オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

知床の羅臼側渓流で銀ぴか遡上型オショロコマ34cmの記録

2017-04-11 22:38:59 | 降海・遡上型オショロコマ
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知床の羅臼側渓流で銀ぴか遡上型オショロコマ34cmの記録


201X-6-25 (土) 曇り のち 晴れ 寒い

朝9時15分、かみさんと二人で知床半島羅臼側へむけ北見市を出発。 


いつもの東藻琴のコンビニで昼食購入。


越川の峠を越えて、知床半島羅臼側海岸へ到達。


知床岬方向に海岸線に沿って走り11時30分、最初の目的渓流へ入った。







この渓流は入渓時期により釣り果に極端な差があり、オショロコマはいたりいなかったりが顕著な川だ。



知床の渓流は砂防ダムだらけだが、このようにたちまち砂礫で埋まってしまうダムも多い。



前回は、まったく生体反応がなかった渓流だが、この日は明るい色調、腹が赤く赤点がきれいなこの渓流特有の15cm前後のオショロコマ20匹ほどが釣れた。

















オショロコマたちは全て手早く水中で撮影後、丁寧にもとの場所にリリースした。



この渓流の砂防ダムには魚道がありサクラマスが遡上しヤマベも多少見られる。


そのため、まれにサクラマスの不可抗力ヒットがある。


河川でのサクラマス捕獲が禁じられている北海道では釣れてもすみやかにリリースしなければならない。


普通、オショロコマ用の仕掛けでは大きなサクラマスは釣り上げることは不可能でハリス切れで逃げられることが多い。 





突然、かみさんが大声で何か叫んでいる。


竿が大きくしなって何やら大型の魚がかかったみたい。


チッ。まいったな、サクラマスだ。きっと。


水中で大型の銀色の魚体がギラリぎらりと反転しながら細い渓流竿を絞り込んでいる。


かなりの引きで、なかなか寄せられず足元まできたと思ったとたん反転してピユーッと向こうへ走ってしまうのを繰り返す。


その間に私が大急ぎで車にもどってランデングネットを持って引き返す。


数回、すくいそこなったがついにサクラマスをランデングネットにおさめた。 


と思ったら、背部にサクラマスらしからぬ虫食い紋理が見えた。



さらにギンピカの体側には、かすかだが確実に確認できるピンク色の小点状斑紋がみられる。





これは、サクラマスではない。


それならば何だろう。


これは、まがうことなき海から遡上してきた大型の遡上型オショロコマであった。











数年前に降海型となって海へ出て、今回大型化して遡上型オショロコマとなり知床の渓流に遡上してきたものであろう。



これまでも遡上型オショロコマと思われる大型オショロコマを釣ったことは何度かあるが、これほどまでに海から来たという雰囲気を漂わせている個体は初めてだ。






尾叉長34cm。細い頭部や体つきをみると解剖していないので断定は出来ないが恐らく♂。







今回、ここに遡上型オショロコマの1記録を記しておきたい。

 201X-6-25 1♂  尾叉長34cm 知床半島羅臼側渓流 河口から約200mのたまりで釣れた。 
撮影後すみやかにリリースしたので画像データのみ。



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