船橋の新馬戦で、新庄剛志の持ち馬タノシンジョイが出走。見事デビュー勝ちとなった。 前半は追っつけながらの追走だったが、４角で外から前行く２頭に並びかけ、直線は叩き合いを制して抜け出した。 ダイタクバートラムの仔だが、母はウィルタイムオンなので、母系はソコソコ活躍している。 走りっぷりからは距離が延びて良さそうな感じなので、期待されちゃうのかな。 ただ、同日のもうひとつの新馬に比べ、勝ちタイムはちょうど１秒遅かった（そっちの勝ち馬サイゴンプリンスというのは強い）
楽しくてエンジョイという、実にお気楽な…いやいや愉快な馬名。 ２戦目も注目されそうだね。
神戸新聞杯の出走メンバーが確定した。 凄い顔ぶれだね。 皐月賞の１着２着３着馬がいて、ダービーの２着３着５着６着馬が揃う。 ダービー馬ロジユニヴァースは別路線のようだし、４着馬のナカヤマフェスタは、先週のセントライトで別格の強さを見せた。 もう彼らの能力を疑う必要もない。
おまけに各馬とも急ピッチの仕上げで、思っていたより状態のいい馬が多いようだ。 まさに究極のトライアルといえそうだね。
展開がひとつのポイントなのだが、逃げる可能性はリーチザクラウンとトモロポケットの２頭。共にやや難しいところのある馬で、どちらが前かは微妙なのだが、一応リーチが絶対スピードで行ってしまうのかなァという気はする。 他には先へ行く馬があまり見当たらない。 アントニオバローズはガッチリ３番手を取りたいだろう。 アプレザンレーヴもスタートさえ普通に出れば、やや前目の競馬になりそう。 となれば本命のアンライバルドとしても、どこかで仕掛けて行かざるを得ないね。 アンライが動いた時の歓声が目に浮かぶ。 セイウンやシェーン、トライアンフなどは、アンライに早目に仕掛けてほしいところだろう。
展開面も含めればアントニオやアプレザンの狙いが面白そう。 ２頭共ちょっとテンションの高い馬だから、落ち着きもポイントになる。
前のリーチ、後ろのアンライ、アントニオとアプレザンがどこまで頑張れるかで、レースの密度が変わってくる。 健闘を期待したいね。
