あるます(Harmas)

『Harmas』はジャン・H・ファーブルの住居と庭で、かの昆虫記執筆の地

近所の湿地帯探訪

2022年02月27日 | 日記

僕の住む豊田市には里山の林縁や山中においても多くの湿地が存在する。

その多くはごく小規模な湿地帯だ。

「何かいいものいないかな」との期待を込めつつ近所の湿地帯を訪ねてみた。

はじめの湿地は谷地形の細流の周辺にできた環境。ミズカメムシが数頭水面を歩行していた。

他にはホソクロマメゲンゴロウとヤゴくらい。

続いて見に行った湿地帯は、上述のすぐ下流部にあたる。なぜか土質は白っぽい土で湿地自体も白い。

湧水部に小さなトウカイコモウセンゴケが鮮やかな赤色で目についた。

シラタマホシクサがドライフラワー状態で存在していた。


虫こぶ探し

2021年02月14日 | 日記

午後より近所の里山を散策し、虫こぶ探し

本当に虫こぶかどうか不明・・・


これも楽しい

2021年02月13日 | 日記

今日は気温が上がるぞ!そう思って出かけるも、目的地の森林内はさすがに寒かった。

初めて訪れる湿地。どんな昆虫が観察できようかと心躍る。

なかなか良い湿地!出てきたものはマメゲンゴロウの仲間。

そして今日の目的のひとつは、これ・・・タマバチの仲間。僕にはとても同定は無理・・・


大分遠征(2020年10月30日~11月1日)

2020年11月08日 | ヒメドロムシ

ヒメドロで熱い九州の地は、今回で3回目の上陸です。1回目は6年くらい前に福岡県メイン、若干大分県をかすめるという家族旅行だったので「いい川があるなぁ」とヒメドロのいそうな環境を遠望するだけでした。しかし、帰宅後に気持ちがおさまらず、1か月も経たぬうちに私一人で九州に再上陸してヒメドロを探索したのでした。セマルの生息地を見ること、そして大胆にもツブスジを発見することが目的だった・・・

今回は大分県!あのヒョウタンヒメドロムシの生息地を訪問すること。その環境をこの目に焼き付け、色々模索するのが目的・・・できれば、キュウシュウカラヒメドロムシをいくつか採集していく、という無謀な旅。

ほとんど準備もせず、思い立ったが吉日的な大分行きでしたので、成果は良いずもなく・・・

私が愛知近辺でヒメドロに興じるのとは、若干違いがあることは分かりました。特に森林内の細流には枯れ沢が多い印象でした。この時期だけでしょうか。愛知であれば林道から容易に森林の細流を見つけることはできたのですが・・・思うようにいかず焦りました。

はじめの場所は杵築市でヒョウタン狙い・・・始めて5分で網のフレームが根元から折れてしまった!(予備を持ってきて良かった)

次の宇佐市でもヒョウタン狙い・・・ヨコミゾとイブシが採れた。イブシは愛知のものより大きい感じで、ヨコミゾは細すぎるような・・・。こんなに差があるものか。

二日目も宇佐市でヒョウタン狙い。2時間もやって成果がなく、気が滅入っていく・・・

次の場所も撃沈・・・

中津市の山中。ここではヒメツヤ属とアカモンミゾ。

三日目はヒョウタンは諦め、なんでも良いので九州のヒメドロをなるべく摘まもう。できればキュウカラのいそうな細流があれば勝負をかける、という方針。ここは大分市。

マルヒメかサンインヒメかヒメツヤ属が多数採れる場所。

豊後大野市の沢 きれいな環境です。

絶対にキュウカラを!との思いもむなしく・・・宇佐市の沢。

帰りの飛行機の時間も迫りつつ、空港近くの国東市で探索。

ここが最後、薄暗くなる頃に川からあがり、その場で着替えて急いで空港へ。今回の大分探索は地の利も無く、駆け足で気ばかりあせる探索となった。やはり十分な準備は必要であると反省・・・。でも愛知との環境の違いを少しだけ知ることができたと思う。


ぶらりと採集に

2020年10月03日 | 日記

結構増えているような・・・

小休止するオオミズスマシ

良い池になりつつあるが、オオミズスマシの活動範囲は減っていく・・・?


