に。「ミリオンダラーベイビー」というアカデミー賞を獲りまくった映画。アカデミー賞を獲る映画って素晴らしいものというイメージが僕には無くて逆にな~んだって感じのものが多いしイーストウッド監督の前作「ミスティック・リバー」のラストには納得出来ないものがあった為、この映画もどうなのかなぁ~と半信半疑で見始めました。実際観てみると流石といいますか、ぐいぐいと物語の中に入ってゆけて見入ってしまう。脇役も見事に描かれていて良い。しかし、途中で最後はどうなるのかという事がふと気になり少し考える間が出来てしまい、その時に結末が読めてしまったし、あ~やっぱりイーストウッドの作る映画っていつも一緒だなぁと思ってしまう。結局どの映画でも一方的な個人の見方あるいは軍隊の見方で○○という行為を結局、正当化するというか美化した感じのものになってしまうのです。そこに切なさややるせなさも含まれるので良いのですが冷静に考えるとどうなの?それって間違ってないか?って思うのです。アメリカ的な考え方だよな~それって!って僕なんかは思う訳です。特に前作ではね。僕の予想は大当たり!やっぱりそういう展開にどんどんなってゆき思った通りの結末へ。しかし、今回はその結末にも納得。そこまで行く課程がしっかり描かれてたしキャラクターの気持ちもよく伝わったから。最後はいつもと同じくなんとも言えない感覚にもなりましたが納得のいくものだったので心にしんみりと残りました。

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今日もバタバタ仕事 「ゴシップ」

2005年06月14日 | ノンジャンル
今日も朝から合成作業。制作さんに起こされる。う~ん、眠いしんどいです。トイレで目を覚まして戻ると監督も来ていた。それからスーパー入れ作業だけどもいきなりちょっと難しい注文。なかなか形に出来ずイライラ。次々とお客さんがやってきて色々やって修正したり合成したり追加で色々やったりして朝からヘロヘロ。クライアントの来る時間に。ギリギリ全て形にする。試写したらああだこうだと色々注文。多くの人が色々言うので何が本当に必要でやりたい事なのかが分からない程の収集つかない感じ。お手上げ状態でしたが一番発言権のありそうな人の言う事を聞いていればなんとなくまとまる方向のご様子。それがCMにとって良い事かどうかは疑問に思いつつもそのようにする。スーパー要素に関してだけの指摘だったので助かりました。なんやかんやと色々と問題もありましたが無事完成。久々に疲れる仕事でした。タイプも似たようなもんですが沢山ありチェックも集中力がいるので大変。素材整理していらない素材消すだけでもデータ重すぎて時間かかる。しかし、今日こそは早くお家に帰って風呂に入るぞと黙々と作業。時間的に今回は形にするだけで精一杯だったような感がして残念!色々と問題点や完成したものに対しても納得いかない所はあるものの正直疲れましたので今日は終わりにしたい。
改めて時間がとれれば気になる所の詰めの作業もしたい所だがほとんど全部ふりだしに戻らないといけない事になるしな。お腹も空いて疲れもピーク。なんとか電車のある時間に終わらせて帰宅出来ました。明日は休みだ。ゆっくり寝よう。
と思ったが深夜にTVでやってた映画を見始めたら止まらず。「ゴシップ」という映画。
何人か知ってる役者も出ていてぐいぐいと惹き込まれた。だけど途中でラストが読めてしまい
どうなの?結末は?って見てたらやっぱりその通りの結末でした。やっぱり!だけど、色々と考えさせられるテーマもありました。見終わってすぐに寝る。
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延々と合成作業

2005年06月13日 | ノンジャンル
今日は朝からひたすら合成仕事。全篇合成ものでやる事いっぱい。カメラ動いてるし、毛の生えたもの達でグリーンバックの写り込みが激しい。最初は地道にきっちりやってましたが、もはや終わらない気配もしてきた。明日の昼までには形にしないといけないのです。う~ん。深夜過ぎてからスパートをかける。とりあえず形にしないといけないのだ!と。アシスタントは病み上がりで辛そう。余計にプレッシャー。とりあえず途中で寝てもらう。そして朝までひたすら合成作業をしてなんとか形になった所で解散。更に少し作業進めるが、流石にしんどくてそのまま後ろのソファーにてダウン。そんな1日でした。
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「スピーシーズ」

