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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

イスラエルがガザ自由船団を攻撃

2010-06-01 01:25:16 | キャンペーンより
※岡真理さんからの情報です


本日(5・31)、イスラエルが国際水域で、封鎖されたガザへ
救援物資を運んでいた「ガザ自由船団」を攻撃、船に乗り込み発砲し、
国際市民連帯活動家16名が殺されるという、
ほんとうに、信じられない出来事が起こりました。

日本語ニュースは、こちら。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/10195838.stm
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100531/mds1005311559002-n1.htm
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2010053101000516_World.html
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-15590820100531

世界各地で、イスラエルのこの暴挙に対して非難と抗議の緊急行動が起きています。
関西では、明日1日(火)、神戸のイスラエル名誉領事館前で抗議行動があります。

以下、
1.パレスチナ・フォーラムから明日の抗議行動の呼びかけ、
2.イスラエル人とパレスチナ人が共同で運営するイスラエルのNGO,
 オルターナティヴ・インフォメーション・センター(AIC)の声明、
3.ガザのパレスチナ人権センター(PCHR)の声明
をご紹介します。

昨年のガザ攻撃のあと、ガザ問題についていろいろな場でお話させていただきました。

あの信じられない攻撃を可能にしたのは、
それに先立つ数年間の封鎖を放置し、40年以上にわたる占領を放置し、
60年以上にわたりパレスチナ人を人権の埒外に放置してきた
国際社会の無関心であると、繰り返し語ってきましたが、
そのガザ攻撃が正当な裁きもなされずにあるという状況が、
このようなさらなる暴挙を可能にしているのだと、
AIC、PHCRの声明を読んで、あらためて思いました。

おか まり


========================================
パレスチナ・フォーラムより転送
-----------------
【転載・転送歓迎】

★「ガザ自由船団」に対するイスラエルの虐殺行為に抗議する
6・1緊急申入れ・情宣行動

申入れ行動●午後4時45分~(1時間ぐらい)
場所:在神戸イスラエル名誉領事館前
(神戸市中央区中山手通5-2-3 扇都センタービル)

情宣行動●午後6時30分~(30分ぐらい)
場所:JR大阪駅南側交番前

呼びかけ●6・1緊急抗議・申入れ行動実行委員会
連絡先●パレスチナの平和を考える会
palestine.forum@gmail.com

* * *

5月31日未明、イスラエル軍の特殊部隊は、パレスチナ・ガザ地区に
向かって、人道援助物資を積んで航海していた「ガザ自由船団」に
侵入・襲撃し、19名以上の支援者・平和活動家を殺害しました。

1400名以上の犠牲者を出したガザ住民虐殺から1年以上たった
今も、ガザ地区は、イスラエルの封鎖政策によって、人道援助を受
けることさえ妨害され続けてきました。

国連やEUなど、国際社会が繰り返し要求し続けてきたガザ封鎖の解
除をイスラエルが頑なに拒み続けるなか、700人以上の平和活動家
が、「ガザ自由船団」に乗り込み、人道的危機状況が深まるガザの
人々に、建材・車椅子等の支援物資1万トンを届けようとしていた
ところでした。

私達は、公海上における非武装の市民ボランティアに対する武力攻
撃というイスラエル軍による前代未聞の犯罪行為に対し、緊急抗議
行動を行います。多くの方の参加をよろしくお願いします。

プラカード・手製ビラ等々、適当に持参していただければ、助かります。

============================================================

◆オルターナティヴ・インフォメーション・センターの声明

原文はこちら。
http://www.alternativenews.org/index.php?option=com_content&view=article&id=2628:israel-commits-massacre-piracy-in-international-waters-against-freedom-flotilla-&catid=119:english&Itemid=878
-------------------------------------------------------------

「イスラエルが,Freedom Flotillaに対して虐殺と国際水域での海賊行為を行う」

今朝2010年5月31日,イスラエル海軍は人道に対する新たな犯罪を行った.
国際水域をガザへと向かっていた自由船団を攻撃したのである.
船団には40カ国から750人が乗船しており,その中には44人の議員と政治家もいた.
攻撃直後のニュースによると,殺害されたのは16人,さらに少なくとも60人が負傷している.
被害者全員が国際活動家であり,彼らは3年間続いているイスラエルによる
攻撃的なガザ封鎖を終わらせるため,このキャンペーンを組織するのを手伝っていた.


