はい、紅楼夢の申込みもしたしコミケ100の受理確認メールも届いたので、残ってる同人誌感想も少しずつ進めていきたいと思います。
・古明地こいしのテレフォンショッキング(すずだんご)
去年の秋頃にtwitterで流れてきたのでboothで注文したブツ。
中身は何かというとテレカです。
テレホンカードです。
この令和の世にテレホンカードです。若い世代にはテレホンカードってもう知らない子もいるんじゃないですかね……。
さてこれはどういうブツかというと、実際の公衆電話でこれを使うことで、こいしちゃんに電話をかけられるというもの。
わたくし今までたくさんの同人誌や同人グッズを見てきましたがこの令和の世にテレカてどういう発想なんだ。
こいしちゃんへの通話は、自動音声の案内のようにいくつかの選択肢を選んでいくというもの。
これ、なんというか画期的という言葉では済まされないアイデアだと思います。
東方にはさまざまな個性を持ったキャラクターがいますが、そこでこいしちゃんと電話という組み合わせは東方深秘録のオカルトで登場しました。
それをまさか「こいしちゃんと通話できるテレホンカード」と言うかたちで実現するというアイデアがすごい。
これによって、ただのテレホンカードが「現実世界と幻想郷をつなぐアイテム」として機能するわけですよ。
しかもこれを、今までさまざまなオカルトの舞台や定番ガジェットとなってきた「公衆電話」というロケーションで使わせることで、使用者を半歩「向こう側」に立たせられる。
同人グッズ数あれど、これは実に東方的なアイテムだったと思います。
しかもすごいのは、このテレカ、使用期限が限られているんです。これがまた「魔法のアイテム」っぽくてステキ。この「一時的にこの世界とは違うどこかとつながった」感が味わえるアイデア、素晴らしいの一言。
今日はここまで。