どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「女子大生 悪魔の体験入学」

2006年05月12日 | 映画
仕事が思ったより早く終わり終電前に帰れる事になった。しかも、明日は昼からになった。
って事で帰りにBOOKOFFに寄道。500円分の今月のみのタダ券貰ったから漫画にでも引き換えようと思ったのだが、欲しい漫画が見つからず、DVDコーナーに行って色々見てたら2本立てのホラー映画DVD定価5040円が1550円で売ってた。お得だ。パッケージを見るといかにもなB級ホラー映画の2本セット。衝動買いで1050円でゲット!
「ホラー・ホテル 死霊の町」と「女子大生 悪魔の体験入学」の2本立てセットです。
帰ってから早速、「女子大生 悪魔の体験入学」原題SATAN'S SCHOOL FOR GIRLSを見る。
73年のアメリカ映画。妹の自殺の謎を探る為、悪魔崇拝がはびこる女子大学に潜入した姉の恐怖を描く。TVシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」のケイト・ジャクソンとシェリル・ラッド、映画「ヘル・ハウス」のパメラ・フランクリン出演。ってパッケージに書いてある。
凄く画質が悪い。ポジテレシネで埃や傷等がいっぱい。色もへろへろ。だが、その古めかしさが逆にいい味出していたなぁ。大阪の昼間にやってたテレビ映画劇場みたいな感じ。その安くていかがわしい感じのトーンがいい感じ。「チャーリーズ・エンジェル」の女優さんも出てるけどもパメラ・フランクリンが主役の映画。パメラ・フランクリンは「ヘル・ハウス」しか出演作は知らなかったが、それで凄く良かったので好きな女優さんでした。小さく華奢な体に大きな瞳です。ホラー映画に似合う顔です。この映画でも凄く良かったです。可愛いし。
前半はまぁボケ~っと見始めましたけど、だんだんと面白くなってきて、これはなかなか拾い物だなと夢中になって見れました。見ていて思ったのはこの映画は「サスペリア」の元ネタになった映画なんじゃないかな?類似する所が沢山です。血とかエグイ描写は全く無いが、心理的にじわじわとくる展開に悪人だと思われた人が善人だったり、善人だと思われた人が悪魔だったりと物語で恐怖を盛り立ててくれる。それに怯える素晴らしい女優さん達の表情で見ていて飽きない映画でした。ベタだけども雷の音とか光と影とかが怪奇映画っぽかったりもして怖いっていうよりも、なんかやっぱりサンテレビの昼間にやってたホラー映画観てるみたいなドキドキ感を安心して味わう事が出来る映画でした。
もう1本の映画はクリストファー・リー主演作の60年の白黒作品。最初だけ少し見たが、こちらの方が画質は綺麗。ゴミも少ないしニュープリントっぽい。また、今度じっくり深夜にでも見ましょう!
そうそう、今日は遂にぴあ主催の映画の講演やった時のギャラが振り込まれていたのでした。
たいした事喋らなかったのに、なかなかいいギャラ貰えてラッキー!

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