この自由船団に対する好戦的な攻撃は,その意味と規模において,
驚くべき犯罪行為である.これは,非武装の民間船に対する攻撃である.
これは,国際水域での犯罪であり,海賊行為である.
これは明確な国際法違反と国際合意への違反である.
2005年のガザからのイスラエルの再配置にも関わらず,
イスラエルは,ガザに暮らす150万人に対して包括的な封鎖を押しつけ続けてきた.

もし国際社会がイスラエルによる継続的な国際法違反に直面する勇気があったなら,
もし国際社会がイスラエルに封鎖とガザ地帯とパレスチナ人に対する
攻撃的な行動をやめさせる力と意志があれば,そして,もし国際社会が行動を起こし,

イスラエルに占領を終了させて国際的な決議を実行させるのに必要な手続きを取っていれば,
イスラエル政府はこのような犯罪を犯す勇気はもたなかっただろう.

しかし,国際活動家たちの死と数十人の負傷者を出した,この自由船団に対する明確な犯罪は,
米国政府とEUの諸政府によるネタニヤフ政権の保護と支持,
そしてアラブ政権の沈黙のもとに行われたのである.
イスラエルが,多くの国々からやって来た数百人の国際人たちを運ぶ民間船で血の海を

作り上げていたまさにその時,ネタニヤフ首相は米国ホワイト・ハウスで歓迎を受けている.
その間にも,イスラエルは,エルサレムでの入植政策と,西岸地区とガザ地帯の
パレスチナ人に対する侵略を続けている.
国際社会の諸政府とそれら政府による政治的な掩護が,イスラエル国家を法の上位に置き,
このような行動と侵略を許しているのである.

オルタナティブ・インフォメーション・センター(AIC)は,イスラエル政府に全ての責任があると考え,
国際的な法的組織,政治組織,人道組織に対し,直ちにこの犯罪を非難し,
イスラエルに対して粗暴な行動に対する説明責任を課すことを要請する.
我々はまた,供給品がいかなる条件もなくガザに搬入できるよう,
ガザ封鎖の即刻停止を要請する.この文脈において,AICはまた,
イスラエルの市民社会の諸組織に対し,この犯罪に対する拒絶・嫌悪・非難を直ちに表明することを要請する.

今こそ,国際社会がこれらイスラエルの好戦的な政策に対し,反対の声を上げる時である.
今こそ,政治的・法的行動を取って,イスラエルに自らの犯罪への説明責任を課す時である.
今こそ,ガザの封鎖を停止する時である.
今こそ,イスラエルに国際的な決議を実施させ,占領を終結させ,パレスチナ人の国際的に
承認された権利を承認させる時である.
もしこれらのことが起こらなければ,さらなる血が流されるだろう.

(翻訳:今野泰三)

===============================================

◆パレスチナ人権センターの声明

「パレスチナ人権センターは,ガザ自由船団に対するイスラエルの攻撃を非難します」

2010年5月31日

http://www.pchrgaza.org/portal/en/index.php?option=com_content&view=article&id=6709:pchr-condemns-israeli-attack-on-gaza-freedom-flotilla-&catid=36:pchrpressreleases&Itemid=194

 2010年5月31日早朝,イスラエル海軍がガザ地帯へと航行していた
「ガザ自由船団Gaza FreedomFlotilla」を国際水域で攻撃した。
パレスチナ人権センター (PCHR)は,このイスラエル占領軍によって
行われた犯罪を強く非難する。
イスラエル占領軍は,この船団に対する攻撃に際し,過剰かつ死をもたらす軍事力を使用し,
乗船していた国際的な市民連帯活動家たちのうち数十人を死亡あるいは負傷させた。

 今日行われた犯罪は憎むべきものであり,イスラエル占領軍が民間人に対する
体系的な戦争犯罪を行っている間,沈黙し続けることは国際社会の恥である.

