夜中の強烈台風、競馬はズレて良かったけど。

凄い台風だったね。私は気象に結構興味があるので、今回の15号はヤバイぞと早くから思っていたが、実際に経験して驚いた人も多いのでは。通常関東直撃の台風は、それまでにかなりの射程をこなしてきて、結構スタミナもパワーも衰えかけての場合が多い。今回の15号は要するに「若い」状態で関東直撃という珍しいケースだったのだ。台風に成り上がったタイミングが遅かったし、太平洋を一気に北上して、スピード・パワー共にヤル気状態だったわけ。具体的には気圧が普通関東へ来る頃は強くても970hPa程度で、大体は980hPa以上のケースが一般的。950hPa台の強さは別格だったのだ。
　さて競馬(笑)。G2に敬意を表してセントウルから。まず〇タワーオブロンドン-◎ファンタジストと、私の本線で決まった。少し自慢しといて、タワーはやはり強かったね。阪神も走り易かったようで、千二で余計なストレスを感じないまま脚を伸ばせた。スプリンターズを聞かれてルメが一瞬困ったような顔をした。グランアレグリアでの騎乗が決定しているからね。　13着・13着・14着。これはファンタジストの近3走の着順だ。そして今回は見せ場タップリの2着。同じ距離のG3で14着だった馬が、G2で一変の2着。それが競馬さ(笑)。私だけが…、いや私と少しの方々が知っていた激走だ(笑)。昨日云ったように、和田の渾身騎乗だったね。これまで武チャンのソフトな騎乗に慣れていた彼はビックリしたかもな。タワーの抜け出す脚が凄かったので、残れるか一瞬ビビッたが、和田渾身の手綱で(笑)。
　京成杯AHはノリが一発ハメ込んだ。結構意図して行った感じだよね。手も合うのだろうが、馬も強くなってる。元々良質の血統だし、攻め手も広がり今後の展望が楽しみな感じ。惜しかったのはプロディガルサン。久々だったせいか、最内なのにうまくダッシュを利かせられなかった。ジリ下がりで前半13番手は不本意。それでも4角手前からの脚は鋭かったが、誤算はミルコの馬が直線向いて外にふくれたこと。更にその外を回るロスは痛恨。真っ直ぐ走れたら2着はあった感じ。ま、仕方ない。
　今週はローズSにセントライト記念。来週は注目の神戸新聞杯。世界的トップジョッキーの来日を意識しながら、この秋競馬も盛り沢山なレースシーンとなりそうだ。