2005年06月12日 | 映画
今日は休み。ひたすら寝て起きてを繰り返す。しかし日中は暑かったなぁ。ぐだぐだ。
夜中にTVで「スピーシーズ」やってて久々に観る。いい役者が結構出てるB級?モンスタームービー。全体的にはまあまあの映画だが何度観てもそれなりに楽しめる映画。変身特殊メイクとCGが半々の面白映画。最近のCGばかりの映画よりはこちらの方のようにCGは少しだけという映画の方が僕は好きだな。それから風呂入ってから、日記をまとめて書き書きしてたら、もうすでに外は明るいよ。今日も朝から仕事なのに昼夜逆転状態に戻ってる。今からでも寝ましょうかな。
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SDHD満腹中華

2005年06月11日 | ノンジャンル
今日はCM仕事。SDな仕事だけども素材はHDで部分的に使う素材をトリミングしたりとHD対応の編集室で行なう作業。全部そこで出来ればいいのだが来週はSDの編集室で作業なので。
たまたまどちらの編集室も空いてたので両方使って作業進める。全篇、合成ものだ。SDで繋いで仮合成してみて本当に必要な所をチェックしてからHDの素材を抜き出す事にした。
結構、大変そうだ。データも改訂しまくっていて分かりずらい。繋ぐだけで時間かかったなぁ。
でも、なんとか無事終了し、仕込みも無事終了。来週はいきなり合成作業に専念出来ます。
終わって外食する事になる。制作さんは家が近所らしい。ローカルな話題しつつビール飲んで中華料理食べまくり。調子乗って注文しすぎてお腹いっぱい状態でもう食べれません。そしたらお店のおばちゃんがお持ち帰り用の容器にキムチチャーハン入れてくれておみやげモードにしてくれた。明日の昼御飯はこれで決まり!っちゅう事でホカホカの容器をリュックに入れて帰宅。
帰ったらお腹いっぱいな上にビールのせいで眠気いっぱい。風呂にも入らずにすぐに眠りにつきました。
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「インディアン・サマー」

2005年06月10日 | 映画
今日は昼から「インディアン・サマー」という映画の試写に行く。撮影の蔦井氏より試写状をもらったので。一番前の席で観たのだがスクリーンにある無数の小さな穴がはっきりと分かり気になる。小さな試写室だとちゃんとしたスクリーンは画面が明るすぎてスクリーンそのものが目立ってしまう。席とスクリーンの距離があればいいんだろうけどね。この狭さならはSCUM2000のように絵のキャンバスの方がスクリーンとしては良い気がするのはSCUMに慣れたせい?白の飛んだ画面の多い画だったからそう感じたのかな?ってそろそろスクリーンの話は置いといて映画のお話へ。内容をよく知らないまま観たのですが、最初の30分ぐらいはなかなか話の筋が読めなくて勘違い連発の理解力の僕には色々と違う捉え方をしていました。話が進むにつれてその誤解も修正されてゆくんですが、映画の構成が最近よくある前後関係入れ替え時間軸バラバラ映画の方式です。内容を考えればなるほどと思うのですが感情移入するにはちょっと困難な印象も。とても最初は斬新だとも思いましたが似た感じの顔の役者さんも結構いてちょっとごっちゃになりました。この手の手法は最近、自主映画なんかでもよく観るのでなんだかそんなに違いは感じない。役者もいい芝居をしているのですが時々なんだか演技臭いというかそんな場面もあった。案外、自主映画の無名の役者の方がリアルというか自然かも。って思ったり。観ていて思ったのは「君のいた夏」という映画。この映画大好きなんですが、いなくなった女性を探す旅?というような点で一致。色々な事を思い出しながら進む。後半に進むにつれて話にも入り込めて綺麗で爽やかな印象も残す映画となってくる。終わってから沢山の印象的なシーンや場面がイメージに残るという映画でした。しかし、一番印象的なシーンというのは既に僕は見せてもらっていたので逆に先が予測出来るというかあのシーンは最後のシーンだったのね。とか思っちゃう。でも、全体的にいい映画でしたよ。昔の夢だとか現在の生活だとか気付かない幸せだとか家族とか色んな事を思い出させてくれる映画です。なんか、そういうホッとする瞬間に戻れるような感じのする映画。なんか僕もそんな懐かしい人に映画のような美しい景色で会って
ぼ~っと長い事、過ごしたい気になりました。
映画観た後で雨の渋谷をうろうろする。知人を2人も見かける。全く渋谷って所は人が多い訳だ。TVでも紹介されたと書いてある某有名なのかよく知らないラーメン屋に入り食事する。客は1人もいないじゃん。長崎とんこつラーメンを食べる。まぁまぁ美味しいけどこんなもんかって感じでした。結構後味残る。お腹いっぱい。

