新馬戦レポートをやっているので、今世代最初の重賞レースは熱くなりたいところだが、この函館２才Ｓは難しいね。 結果が出ればなるほど、なのかもしれないけど、ほんと雲をつかむようで…。悩んだ末の本命は・ルシュクルで行く。 この枠だから前を変に追いかけてしまうと苦しい。 馬群の薄いところで脚をためて、４角のコーナーワークがポイント。うまく捌ければアッといわせるかもよ。 母はあのアンブライドルズソングの全妹で、本馬が初仔だったと思う。 馬格といい、調教での動きといい、決して見劣る馬ではないと期待する。 相手はフィフスペトル、ナムラミーティア。 一発あればヒシアカデミーで、アイアムカミノマゴとバイラオーラ、ラインブラッドが押さえ。 もう１頭アイアンデュークまでかな。
関屋記念は週中の話どおりトウショウヴォイスにしたけど、どうだろうね。内枠だし、結構厳しいレースになるかなァ。 実はリザーブカードにも気があって、もう少し頭数が多ければ２本軸で行きたい感じだけどね。 マルカシェンク、トップオブツヨシが強敵。 タマモサポートが穴で、あとはマイケルバローズ、マシュリクという順にした。
そして本日一番だ。 重賞が函館と新潟なので、本一は小倉にしよう。 ８Ｒの13番メイショウトンボだ。 ここは千七の割に単細胞な馬が多い。 直線向いて各馬余裕なくなる筈で、メイショウトンボの差し切りが濃厚とみた。 同胞のメイショウフウライが相手で、タイインテンスリーとマヤノバルトークが有力。 押さえはアグネスシグマとナムラカゲトラまで。
個人的には、函館１Ｒのサトノエンペラーも気になるんだけどね。 一変しないかな。
8/9 新潟６Ｒ 人気のエーブダッチマンが好発から逃げる。 初戦としてはややハイペースだったが、手応えは楽。 しかし４番手からうまくメリハリつけたフェイクスターが、ゴール前で差し切った。 完成度の高い馬だね。 取りこぼしたエーブも次は大丈夫だろう。
小倉４Ｒ ダートの千ｍ。内のサダムヨカモン、外のクリノオンビートと、初戦勝ちを狙う馬のせめぎ合いだったが、直線中を割って川田のレディルージュが差し切った。 追って伸びるタイプの馬だとは思うが、千ｍを勝ったのは上出来か。
フェイクスター Ａ＝☆☆☆ Ｂ＝☆ Ｃ＝
レディルージュ ☆☆☆
（Ａ＝レース内容 Ｂ＝重賞期待値 Ｃ＝Ｇ１期待値）
プロスアンドコンズはやはり凄い馬だった。 勝ち時計、上がり、外外を回っての抜け出し方、まったくもって申し分ない。 どうみてもロジユニヴァースより強いと思うけどね。 ま、その内証明されるだろう。
果たして新潟２才Ｓへ行くのか、放牧して10月か11月に戦列復帰というプランか。 どっちを取るのかな。 何度も云ってきたように、血統的にも府中向きは明らかで、大目標は当然ダービーだ。 とすれば東スポ杯２才Ｓを使う可能性はあるよね。
この馬のいい点は、馬体が中型で故障の危険が少なそう、という付加要素がある。 動き易い体ということだね。 とにかく調教でも末の切れはハンパじゃない。
タニノギムレット産駒の３年連続ダービー連対は、すでに決定事項かな。 これだけの馬なんだから、どうか大事に使ってほしい。 すでに２戦したけど、できればダービーが７戦目ぐらいがいいように思う。
