明日へのヒント by シキシマ博士

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「奇跡のリンゴ」 純粋な心で

2013年07月02日 18時29分46秒 | 明日のための映画
久しぶりの投稿で取り上げるのは、またしても私にとって信頼度抜群の中村義洋監督作品です。
既に多くの人に高評価されている「奇跡のリンゴ」。
私も手放しで賞賛したい、多くの人に勧めたい! そう思える映画でした!

大ヒットしている作品でも時々けなすことのある私は、友人から「面倒くさい見かたしてるなー」と呆れられることもあります。
でも、本来はこういう素直に作られた映画に単純に感動する奴なんですよ。私は。

子供の頃から研究熱心だった木村秋則(阿部サダヲ)は、リンゴ農家の娘・美栄子(菅野美穂)と見合い結婚して婿入りする。
夫婦二人でリンゴ栽培を始めるが、生産に不可欠な農薬が美栄子の体を蝕んでいることがわかる。
秋則は持ち前の研究心で、不可能と言われる「りんごの無農薬栽培」に挑むことを決意。
私財を投げ打ち、何年にもわたって挑戦を続ける。
しかし、リンゴが実ることはない。
やがて秋則の家族は周囲からは白い目で見られるようになり、孤立感と貧困にさいなまれていくことになる…
実話に基づいた作品です。
(監督:中村義洋 120分)


私は素直に感動できました。

でも、他の人の批判的な感想も目にしますね。
それは主に次のようなことです。
「無農薬栽培を無批判に体に良いとすることに異議あり。農薬を使わないとかえって良くないこともある」
「大量生産できない、一部の高級志向の人のためのものを作るより、誰にでも行き渡る食物を作るほうが大切」
その主張はわかりますが、この映画に対してそれを言うのは見当違いな気がします。
秋則が無農薬栽培に取り組んだ理由は、単純に純粋に、妻を(妻と同じ症状に苦しむ人を)思ってのこと。
誰のどんな症状にも効く万能薬を作ろうとしているわけではありません。
大量生産できないと決めつけるのも、私には「??」です。
秋則が不可能と言われた無農薬栽培を可能にしたように、今度はあなたが大量生産できるように創意工夫してみてはいかがでしょうか。

ともかく、この映画で観るべきところは、そういったところではないでしょう。
人が純粋にひたむきに頑張る姿の清々しさ。
苦しい時に支えてくれる家族のありがたさ。
そして純粋な思いはいつか必ず報われるということ。
私は素直に、素敵だなって感じました。

阿部サダヲさんの子供のように純粋な表情が良い。
菅野美穂さんの優しい笑顔が良い。
そして子供たちの素直さが良い。
みんな純粋でとても良い。

もしこの映画に足りないところがあるとしても、それは手をこまねいて批判することでなく、ほかの誰かが(あなたでも良い)手を差し伸べて補ってあげるべきことなんじゃないかなと思います。

素敵な映画でした。
これはもう、中村義洋監督の代表作になるかも知れませんね!

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