今日、twitterにてこんな話が流れてきました。
タコピーやさよなら絵梨などTLでものすごく話題になる作品が出ると、自分が読んだ時に理解力の低さを目の当たりにすることになるという話 https://t.co/bywBzIBPUk #Togetter
— 人形使い (@doll_player) April 12, 2022
わたくしインターネット感想マンのはしくれとして、この記事にはいろいろ思うことがありましたので、思いつくままに書いていこうと思います。
わたくしゲームや同人作品、映画などなどの感想を延々垂れ流しているわけですが、その中でいくつかルールを設けています。
そのひとつが、「自分が感想を書く前に他人の感想を見ないこと」。
他人の感想を丸パクリするのは当然のごとく論外として、先に他人の感想を見てしまうと、自分が感想を書くときの賛否の方向性が他人の感想に引っ張られてしまうんですよね。
もちろん感想や考察に正解なんてないわけですが、それをわかってても自分の感想というのは(自分の場合は)意外なほどほかの感想に引っ張られてしまう。
なので、他人の感想を漁るのは必ず自分の感想を出力した後にするように心がけています。
あとまあ、上記の記事にあるように、他人の感想を見て自分の視点の浅さを思い知らされるというのもわかります。
SNS開けば、自分よりも優れた読解力を持ってる人や自分よりモノ知ってる人なんていくらでも、それこそ見たくもないのに目に入ってくるわけですし、感想や考察はもう作品が公開された途端に津波のように押し寄せてきますよね。
なので、誰からなにか言われるわけでもないのに「正解の感想や考察」を常に出力していかなければいけないなんてふうに考えてしまうこともあるでしょう。
もちろん、「正解の感想や考察」なんてものはないので、そんなものを目指そうとするとありもしない正解を探して延々とメンタルエネルギーを消費することになるし、「界隈の正解」なんてものがあると延々と他人の感想に付和雷同していくことになる。
なので、そもそも「感想や考察に正解はない」という考えをしっかり持っておくことは、感想や考察を出力する際に非常に重要なものだと思います。
それに、感想や考察に優劣や正誤を持ち出してくるとほんとにろくなことがなく、自分の感想や考察にいちいち他人の承認を求めるようになって、最終的に自分の感想や考察じゃなくて他人が気に入る感想や考察を出力するようになるでしょう。そうなるともう自分の口から他人の言葉を吐き戻すだけになるので、これはなんとしても避けるべき。
正直なところ感想に対するレスポンスというのはそんなにもらえるものではありませんが、それだけになんらかのレスポンスがあるのは嬉しいですし、なにより自分が感想や考察を行うのは、すべてに優先してまず自分のためです。
それを忘れないように、これからもいろんな感想を書いていこうと思いますのでシクヨロ。