 PCHRは,もし国際社会が沈黙し続けず,国際法を執行して民間人に保護を与える

責務と義務を怠らなかったならば,イスラエルは,今日の「ガザ自由船団」とそこに乗船していた
国際連帯活動家たちに対して行われた犯罪を含め,民間人に対する犯罪行為と攻撃を
続けていないだろうと信じている。
今日の攻撃は,ガザ地帯への最近のイスラエル軍の軍事攻撃を含め,イスラエル占領軍が
民間人に対して行ってきた,長期間に渡る戦争犯罪と重大な違反行為を特徴づけるものである。
それ以外にも,ガザ地帯に対して現在行われている,封鎖を通じた民間人への集団懲罰という不正行為が行われている。

 不運かつ残念なことに,世界はこれまで動こうとせず,このような諸犯罪を止め,
加害者たちを訴追するための介入を行ってこなかった。
むしろ,イスラエルの戦争犯罪を訴追するための現実的なメカニズムを初めて提供した,

「ガザ紛争に関する国連事実調査団」の報告書(いわゆるゴールドストーン報告書)を

阻む試みがなされてきたのである。このような試みは,イスラエルの戦争犯罪者たちに

刑事免責を提供するために、正義を弱め,彼らの訴追を不可能にしようとしているのである。

 国際社会のメンバー,特にジュネーブ条約の締結国は,民間人を保護し,
民間人に対して行われた犯罪を止めるために,介入義務を直ちに果たすことが要請されている。
現状の国際社会の沈黙は,イスラエル占領軍が国際法に挑戦し,法の上位にある国家として行動し,
民間人に対する犯罪を行い続けるよう奨励しているに等しい。

 今こそ,上記した性質の犯罪を行う者たちに刑事免責を提供するのをやめる時である。

これらの犯罪者たちに与えられた刑事免責は,国連の中で影響力を持ついくつかの加盟国の,
国際法と民間人を犠牲にして政治利益と政治的考慮を優先する政策の結果である。
そしてそれは,人権、国際法、法の支配を犠牲にするという高い代償をもたらすものである。

 今日行われた犯罪は,ガザ地区の軍事コントロールの終結に関するイスラエルの主張が
二枚舌であることを再確認し,イスラエルによる空・海・陸の軍事コントロールが続く限り、
ガザ地区が占領地のままであることをさらに証明するものである。

(翻訳:今野泰三)

以上

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3 コメント

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抗議署名 (続報です)
2010-06-02 11:19:43
みなさま、

京都大学の岡です。
イスラエルのガザ自由船団に対する攻撃と平和活動家の殺傷に関し、、
調査と責任者の説明責任と封鎖解除を求める請願のネット署名が、
集められていますのでご紹介いたします。
http://www.avaaz.org/en/gaza_flotilla_1/?vl

署名はいったん20万に達した時点で国連と世界の指導者に送られます。
署名集めを開始してたった1日で、すでに12万7000、集まっています。
そう書いているそばから、刻々と増え続けています。

ネット署名はその簡便さゆえに安直で、果たしてどこまで重きが置かれるのか、
分かりませんが、でも、今、できることのすべてをしたいと思います。
100万、200万、1000万、集まったら、無視できない力になるのではないかと

思います。
賛同される方は署名して、友人知人のみなさんにご転送ください。

以下、請願の日本語訳です。
//////////////

ガザ:襲撃について調査士、封鎖を終わらせろ

ガザ人道船団に対するイスラエルの殺人的襲撃は世界じゅうの怒りを招いています。
今回、私たちは、私たちの指導者の口先だけの言葉を受け容れることはできません。
行動を起こす時です。
この署名は、20万筆に達したところで国連および世界の指導者たちに送られます。
あなたも署名して、真実と説明責任とガザに正義を求める世界的な要請に参加してください。

~~~~~~~~~~
請願の内容;
諸政府ならびに国際機関への請願
私たちは、船団に対する攻撃について直ちに独立した調査と、責任者による十分な説明責任、
そしてガザの封鎖解除を求めます。
~~~~~~~~~~

Sign the Petition の欄の空欄に、
名前、メールアドレス、電話番号、国、郵便番号を記入して、
Sign Petition をクリックしてください。

以下、署名要請のメール、英文のままですが、ご参考までにコピーします。

おか まり
返信する
お知らせ、ありがとうございます (祐造)
2010-06-03 23:43:39
ネット署名のお知らせ、ありがとうございます。
さっそく署名をさせてもらいました。
31万人を超えています。
パレスチナ・ガザの人たちに笑顔が戻りますように。


