Puntarenas の次は Nicoya 半島へ行くつもりであった。Nicoya 半島は Puntarenas から見える。
Nicoya 半島には女房殿の父方の親戚が2家族いる。どちらも中国系で、そのうちの1人はマカオに兄弟が2人いる。その兄弟のうちの1人には2017年の香港・マカオ・広東訪問時に会ってきている。
Puntarenas から Nicoya 半島にはフェリーが出ているが、乗ったことはない。Puntarenas の対岸の赤丸印まで10キロもなさそうである。“Ferry from Puntarenas to Paquera and Naranjo”によると、こちらの便は1日4便、半島の南部に行く便は1日6便となっている。当日、知人宅で聞いたところではフェリーは5時に出ると言っていたので、南部行きの便だったのだろう。すぐ近くなのに2時間もかかるという。
陸路で行くとかなり大回りになる。地図の上のほうの赤丸印のところは現在、橋ができているが、1986年にはまだなく、橋のもう少し南の辺りからフェリーが出ていた。半島からの帰路に一度利用したことがある。
この橋は“Puente de la Amistad de Taiwán”(台湾友好橋)と呼ばれている。コスタリカは2007年までは台湾と外交関係を持っていたので、台湾からの援助でできた橋だろう。この年に中国と外交関係を結び、台湾と断交したわけだが、橋の名前はそのままのようである。
さて、何にしても Nicoya 半島に着くころにはだいぶ暗くなっていることだろう。事前に訪問すると連絡してあったが、帰国まであと4、5日しかなく、予定が立て込んでいるので、Alajuela(アラフエラ)に戻ることにした。
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