近場のスポーツセンターが7月まで予約で一杯になっているので、やむなく近所の神社でこっそり稽古。
だいぶ間が空いていたので、体をならす程度で振りましたが、けっこうしんどい……。
稽古の頻度がすっかり減ってしまっているので、ちょくちょく稽古するようにしたいですね。やはり場所が限られるのが難点です。
これまで散々述べてきたように、苦労を背負い込むだけの稽古は絶対にしないように、楽しさを取り戻すことを最優先にしてやっていきたいです。
幸いひとりでやってれば邪魔も入りませんし。
しかし、正直なところなかなか難しいです。
7年間をドブに捨てたということは人生最大の汚点だと今でも思っていますし、劣等感で押しつぶされそうにもなります。
ここから独力で立ち直るのは非常に難しいでしょう。
カウンセリングでもこれについてはだいぶ相談してきましたが、今後はこれに加えて心療内科にも行くべきだと感じます。
ともすれば「遅れている分を取り戻す」だの「他人に追いつく」だのといった誤った目標に思考を乗っ取られそうになりますが、評価軸を自分の中だけから取り出してやっていくことを忘れないようにしたいと思います。
あと他人は絶対に干渉させない。
ガルパン見てテンションが上ってたはずが、気圧のせいかなんかだんだん調子が下がってきた感じ。
こうなると、かえって焦ってなにかしようとしてしまいがちなんだけど、そうなると焦りだけが先行してまたよろしくない。
こういう気分のやり過ごし方も身に着けていきたいですね。
今年最大の話題作のひとつである「ガールズアンドパンツァー最終章第2話」、ようやく見てきました。
twitterの方にもじわじわとネタバレが出始めており、もうそろそろ見に行かないとネタバレ食らうなあというのと、もう辛抱たまらんというので見てきました。
上映時間54分の中に、体感2時間半の内容が詰まってた感じです。上映時間は帰ってきてから確認したんですが、54分? え? 幻覚? ってなりました。
それでは早速感想です。
まだ公開から間がないので、ネタバレ反転で。
↓ネタバレゾーン開始↓
・第1話の直後からスタート。
・西住殿、BC学園のソミュア(S35)がカモさんチームのB1Bisに形状が似ていることから、同士討ちを誘う作戦に。……なかなかエゲツないな西住殿。
・というか1話終了時点ではBC学園の仲違いが本当に完全にお芝居なのかを疑ってましたが、チーム自体の仲違いはお芝居だったものの、エスカレーター組と外部生組の確執は本当だった模様。
・その隙を突いて同士討ちをさせる……というのが今回最初の作戦だったわけですが、これって主人公側が使う作戦じゃないよね?
・あと押田と安藤が本当は互いに「くん」付で呼び合っていたというのが地味に衝撃。これは界隈に激震が走る予感。
・同士討ちでかなり数を減らしたBC学園。このまま押し込まれるか……と思いきや!
・マリー様がなんか変な動きで2人を止める! なんだそのくねくねアクションは!?
・帰った後でtwitterで「マリー様」って入力したらサジェストで「くねくね」が出てきて笑う。
・くねくね4時間耐久動画とか誰か作ってください。
・西住殿の八艘飛びといい、なんかガルパンではスタイリッシュアクションが入るよね。
・マリー様の叱咤で平静を取り戻したBC学園が反撃に転じる!
・ここからBC学園の怒涛の反撃に、大洗側が立て続けに撃破されて「よ、よもやここで負ける!?」と本気で思ってしまう。
・しかし、ボカージュから脱出しようとしたところをMk.Ⅳの長大な車体に阻まれ、進退窮まるマリー車。ここで観念したか、スイーツを一口食べるマリー様の潔さが好き。
・ここから日常パート。なんと今回、桃ちゃん先輩の実家が明らかに!
