どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「えんとつの上、星空の下」

2005年06月10日 | 舞台、ライブ
それから新宿のシアターブラッツへ「えんとつの上、星空の下」という舞台を観に行く。
年末に「変身」に出演してもらった三野さんの出ている芝居。他にジョニーという人が出てるがあの僕の知ってるジョニーさんなのかな?と観に行く。すると入り口で「油揚げの儀式」の広瀬役の立石くんに会う。という事はやっぱり、あのジョニーだ!と解決。立石くんとは久々の再会。あんまり変わってない感じ。雨にもかかわらず予約でいっぱいらしく予約してない僕はキャンセル待ちとなった。そんなに人気なの?コレ!って驚く。10分待ってくれと言われて待ってると入れる事になった。やっぱり雨やからね。しかし、舞台前の狭い座布団席しか空いておらず体丸めてキツい体制で観るはめに。幸い壁側だったので壁にもたれて観る事が出来てラッキーだったけども腰とお尻が痛かったっす。どんな舞台だったかというと火葬場のお話。前半は真面目な感じのする展開でちょっと地味な印象。家族のお話。だけどあんまり哀しみが出ておらず、なんだかお葬式というか火葬場な感じがしない。実際、たしかに賑やか系ではあるのだろうがなんか違和感あり。しかし、途中で登場したおかしな会社の同僚役の女性が出てきてからは爆笑路線に早変わり。なんとも見事な絶妙の笑いを取ってました。みなそれぞれ個性的でいい味だしてたんですけどあれには負けるわな。そんな感じで観てたらお話にぐいぐい惹き込まれ最後にはなんと感動的なファンタジーの世界に突入です。この以外な変化の多い物語はお見事。久々の舞台らしい良き物語と芝居を見せてもらったと大満足でした。舞台効果も良くて最後は舞台だけども映画のよう。僕の大好きな映画「スターマン」を彷彿とさせる音楽と照明効果の中で繰り広げられる愛と別れのシーンは最高。ここでの三野さんの芝居は光ってました。実に素晴らしいラストシーンでした。って映画じゃないんで何と書けばいいのか分かりませんが良かった。
終わって三野さんやジョニーさんと話してから新宿で寄道しつつ帰りました。
そう、今月末には三野さんに朗読を担当してもらった僕の映画というか加藤の絵本の映像版「螺旋家」が上映されます。そろそろ告知しなきゃです。6月29日(水)にカヒロという人のライブ・イベント「リリカルファンファーレvol2」にて。折角、音楽のライブイベントなのでただ映画の上映してもつまらないだろうという事で朗読のみが入ったバージョンを上映して音楽は勝手に好きなように即興で演奏しておくれ!とお願いしてみた。そしたら、なんだかマジになったのか本気?で音楽を付けるみたいな事も言っていた。なんにしてもちょっと面白そうな展開になってきてる。平日ですが是非、観に、そして聴きに来て下さいです。
コメント    この記事についてブログを書く
« タクシー帰り | トップ | 「インディアン・サマー」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