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「えんとつの上、星空の下」

2005年06月10日 | 舞台、ライブ
それから新宿のシアターブラッツへ「えんとつの上、星空の下」という舞台を観に行く。
年末に「変身」に出演してもらった三野さんの出ている芝居。他にジョニーという人が出てるがあの僕の知ってるジョニーさんなのかな?と観に行く。すると入り口で「油揚げの儀式」の広瀬役の立石くんに会う。という事はやっぱり、あのジョニーだ!と解決。立石くんとは久々の再会。あんまり変わってない感じ。雨にもかかわらず予約でいっぱいらしく予約してない僕はキャンセル待ちとなった。そんなに人気なの?コレ!って驚く。10分待ってくれと言われて待ってると入れる事になった。やっぱり雨やからね。しかし、舞台前の狭い座布団席しか空いておらず体丸めてキツい体制で観るはめに。幸い壁側だったので壁にもたれて観る事が出来てラッキーだったけども腰とお尻が痛かったっす。どんな舞台だったかというと火葬場のお話。前半は真面目な感じのする展開でちょっと地味な印象。家族のお話。だけどあんまり哀しみが出ておらず、なんだかお葬式というか火葬場な感じがしない。実際、たしかに賑やか系ではあるのだろうがなんか違和感あり。しかし、途中で登場したおかしな会社の同僚役の女性が出てきてからは爆笑路線に早変わり。なんとも見事な絶妙の笑いを取ってました。みなそれぞれ個性的でいい味だしてたんですけどあれには負けるわな。そんな感じで観てたらお話にぐいぐい惹き込まれ最後にはなんと感動的なファンタジーの世界に突入です。この以外な変化の多い物語はお見事。久々の舞台らしい良き物語と芝居を見せてもらったと大満足でした。舞台効果も良くて最後は舞台だけども映画のよう。僕の大好きな映画「スターマン」を彷彿とさせる音楽と照明効果の中で繰り広げられる愛と別れのシーンは最高。ここでの三野さんの芝居は光ってました。実に素晴らしいラストシーンでした。って映画じゃないんで何と書けばいいのか分かりませんが良かった。
終わって三野さんやジョニーさんと話してから新宿で寄道しつつ帰りました。
そう、今月末には三野さんに朗読を担当してもらった僕の映画というか加藤の絵本の映像版「螺旋家」が上映されます。そろそろ告知しなきゃです。6月29日(水)にカヒロという人のライブ・イベント「リリカルファンファーレvol2」にて。折角、音楽のライブイベントなのでただ映画の上映してもつまらないだろうという事で朗読のみが入ったバージョンを上映して音楽は勝手に好きなように即興で演奏しておくれ!とお願いしてみた。そしたら、なんだかマジになったのか本気?で音楽を付けるみたいな事も言っていた。なんにしてもちょっと面白そうな展開になってきてる。平日ですが是非、観に、そして聴きに来て下さいです。
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タクシー帰り

2005年06月09日 | ノンジャンル
今日は朝からお仕事2本立て。夜更かしのせいでちょっと眠い。まぁいい感じで進み、次の仕事へ。こちらは沢山作る仕事で簡単だけども素材のありかが分散していてちょっと面倒な仕事でした。ほとんどお任せで地道に作業して問題無くいい感じで終わるが電車はもう無くなってしまった。お客にタクシー代を貰って久々にタクシーで帰宅。iPODで音楽聴きながら帰宅。キャプテン・ビーフハートを聴く。いいね。今度、他のアルバムも聴いてみたいっす。