・桃ちゃん先輩は大家族のお姉ちゃんで、かなりの苦学生だったことが判明。もう桃ちゃん先輩株が爆上がりですよ。
・まだまだ続く日常パート。ガルパンは部隊が大洗だけあって食べ物描写にもこだわってるよな。
・日常パートの合間に、ほかの学園のトーナメントが挿入されます。アニメには名前しか登場しなかったもろもろの高校が登場しますが、コアラの森高校のインパクトたるや。生コアラですよ生コアラ。正気かよ。
・そしてなんかもう一種の狂気すら感じるボコミュージアム。そして個人的に待望のみほアリ!! あああ!! 多幸感がモルヒネのごとく全身を駆け回るぜ!!!(ガンギマリ)
・そして2回戦開始! 2回戦の相手は……なんと知波単学園!!
・わたくしの脳内では「思考回路がウォーボーイズ」な知波単の皆さんですが、今回はなんと戦術、作戦を身に着けて大洗に襲いかかります。
・一瞬でしたが濃厚なそどまこ成分が! それにしてもそど子の大ジャンプには驚いたな。もしかしてガルパン世界は重力が6分の1とか?
・ほかの人の感想を読んでてなるほどと思ったんですが、これまでは大洗は「挑戦する側」「弱小チームが創意工夫で勝ち進む」という立場でした。しかし、劇場版での大学選抜戦を経た大洗はもはやかつての寄せ集め弱小チームではありません。最終章の段階ではその立場は完全に逆転し、大洗は「挑戦される側」「創意工夫から生まれた戦術、作戦をぶつけられる側」となっているわけです。
・言ってしまえば、最終章における大洗は「主人公」から他の高校から見た「ラスボス」の立場になっていると言えるでしょう。
・その証拠に、BC学園も知波単も「仲違いしているふりをする」「突撃以外の戦術を身につける」といった、これまでになかった創意工夫をもって挑んでくるわけです。
・これもまたほかの人の感想にあったんですが、やはり明らかに挑戦者側がメインと言うか、視聴者が挑戦者側に感情移入するように誘導されてる感はありますよね、最終章の構成は。
・2回戦の相手である知波単は、まさにガルパン開始直後の大洗と重なって見える部分すら感じました。
・泥濘地に追い込まれて万事休すかと思いきや、そこからこれまでの知波単からは考えられない選択肢、つまり撤退を選択して次回へ続く! これであと何年待てばいいのおおおおッ!?
↑ネタバレゾーン終了↑
……というわけで、大変楽しい最終章2話でした。
しかしまあ1時間未満の中によくもこれだけの内容を詰め込んだなあと感心します。
……で、俺は後何回見に行けばいいんだろう……。
最速上映はもう大量のガルパンおじさんによって速攻で占拠されていたようですが、こちらは仕事のこともあってちょっと遅れて明日見に行くことにしました。
TLにはすでにガルパンおじさん達によるガルパンはいいぞコールと、なんかわけのわからない微妙なネタバレ画像が大挙して流れてきたのでそろそろ行かないと致命的なネタバレ食らいそうで怖い。
さて予想なんですが、前述の微妙なネタバレ画像でなんとなーく何が起こるのかわかったような気がします。
あとネタバレと言えば、TLで「ネタバレ全部避けてたのに、amazonで特定の戦車のプラモが爆売れしててネタバレ食らった」ってツイートがあってさもありなんと言った感じ。
しかし、第1話から1年半か……第3話はいつになることやら。
諸々のレビューは6月中には終わるよね……。
・ぼんぼや総集編Ⅱ(泥舟海運)
日本から旅立ったサムライ娘・風呂色さんの珍道中を描くオリジナルマンガ、2冊めの総集編です。
ついに花の都パリにたどり着いた風呂色さん。ひょんなことからカトリーヌお嬢様のお屋敷で暮らすことになります。
風呂色さんの基本的にぽわぽわしてて後先考えてない行動は読んでて和みます。5つの誓いも全部速攻でブレイクしたしな……。
あと、お供のハトムネも好き。「コカトゥー」ってなにかと思ったら鳥の種類だったんですね。
そして今回、とうとう風呂色さんのお母さんである香さんが追いついてきました。
こちらの香さんも娘に負けず劣らずのアレっぷりで、全年齢誌とは思えないレベルの人妻の痴態を見せつけてくれます。いいのかこれ。
といった感じで結局保護者同伴の旅になってしまった風呂色さんの明日はどっちだ!