「イスラエル政府への抗議文」のサンプル と宛先が掲載されたブログがありました。↓↓

≪[ナブルス通信] 号外・ガザ自由船団へのイスラエルによる攻撃≫

http://0000000000.net/p-navi/info/news/201006022218.htm
返信する
続報です (Unknown)
2010-06-05 10:10:24
ガザ続報

Contents:
1.ネット署名続報
2.日本国内 抗議文・要請文送付先住所
3.解放された乗り組み員の証言

みなさま、

きのうご紹介したAVAAZのネット署名(転送等、ご協力くださいましたみなさま、どうもありがとうございます)、
24時間で第1字目標の20万に達し、国連に届けられました。

そして、朗報です。
国連人権委員会が、32対3(棄権9)で、今回のイスラエルによるガザ救援船団に対する攻撃について、
独立した調査団を結成し、事実調査にあたることを決定しました。
決議は、イスラエルの攻撃を厳しく非難するとともに、封鎖の即時解除を求めています。

(反対はアメリカ、イタリア、オランダの3カ国。日本は棄権)
http://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=10095&LangID=E

さらに、エジプトは、旅行者、救援に対し、ガザとの国境を開放することを決定。
(昨年のガザ攻撃では、エジプトは国境を開放せず、エジプトへの脱出を求めて国境へやって来た人たちに
官憲が威嚇射撃で応じ、イスラエルの攻撃を側面援助しました。)
http://www.maannews.net/eng/ViewDetails.aspx?ID=288814

署名は今、28万を越えています。
現在、30万を目標に、さらに署名を求めています。
責任者が十分な説明責任を果たすことと、ガザの封鎖解除の実現に向けて。
署名、まだの方は、ぜひ、お願いします。
署名はこちらから↓
https://secure.avaaz.org/en/gaza_flotilla/?fp

日本政府の対応ならびに日本のマスメディアも、
今回の襲撃が「公海上」の出来事であったことや、
ガザの封鎖解除を国連安保理決議が求めているにもかかわらず、
イスラエルがそれを続けていることについては、
ほとんど報道していません。
HKは「公海上」であることに言及せず、日本政府はこれを「衝突」と表現、
新聞は、「ガザに人道的危機はない」というイスラエル関係者の言葉を紹介しながら、

ガザの状況がいかに危機そのものであるかについては言及していません。
封鎖解除は、国連安保理決議でありながら、安保理非常任理事国である日本は、
今回の人権委員会の決議に棄権しています。

日本政府に対する働きかけも必要です。
以下、国内の抗議文、要請文送付先です。

///////////////////////////
転送歓迎

【抗議・要請先】
イスラエルには強烈な抗議を!
外務政務三役・外務省にはイスラエルに抗議するよう要請を!

◇イスラエル大使館
 [FAX(広報室)] 03-3264-0832 (03-3264-0792)
 [TEL(同)] 03-3264-0561
 [E-mail(同)] information@tky.mfa.gov.il

◇外務省・外務大臣
 [TEL] 03-3580-3311
 [FAX] 03-5501-8430
 [ご意見メールフォーム]
 https://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html

◇岡田克也(外相)  [FAX] 03-3502-5047
◇福山哲郎(外務副大臣) [FAX] 03-5512-2614
◇西村智奈美(外務政務官) [FAX] 03-3508-3884

<こちらもご参照を>
http://palestine-heiwa.org/misc/kougi.html
イスラエルの政策に関する抗議・要望先一覧(パレスチナ情報センター) 

/////////////////////////////

なお、京都では、6月6日(日)、緊急抗議行動を計画しています。
追って、詳細、お伝えいたします。

次に、イスラエルに拘束されたガザ自由船団乗組員について
パリのコリン小林さんからメールがありました。
パレスチナ・フォーラムのMLから転送します。

公海上の船の上で、国会議員やノーベル賞受賞者等もいる平和活動家たちに対して
いかなる蛮行が加えられたのか、解放され、帰国した人々が生々しく語っています。
(イスラエルは彼らのことを「テロリスト」と呼んでいます。)

以下の証言をお読みください。
この事態を、日本外務省報道官談話は、「衝突」と表現していることに、
怒りを禁じえません。

----- Original Message -----
Sent: Thursday, June 03, 2010 6:56 AM
Subject: [P-Forum][07821] 捕虜解放:続編