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サッカー

2005年06月08日 | ノンジャンル
今日は昼から某会社へ某マシンの開発者との会合に出席。あんな事やこんな事をきいたり、どうなの?って聞いたりととても書けないような情報を知る機会でありましたが、ほとんど英語の会話ですから詳しくはよく分からない。まあ、要望等色々と聞いてくれたので今後、改善されて良くなる事をただ期待します。まぁ、そんな訳で長い会合となり今日行なわれるサッカーの試合も観る事は出来ませんでした。終わって食事に連れていってもらいおでんを御馳走になりビール飲んで話をしてお家へ帰る。TVでサッカーを観ようとするがあんまりやってない。どうやら散々、そういう放送は終了した模様。勝った事だけは分かるのだが映像は観れず。風呂に入ってからTV観てると忘れたけどどこかとどこかの試合やっててぼ~っと観る。そしたら次に日本と北朝鮮の試合の再放送が始まり、結構遅い時間だけども観てしまう。とりあえずゴール・シーンを観てみたいと観始めたのだが、なかなかそんなシーンは訪れず前半は終了。すぐに観れると思ったのにね。そろそろ明日も早いし寝なきゃと思いつつ眠くなってきた。後半を観ててやっとゴール・シーンが観れる。もはや眠眠だったので「おお、これか!」と思ったけども一瞬の出来事という感じ。2点取った筈だからもう1回そういうのが観れるのだと思うけども、そのまま眠ってしまいました。勝ったと分かってて観るのは安心して観れるし、とてもいいんだけども、緊張感というものが全く無くて案外退屈なものなんだなぁと思いました。とにかく、おめでとう!ですね。
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「フォーガットン」

2005年06月07日 | 映画
今日は徹夜明けで休みの予定でしたが、昨日早く終わって帰れたので普通な休みとなりました。
昼過ぎまでゆっくりと寝てから映画を見ました。「フォーガットン」という映画。内容はサスペンス・スリラー系。最近見たその手の映画はどれも結末が同じパターンが続きガッカリものが多かったので、もしかしてこの映画もまたしても二重人格もの?って気もしてガッカリさせられるかとも思いましたが、とりあえずそれっぽい兆候は以外な展開で覆してくれて、それだけでも良かった~って感じでしたわ。でもですね。途中で読めちゃうんですね。だけども、まさか、そんな展開って事はないでしょう?と思いながら見てたのでそんな展開になった時には違った意味で驚きました。ええ!やっぱりそういう事!それでいいの?最後に実は・・ってどう持って行くのか?とも思いましたがそんな感じでなんか普通にあっさりと終わってしまいました。???って感じでしたが、まぁ嫌いじゃないかな。とりあえず最近のスリラーものにありがちな結末では無かっただけでも良かったとしよう。途中、あっけにとられるような特殊視覚効果なシーンがあり印象的。予告篇でも使われてたのですがあれは予告篇で見なかったら良かったのに・・とも思いました。なんの予備知識も無く見たらもっとあっけにとられたと思う。この手の映画は話や結末は書けませんがちょっと見てみる価値はあるんじゃないかな。とお勧めします。たまにはこういう映画も見るのもいいんじゃない?って感覚で。凄く面白いからとか傑作だからとかいう訳では無くてちょっと面白いかも!見てみてよ!っていう気分です。あの映画観た?と聞かれたら観た見た!あれでしょ!どうだった?って話が弾みそうな映画です。誰か観た人いたら語り会いましょう。
公式サイト http://www.forgotten.jp/

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映画のCM仕事

2005年06月06日 | ノンジャンル
今日は朝からお仕事。CM仕事だけど映画のCM仕事。ほとんど本編とは関係ないような新撮ものなので、なかなか遊び感覚で面白く仕事が出来ました。まぁCMの内容は本当におバカでくだらなくてしょうがない感じです。僕はそういうのが大好きだから、心の中でくだらねぇ~!と思いながらも楽しんでました。まずは「見なきゃ損!」って最後にキメル、バージョンが放送される筈です。7月公開の某逆境映画、本編も凄く評判いいので僕も見たいと思います。
順調に進み結構早い時間には完成して担当者のチェック待ち状態。ず~っとそれ待ちになりましたが、ゆっくり過ごしチェックも何も問題無く終わり終了!
御飯を食べていい時間に帰りました。
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【魁☆やまうちようこ生誕祭】

2005年06月05日 | 自主映画
今日は山内洋子監督の上映会。SCUM2000にて、本当は昨日が誕生日だが生誕祭という事でお誕生日を祝うイベントでもあった。今回の上映会では主催者ではあるが基本的に本人のやりたいように好きにやってもらう事にしたので、今日初めて知る段取りも多かったがまぁ臨機応変に無事対応出来て楽しく盛況に終了した。何よりも山内監督が嬉しそうに弾けていたので良かったなと思いました。作品はいくつか見た事はあったが本日全て見る事が出来て思ったのは、どれも似たテーマを扱っているという事。映像で見せるという所。女の本音や情念というかどろどろしたものや、強い面や弱い面を描いていた。僕にはあんな映画は作れません。凄いです。

