「下流社会」と「日本の、これから④若者」

下流社会
日本の、これから
本日「下流社会」を読了。階層社会が広がる中、さまざまな階層の消費形態から階層の特徴を探った本。

テレビをつけたら、ＮＨＫ「日本の、これから④　若者」をやっているのでついつい見てしまう。大勢の若者（３０歳までなのかな）と大勢の大人が本音いいたい放題でしゃべっている番組。キャスターの三宅さんの話の進め方・まとめ方もうまいし、合間合間に問題提起の小番組もあり、それも結構おもしろい。

若者発言にいちいち突っ込みをいれながら最後まで見てしまった。
「大人がもっと生き生きした社会を作ってくれたら私たちも・・・」（２９歳女）
　＊選挙権のない奴がいうのはまあ許すがおまえにそんなこという資格はねーぞ！
「１４歳だけど大人がもっと心を開いてくれたら私たちも心開ける」
　＊そんなこというならおまえからも開いてみてクレー(~o~)
「ブッチャ、なんだか、いってることみんな難しくてぜんぜんわかんないし～」
　＊素直だが、素直だが、大丈夫か・・・。
「大人って私たちになにしてほしいのかゼンゼンわかんない～」
　＊働いてワシら以降も老後の年金がもらえるようにしてくれい。
「甘やかさないでほっといてほしい」
　＊そうだ、そうだよなあ。

若者もさまざま。才能と努力で成功してる人もいれば、努力していてもなかなか現状から脱却できず苦しんでいる人、どう努力したらいいのかわからないという人もいたり・・・。
図書館界を振り返ってみれば・・・・司書事態、ワカモノが一生をかける希望を持てない(T_T)な目をおおいたくなるような仕事条件なとこが増えていってるよなあ・・・。
　
みているうちに、なんだか危険な野犬（ワカモノ）を野放しにしているみたいな気になってきたなあ。野犬はちゃんとしつけをして飼うか、野犬狩りにあうか、野犬で新しい野犬社会をつくるか・・・。

「下流社会」と読み合わせて複雑な気持ちになってしまった。