「泥の河」

DVDで映画「泥の河」を鑑賞。
小栗康平監督の映画は何本か観てるし仕事もした事があるが代表作と言われてるこの作品を観るのは初めてでした。
映像がいつも凄く綺麗でワンカットが長い印象だったのだが、この映画は比較的普通というと変だけど見やすいオーソドックスな作りの映画だったように感じた。絵は相変わらず綺麗で力のある映像でした。
主人公が子供で子供の視点から大人の世界が描かれていて色々な気持ちで物語を追う事が出来ました。
ラストの船を追う少年の姿が健気であり何故か映画「シェーン」のラストも思い出したりした。「シェーン」は殆ど忘れたけどラストだけなんか覚えている映画でした。
役者さんがリアルに存在していて絵に力のある映画だったので見応えがありあっという間に見れた映画でした。
比較的難解な感じの映画が多い印象でしたが、こういう映画も作られていたんですね。