<乙女のマチネ>
「ラブハンターチャンス」28分 
ポップで軽いコメディ風の映画。だけど嫉妬や傲慢さなんかが描かれた恐ろしい映画でもある。
オブラートに包まれてるけどもどす黒いものが渦巻いてる感じ?何故か突然ミュージカル仕立てだったりととても楽しい作り。ぶっ飛んだ展開で戦場のシーンはどこでどうやって撮影されたのでしょう?と思いました。

「濡れないジョロウ蜘蛛」14分 
今日見た中で一番良かった。先日見た処女作と同じような感じでしたが最新作だけあって技術的にはこちらは凄く進化している。見終わった感じではこれが一番恐ろしげに感じるホラー風な印象を受けるが実は哀しい物語です。映像も美しく綺麗で良かった。印象的なのはスイカの種のシーンや包帯だらけのシーン。そして傘が落っこちる所。傘というモチーフがよく使われます。
色んな作品を見た後で見ると、なんだか集大成といった感じがしました。

「美術監督・木村威夫メイキング」 10分
美術監督・木村威夫さんのドキュメンタリー映画。「蒸発旅日記」という映画での仕事を追っている。この映画、知らなかったが美術がとても面白い。本編も見たくなった。「ピストルオペラ」も似た感じの美術だったがこれも木村威夫さんの仕事だったんですね。という事は現場で会った事があるのかもしれない。リアルを追求してつまらない絵になるよりはなんでもええから面白くいい絵にしようというような?感覚がいいですね。

「乙女天国・12の眼チャンネル」 5分短編×9本
 山内洋子 寺島由紀 藤井徹 の3人の監督によるそれぞれ全く異なった短編作品集。
山内監督作では「溺愛ヘルペス」が良かった。雪のシーン、そして主演の秋桜子さんの存在感が良かったです。藤井監督の「URL」も久々に見たがやっぱり面白かった。最後が笑えて好きです。

<大人のソワレ>
「蜜の匂い、みわく荘」2分 
先月の処女作特集でも上映された映画。作家の原点という感じがする。
サイレントでカメラ内編集された映画。短いがとても印象的な絵が沢山ある。これも山内宅
で撮られたのかな?色々と作品見てると「みわく荘」?とピンクレディのゴミ箱がよく出てくるので面白い。色々と手を変え品を変え同じ部屋を使い回してる様子。

「ずぶ濡れ不燃ゴミ」8分
なかなか面白い小品って感じ。イメージ映像が毎回面白いなぁ。この作品では沢山の空き缶が
カメラに向かって落っこちてくるイメージが印象的。ずぶ濡れ不燃ゴミな心境が伝わる。

「ぐずつく乳房」8分 
一度見た事があった作品だがかなりこの作品は好き。どこがどういいのかとかは書きにくいが
全体の雰囲気というか冷たく寂しい感じと共になんだか暖かいものが滲み出ているから。砂丘と傘のシーンのイメージや水と二重露光の場面等のイメージが印象的。イメージフォーラムな感じがするが母と娘と母性のような感じが単にイメージだけの何も伝わらない映画ではなく何か不思議な感じを残す映画だった。

「エロティック・煩悩ガール」19分
これも見るのは2回目、ドキュメンタリーっぽい映画で和尚との会話が笑える。お寺の人や友人との何げない会話が自然でなんとも可笑しいのが面白かった。

各作品の上映後に「紫ベビードール」というセクシーコスプレチーム?のショーが行なわれた。
上映会の映画の印象を吹飛ばす程のインパクトと盛り上がりでした。SCUM2000が本当のキャバレ-状態に!リハもやったので2回も僕は見れました。やっぱり本番の方が面白かった。プロやなあ~と思いましたよ。音の担当をしたのですが、初めて見るリハでここの所で音楽下げてここでまた上げて下さいなんて言われてはっきり言ってキッカケとか覚えてないよ状態。だけども失敗しちゃいけないな!とプチプレッシャーの中でまぁ自分なりに感覚でやりました。問題なかったと思うけどよかったのかな?ここでも山内監督登場!弾けまくってましたね。本当に嬉しそうでした。写真は紫ベビードール。ピンク色の髪なのが山内さんです。
上映会終了後、打ち上げに。おとといから毎晩、飲みに行ってるなぁ。明日の仕事も早いし、何故かお腹の調子もおかしいので終電無くならない内に帰りました。