> ---
> コリン@パリです。(転載歓迎)
>
> イスラエルは、すべての外国人の拘束者は国外追放
> にした、と発表しましたが、私たちの仲間トーマと
> 他のフランス人たちは、ベン・グーリオン空港の収
> 容センターで拘束されたままです。弁護士を通して
> 情報を確認中です。たぶん、不法入国したという証
> 書にサインをさせられるのを拒否しているせいかも
> 知れません。その証書にサインした多くの参加メン
> バーは帰還していますが、4人のイスラエル・アラ
> ブ人の消息が知れません。彼らは複数の罪状で嫌疑
> をかけられており、少なくとも8日まで拘束される
> ようです。
>
> 乗員の内訳:全乗組員:682名 42カ国の国籍
> トルコ人:380名
> ギリシャ人:38
> イギリス人:31
> ヨルダン人:30
> アルジェリア人:28
> スエーデン人:11
> フランス人:9
> アイルランド:7
> イタリア:6
> カナダ:3
> その他、モロッコ、クエート、バレーン、シリア、
> マレーシア、アゼルバイジャン、インドネシア、パ
> キスタン、モーリタニア、イエメンなど
>
> 45名は既に国外追放。大半のアラブ系の人たちは、
> アレンビーからヨルダン方面へ、トルコ人は、テ
> ル・アヴィヴ空港から帰還。
>
> 今回のフリー・ガザ船団に乗り込んでいたバラド党
> ハナン・ゾアビ国会議員(アラブ系イスラエル人)
> が今日の国会で、イスラエル政府の行為は海賊行為
> と同じであると非難すると、<ガザにいけ!売国
> 奴!>と右派の議員から猛烈な勢いでヤジが飛んで
> います。右派の女性議員からは、ゾアビ議員が二重
> の罪を犯している。すなわち、<テロリストのグ
> ループに合流し、イスラエル国家に対して倫理的な
> 罪を犯している><言論の自由を狭めるつもりはな
> いが、これは言論の自由とは関係がない。フリー・
> ガザ船団はテロリストの船団であり、ゾアビ議員は
> 罰せられるべきだ。クネセットにトロイの馬は必要
> ない>と。
>
> 帰還した乗組員の証言例:
> ヘニング・マンケル(スエーデン人の有名な推理小
> 説家)
> <我々は、公海とガザ領海の境界で問題が起こるだ
> ろうと予期していたが、間違った。問題はその境か
> らはずっと前の公海上で起こったんだ。彼らは致死性
>のある武器を使いながら攻撃することを全く躊躇
> しなかった。…私が乗っていた船には武器など何も
> なかった。唯一のものは、私のひげ剃りだ。そして
> それを取り上げた。我々は、どんな次元にいたか分
> かるよ。…我々は海賊にあったんだ。そしてさらわ
> れたんだ。我々の誰一人として、イスラエルに行く
> つもりなどなかった。我々はまさに拉致されたん
> だ。そして、イスラエル当局は、イスラエルに不法
> 侵入したと非難している。
>
> スエーデンみどりの党国会議員メフメット・カプラン
> <私たちは、床に乱暴に押し倒されて、身体に上乗
> りになって頭を押さえつけられました。顔は引っ掻
> き傷だらけになり、手を縛られ、連れて行かれまし
> た>
>
> モロッコ国会議員アブデルカデール・アマラ
> <起こったことは信じがたい。イスラエル兵たち
> が、我々を殴り、冷血にトルコの活動家たちを殺し
> たやり方はホーラー映画そのものだ。彼らは捕まえ
> ることができたはずだ。イスラエル兵たちは実弾を
> 使い、我々は全く武器も持っていないのに、世界の
> 狂気と野蛮さをみせた。イスラエル兵たちはある乗
> 員を銃床でなぐり、その上、殺した。船に攻撃して
> くる前に何の予告もしなかった。全く悪夢だった>
>
> ドイツ国会議員、アネット・グロット(デア・リン
> ケ党)
> <私たちは全く戦争の中にいるようだった。特殊部
> 隊からのこれほどの暴力と粗暴さを誰も予測してい
> ませんでした。
> 同上、ノルマン・パエチ
> <乗組員たちは、誰も暴力を行使しませんでした。
> なぜって、イスラエル兵たちに勝てるわけがないか
> らです>
>
>

以上
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