どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「THE TOWN THAT DREADED SUNDOWN」

2016年02月09日 | 映画
ジャケ買いしちゃった輸入盤ブルーレイで映画「THE TOWN THAT DREADED SUNDOWN」を鑑賞。
ジャケット写真にある麻袋に穴を開けただけのマスク姿の殺人鬼の出てくる実話を元にした内容のなかなかしっかりと作られた映画でした。
結構昔の事件ですが8人の男女が連続で襲われ5人が亡くなっているようです。そして犯人は捕まらず未解決のままだとか。
そんな事件の詳細と当時の捜査や街の影響なんかが描かれています。
マスク姿の犯人のビジュアルが恐ろしく無言で堂々とゲームをしているかのように人殺しをする場面は異様な迫力がありました。近年のホラー映画のような派手さは無く音楽も入らないまま淡々と描かれているのですが妙なリアル感と嘘のような異常感が同居した地味に恐ろしい印象的な場面でした。
途中で警察側のやりとりで間抜けな警官のコミカルな場面もあったりして陰惨な内容の中にちょっとしたユーモアと息抜き的なものも見せてくれてもいます。逆に変に浮いてた気もしたが印象的。後で特典映像を見て分かったのだか間抜けな警官を演じていたのはこの映画の監督さんだったようです。LD持ってて見た事あった「エビクターズ/惨殺の家」という映画を作ったのも同じ監督だったのも分かりました。
この映画の殺人鬼の風貌は完全に「13日の金曜日part2」のジェイソンと同じです。この映画の方が先に作られてるから「13金2」の方がパクったんですね。というか実在した犯人がこのような格好を本当にしていたようだから凄いですね。本物には敵いません。
恐ろしいけどこの麻袋マスクの殺人鬼のキャラクターは存在感があって好きなビジュアルです。


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