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コスタリカ 2018年(58)Granizados と Churchill 

2018-12-16 19:51:04 | コスタリカ
 Puntarenas から Alajuela(アラフエラ)に引き返す。
 Puntarenas は細長い町なので、道を間違えることはない。それでも、一応ナビ・ソフト、Waze を使う。半島を出ても、しばらく海沿いの道を行く。
  
 
 すると、右手(海側)に Granizados や Churchill の看板が見えてきた。女房殿は granizados(グラニサドス)がほしいという。granizados とはカキ氷のようなもので、granizar(あられ、ひょうが降る)という語の過去分詞形である。そういえば、日本のカキ氷には「みぞれ」があるが、似たような発想である。
  
 筆者もお付き合いで、注文する。紙コップに入れて、写真のおじさん(屋台の店主だろう)が車まで持ってきてくれた。
 近くには Churchill の看板もある。パフェのようなものだろうか。
 
 Churchill という文字だけだと、とても食べ物とは思えない。どうしてもイギリスの政治家、ウィンストン・チャーチル(Winston Leonard Spencer-Churchill)を連想してしまう。
 Churchill はスペイン語読みすると、「チュルチル」なので、「チャーチル」といっても通用しない。
 Churchill は1980年ごろにはすでに Puntarenas には存在していた。ただし、首都サン・ホセではこんな言葉は通用しなかったと思う。Churchill については「アイスクリームとかき氷とチャーチル」でも触れているので、参照願いたい。
 暗くなる前に帰りたいので、granizados は車中でいただくことにして、出発する。サン・ホセ方面の分岐に出たが、今度は間違えることなく、ちゃんと Autopista(1号線)に入った。

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