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「豪快エロ坊主」

2005年06月04日 | 自主映画
今日は夕方から野方の方へ「豪快エロ坊主」という自主映画の上映会に行って来た。
家を出るギリギリまで寝てたので起きた時にどしゃぶりの雨が降っていたのには驚いた。
だけど野方に着いた頃には小雨になってて良かった。新宿から思いの他、電車で時間がかかったのでギリギリというかピッタリな時間に到着。沢山のお客で賑わっていて知ってる面子もそこらかしこに。ギリギリに着いたのでそんな人達と話をする間もなく上映開始です。
まずは前作「痛快エロ坊主」の上映。この作品は何度もすでに見ているのだが、今回、大画面で見てみてそのお話の良さを再認識。今まではおバカで笑える面にばかり目が行っていて単純にそういう所を笑い楽しんでいたのだが今回はしんみりした人情物語として見る事が出来てより深く大筋のテーマに対して反応出来た。それで、いい話だ。いい演技だ。と感心したのであります。
そして新作「豪快エロ坊主」の上映。僕も現在パート2ものを作っているのでパート2ものの難しさというか、さてどう変化を付けてるのかな?と興味も持ちつつ見ました。やっぱり同じような事やってるというか考えてるのね。と思いました。おバカ度が更にパワーアップしている。面白い。素直にパワーアップしてるな。という風に感じる。だけども全体的に見た時、今日は前作を見てその人情豊かな物語に感心したばかりだからか、続編の方にもそういうものを求めてしまい、そういう意味では物語的には前作の方がしんみりした話の良さがあったように思える。ちょっと悪役のボスがあまりにも○○な姿で悪事を行なう理由付けがなんじゃそりゃな感じだったので・・。まぁ、人情味が無くなった訳ではないんだけどね。だけどもキャラクターに関してはみなパワーアップしているように思えた。そこが面白かった。エロ坊主の松本さんはもちろんだが今回、僕が一番はまったキャラは小男チャーリー役の赤星さんのキャラです。面白かったっす!細かい所でクスクス笑わすパート2でした。
終わって飲み会に参加、なんと和民1件貸し切りですよ。豪快だ!大変盛り上がった飲み会でしたが明日の上映会もある事だし終電間際に帰りました。残った人達はやっぱり朝までコースだったようです。
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編集進める。

2005年06月03日 | 自主映画
朝方に目が覚める。今日の仕事は昼過ぎからなので昨日出来ずに眠ってしまった「MILKMAN2」の編集をやる。しかし、なかなか進まず。いい案配に素材が繋がらず苦戦。素材はいっぱいあるけど見直すのも大変。だけどもはや忘れてるので見直すしかない。やっぱり編集はある程度早いうちにやった方が良かったと反省。だけども時間たってるから凄く客観的に見れるという点は良い。そのせいでかマズい所はいっぱい分かるのでどうしようかな?という感じ。でもマズいといっても元々、悪いのも良し、なんでもありとしてやってるのでそれはそれで構わないのだが普通に繋ぐかどうするかで色々と試行錯誤しちゃうんです。まぁそんな感じで10秒程進んだ。だけどすでに今まで繋いだ所もいっぱい直したい所が頭にはいっぱい。でも、後でやるっちゅう事で前に進む事にしよう。という所で会社に行かねばです。作業終了。
会社に着いたら簡単な仕事。さっさと終わらせたら、急遽また簡単な仕事入れられやる。終わったらちょっと面倒臭い作業に発展してそれをやり、終わらせる。今日の最後の仕事が試写の結果無くなったという嬉しい報告が入り、素直に今日開かれる以前にやった仕事の打ち上げに参加出来る事となった。それまでまだもう少し時間があるのでパソコンで自分の映画の編集の続きでもしようかなという所。また飛び込みで仕事入らなきゃいいけど・・。
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分からない夢の世界へ

2005年06月02日 | ノンジャンル
朝電車で帰るが寝過ごしてしまい町田まで行っちゃう。それから逆戻りしたらまさにラッシュです。激混み。ふ~う。帰ってしばらくしてから寝る。かなり熟睡。夕方に電話で起こされるが今日の日付すらもはや分からない。1日無駄にしてもうそろそろ出社しないといけないのか?と思いきやまだ明け休みの日付だったのでホッとする。お腹空いたのでコンビニへ麻婆丼を食べる。それからTV見て風呂に入ってから、今日こそ「MILKMAN2」の編集進めるぞと始めるが、ベッドで寝ながら始めたらいつのまにか本当に寝ちゃった。そのまま朝までぐっすりです。
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