これまたPC買い替えてプレイできるようになった1本です。
steamで購入したSTGで、以前から奇ゲーのフェロモンを感知していたのでウィッシュリストに放り込んでおきました。そしてちょっと前にセールしてたので購入。
中身はなんというか、「はにいいんざすかい」+「ずんずん教の野望」といった感じの縦シュー。
プレイヤーはお坊さんとなって木魚に乗り込み、さまよえる魂を「よしよし」(ショット)で救済しながら六道を攻略し、その最後に待つ観音様にお参りするというなかりキてる感じのゲームです。
ゲームを始めるとチュートリアルが始まるんですが、チュートリアル担当のキャラがアカシックレコードって時点で「あっこれ考えたらだめなやつだ」とわかります。
STGとしては地形で殺しにくるタイプの作品で、迫りくる破壊不能な障害物である「む」を画面切り替えボタンで回避しながら進んでいくのがカオスフィールドな感じ。
STGとして見ると、画面がカラフル過ぎて自機、敵弾、敵、地形の見分けがつきにくい、3DSでも発売しているらしく画面が2画面に分かれているので真ん中の蝶番の部分が隠れて見えにくい、スコア(功徳)=ライフなので道中は基本ゴリ押しと正直プレイしづらい類のゲームではあるんですが、他のゲームにはない奇ゲー性がクセになる作品です。
自機から発射されるショットは本当に「よしよし」の文字だし、敵が撃ってくる弾もすべて何らかの言葉。そして各ステージ最後に控える観音様からはなんだか分かるようなわからないようなありがたいお言葉をいただけます。
また、拠点としてお寺があるんですが、ステージをクリアしていくごとにお寺にキャラがどんどん増えていき、話しかけるとこれまた分かるようなわからないような話をしてくれます。
これがなんかクセになるというかためになるというか癒やされるというか。
プレイしてるとなんだか得が高まっていく気がするSTGです。