今回は風呂色さん、メガネをかけたり洋服を着たりしてお召し替えが多くていい感じ。
髪を切った後のショートカット姿が個人的にはお気に入りです。
今日はここまで。
夏コミは受かったのでなんとか新刊こさえて行くつもりですが、紅楼夢をどうしようか悩み中。
参加自体はするつもりなんですが、仕事のことやらメンタルのことやらで新刊が出せるかちょっと心配。
まあイベントに参加するからって必ずしも新刊出さなきゃいけないわけでもないんですが。
最近はほんとに創作へのエネルギーが大幅に減衰してて辛い。
そういう状態で自己肯定を得ようとして無理やり動こうとするからまた疲れる、という悪循環に陥ってるのは重々承知なんだけど、結局何もしてない自分が不安で不安で仕方ない。
こういう状態すらもうまく創作のネタにして昇華すればまだマシなんだろうけど……。
さてもう夏コミまで日がないのでちびちび進めてます夏コミ原稿。
一応プロットは書いたとはいえ、いざ書き始めたら毎回修正ポイントが出てくるんだよなあ……。
いざ書き始めるとバロシンとのつながり部分もなかなか難しい。
今まであまり現代社会よりの話を書いたことがないせいもあってか、どうにもディティールに欠けているように感じます。
もちろん現実とまったく同じにする必要はないんですが、なんというか、言葉を並べただけにとどまってるというか、そういう感じが拭えません。
この辺にこだわりすぎると筆が止まったり書くのが楽しくなくなったりすることが多いんですが。うーむ。
暑いのか寒いのかよくわからん……。
・あたいとげんそーきょー~いめちぇんぞうりょうちゅう~(北国もやし製造所)
ワルガキ感全開のチルノがとってもかわいいフルカラーマンガ、今回で早くも4冊目となります。
今回もちびっこたちが所狭しと大暴れしてます。
これまでも何度かレビューで書いてきましたが、本サークルさんのマンガの背景が好き。
どっかで見たようないろんなアイテムがさり気なく配置されてるので、それを探すのが楽しいです。
背景が書き込んであると雰囲気が出るんですが、本サークルにおける八雲家の中にある小物類が、いかにも「田舎のおばあちゃんち」って感じで好き。必ずあるんだよな額縁とかお面とか。
本サークルさんの博麗神社にはクラウンピースが居候してるんですが、魔理沙になついてて大変可愛らしい。
帰ろうとした魔理沙にくっついて離れないところとか読んでてかなり悶えました。
あとおとなしい顔してアバンギャルドなセンスを持っている大ちゃんですが、収容違反してんじゃねーか!! ねこですよろしくおねがいします。
いろんなところでバイトしてる赤蛮奇が可愛い。1日にどんなバイトしてるのか追っかけてみたいな。
あうんちゃんが完全に犬と化しててとってもラブリー。「私のほうが霊夢さんのこと知ってるんですよ」は笑いました。
今日はここまで。
めでたく夏コミに受かったのであとから泣きを見ないようにさっさとプロットを書いてみました。
今回は前回に引き続きマルクト教団誕生秘話ということなんですが、問題はどこで切るかという点。
今回に限らず、作品は終りの部分が一番難しいわけですが、今回はいつもに輪をかけて難しい。
時系列的にはバロシン直前くらいが妥当か?
