本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

プリンタの分解

2012年04月22日 23時19分43秒 | その他の修理

 7年前に購入したプリンタ(キヤノンのPIXUS iP7100)が壊れてしまいました。「サービスエラーが発生しました云々」というメッセージが出て、何をやっても復旧しません。修理に出そうかと一瞬考えましたが、こういったものは技術料が6000円、部品代(部品といっても基盤ごと交換)が数千円というのが相場で、手間も考えると新しいものを買ってしまうほうが得策です(エコではありませんが)。複合機が欲しかったこともあり、思い切って新品を買うことにしました。

 どれを買うかさんざん迷いました。まずインクがバカ高い二大メーカー(C社とE社)は除外。自分、インクは互換品しか使わないけれど、それでもこの2社用のものは高い。で、いろんなサイトを参考に3機種ほどに絞って、最終的にブラザーのMyMio DCP-J925Nに決定。約11,000円。自分、年賀状とサービスマニュアルの印刷にしか使わないので安いので十分なのです。プリンタって壊れやすいので高級品買っても元が取れませんし。また、この機種なら純正インクが3,200円程度。互換品なら上海問屋で999円。ランニングコストも大幅に削減できそうです。しかし、ブラザーっていつの間にOA機器メーカーになったのでしょう?HPを見ると、ミシンは製品リストでも後順位。確かに最近は裁縫する人っていませんものね。そう言えばこのブラザー、昔はラジカセとかも売ってました。

 さて、粗大ごみとして捨ててしまうiP7100ですが、念のため(?)分解して中を見てみることにします。このプリンタ、デザインに重点を置いた機種で、非常にすっきりとした美しいフォルムをしています。そのためか分解するにもネジが見当たりません。ケースはハメコミ式になっています。以下にケースの取り外し方を写真にて。


 赤丸のところに△の印がついています。ここにマイナスドライバーを突っ込みます。


 寄って撮影。こんなふうになっています。


 次にここもドライバーを突っ込みます。すると・・・


 サイドのカバーが浮くので、底面のツメを外しますと・・・


 サイドカバーが外れます。


 次に上カバーを外します。正面に2ヶ所あるスリットにドライバーを突っ込み・・・


 後部のスリットにも同様に突っ込むと・・・


 上カバーが外れます。


 完全に分離。左手にある縦長のボックスは電源部です。


 メイン基板。裏には表面実装部品がぎっしり。こういうのは修理できません、自分は。


 コンデンサはルビコンとG-LUXONの併用。G-LUXONは台湾のメーカーで、パソコン関係によく使われていますが、信頼性には疑問符がつきます。

 このあと部品取りもせず元に戻しておしまい。ネットで粗大ごみの申し込みをしました。ちょっともったいない気もしますが・・・


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