赤きやつ

2020年09月27日 | ヒメドロムシ

これはもう見つけた瞬間まちがうでしょう!

アカツヤドロムシ!ではなくて、ただのツブスジドロムシです。

心臓に悪いです・・・いつかはアカツヤ!こう思ってずいぶんたちますが・・・


三河湾の佐久島にて

2020年09月19日 | 日記

本日は三河湾に浮かぶ島々で一番大きな佐久島に渡りました。

私の所属する三河昆虫研究会と西三河野生生物研究会の合同観察研修会でした。

私の目的は水生昆虫ですが、ハムシのYさんと行動をしましたのでビーティングネットにタモ網という変わった二人組が島内に出没する・・・という事態でありました。

佐久島は最近、若者に人気のスポットになっております。新進気鋭の芸術家の作品が島のあちこちにありましてインスタ映えのするスポットをめざして行脚する姿がめにつきました。一方で、集落は在りし日の風景とでもいいましょうか、中々趣きのあるものです。

田んぼなどの水域は時代の趨勢でしょうか、あまり芳しくないようです。恐らく水田は壊滅的な状態でしょうか。休耕田が目立ちます。

YさんとAさんが「三河湾 島の昆虫」の執筆のため精力的に三河湾の島嶼を訪問されたときは、少なくとも佐久島には、ホタルの飛び交う水辺がたくさんあったということです。

こちらはヨツモンカメノコハムシ(だったでしょうか・・・)ですが、佐久島初記録種になるようです。南からの移入だそうです。

さて、私の目的とする水生昆虫ですが、数種の初記録と思われるものも採集できましたので、やぶ蚊にバンバン刺されながらの採集でしたが満足のいくものとなりました。

採集に熱心になり過ぎて14時半に渡船場に集合という事務局のいいつけだったのですが、二人は間に合わず、「もう少し続けていきますので先にお帰りください」と事務局のO先生にお詫びの電話を入れて、夕方までねばることになりました。

Yさん一日ご同行いただき、ありがとうございました。


ヒメドロムシの観察採集会

2020年08月29日 | ヒメドロムシ

ブログ大分おろそかになっておりました。一応虫関係の活動は継続しておりました・・・

本日は矢作川水系の足助川「奇跡の300メートル」でヒメドロムシの観察会でした。僕の所属する三河昆虫研究会と西三河野生生物研究会の合同観察採集会で、一応僕が講師を仰せつかっておりました。

ヒメドロは5種くらいで普通種ばかりでしたが、かなり密度の高い場所でした。

驚いたのはナベブタムシが非常に多かったこと。反面、カワゲラ・トビケラ・カゲロウなどいわゆる川虫が少なかったこと、が印象的でした。

総勢7名とこじんまりしたイベントでしたが「三密」、熱中症には充分気を付けて無事終えることが出来ました。安堵です。

 

 

 

 

 

 


ダルマガムシ探索 パート6

2020年03月15日 | ダルマガムシ

上からツブスジドロムシ、マルヒメツヤドロムシ、ダルマガムシ属の一種

3時間も滴る沢水に触れたせいか手にしびれがきた。

これはやばいと思い下山した。

もう病気か僕は・・・あのフィールドガイドの魔力に完全に陥っている。


ダルマガムシ探索 パート5

2020年03月07日 | ダルマガムシ

僕のダルマ探索は続く。

いつもの山間部にて2時間ねばった頃、ようやくダルマを拝ませていただくことが出来た。

細流の湧水付近の流木につく個体

写真の中心位の黒い物体がダルマ。この裏側で見えない部分に更にもう1個体がいる。

こんな環境でした。

寒い山中にて3時間くらいいたでしょうか・・・

左手の小指と薬指の感覚が麻痺して動かなくなってきたので退散・・・