そうなると必然的に内容にバロシンの設定も含まなくてはいけないので、またバロシンをいったん復習しておきたいところですがそんな時間はあるんだろうか……。
前回が時間と余裕がなくて、結局30ページに満たない薄い本になってしまったので、今回はガッツリ書いておきたいところ。
また、悪の心が芽生えて中編で逃げるかもしれませんが、そうなると全体の配分的に後編で書く内容が薄くなってしまいそうなので、なるべく今回を後編として終わらせたいです。
なんかもう「観てきた」というよりはまさに「浴びてきた」って感じの映画でした。
twitterで話題炎上してたのでこれは見に行かねばと思い見に行ったんですがまあなんというか、例えるならカルピス原液を口と鼻と目と耳から流し込まれるような映画でした。
まず言わせていただきたいのは、2019年にスクリーンでプールが割れてロボが発進するシーンを目にしようとはこの海のリハクの目をもってしても見抜けなんだわ。
初めて見たとき「おいマジか……」とつぶやいてしまいました。バカじゃねえのこれ……。(感涙)
中身は完全にTRIGGER濃縮エキス60ガロンといった感じでいつものアレがいつもの500億倍の密度で襲いかかってくるわけですが、それでストーリーがはっきりしてるというか、こんだけめちゃくちゃやってるにも関わらず、「このキャラが何をしたいのかわからない」「ここで何が起こってるのか見失う」といった事態がほぼ起こらないのがすごい。
大体にして「謎の人体発火現象が世界各地で起こり、『バーニッシュ』という突然変異体が現れた。その中でも各地で破壊活動を行うバーニッシュたち『マッドバーニッシュ』に対抗すべく組織されたのが『バーニングレスキュー』だ!!」という世界観説明が冒頭3分で終了、後は中盤でプロメアの謎が明かされるシーンまでずーーーーーーーーっっとアクションが止まらないんです。
もうタイトルが出るまでで「ハイこの作品の世界観はこうです。ワカッタカ!ワカッタラ サッサト イケ!」というならず者戦闘部隊ブラッディウルフばりに作品世界にブチ込まれるわけです。
世界観説明パートとアクションパートがスッパリ分かれているので、「違うことをいっぺんにやっててよくわからない」とか「アクションシーンで説明し始めるからそのあいだアクションが止まってしまう」が生じないんですよね。
んーむしろアクションがすなわち説明になってるというべきか。冒頭シーンではバーニングレスキューの面々のポジションと性格、そしてマッドバーニッシュの戦闘能力である「炎を操る」という能力がどういうものであるかをアクションで説明してたしな。
なので、作品の内容はもういまさら説明するまでもなくギットギトに濃ゆいんですが、のどごしスッキリなのであっさり飲み込めてしまう。
そして、本作で文字通り目を引くのがその色彩感覚です。
「炎」と聞いてイメージする色である赤や青だけにとどまらない炎の表現は非常にサイケデリックで、輪郭線のない描画とともに、非常に鮮烈な画像を作り出しています。
特にラストシーンの炎の表現は、およそ一般的にイメージされる「炎」のイメージとは真逆の「水」や「津波」に近い表現となっており、これまた強烈。
思いっきり漫画チックな表現に寄せたからこその大胆な画作りだと思います。
そして忘れてはいけないのが堺雅人氏の怪演でしょう。
わたくし堺雅人氏と言えば最初に思い浮かべるのは「戦闘妖精・雪風」の深井零中尉なので、どちらかと言えば寡黙なキャラのイメージがあったんですが、本作における堺雅人氏の怪演たるや!
なんかもうヘンな薬を摂取したのでは?と思うほどのまさにモンスター級の怪演を見せつけてくれました。
あと例の滅殺開墾ビームおよび諸々のステキウェポンについてですが、アレ全部本来は戦闘用ではないってことを考えるといろいろと考えさせられます。
いやーしかしこないだのゴジラに続きとんでもないものを観てしまった。
そしてもうすぐガルパン最終章2話も来るんですよね。夏コミ原稿大丈夫かな……。