ともこもなこ !

ソプラノ大森智子のページです。
ふわふわと流れてゆく雲のように
あんなことこんなこと・・・

めるへんたいむ (12)

2006年07月12日 23時18分06秒 | めるへんたいむ
今日は久しぶりに玉川グリーンハーモニーのお稽古へ。
おかあさんコーラス東京大会以来だから、1ヶ月ぶり! お懐かしゅうございます~
来月の全国大会へ向けて、こんどは揃いの半纏(はんてん)が準備されていました。(写真撮るの忘れた

イナセっ! 
私は下町生まれの下町育ちなので、祭っぽいものを見るとワクワクしてしまいます。
民謡に合わせて振り付けの練習もいたしました。
がんばっていきましょ~



ところで、めるへんたいむの時間です。

今日は、先日沖縄で初演しました「わたしはここに」をご紹介させていただきます。

新しい歌のための詩ということで能祖さんに依頼した際、
「生きていること」「キラキラしていること」「生まれるということ」
ということをテーマにお願いしたところ、自分ではまったく予期していなかった大きな詩(うた)を創ってくださいました。

・・と言いながら、あれこれと注文などもしてしまいまして、ほんと、何と申してよいのやら・・・
創造する苦しみや創造したものに対する愛着を差し置いて「あの、ここなんですけど・・」などと、
感じるままに言ってしまうのですから。
しかも言葉の師匠に。。。

でもでも!わたしも、歌うからには「自分の歌」として、すみずみにまですごく実感を持って歌いたかったのでした!

・・そして、出来上がった「わたしはここに」。
大きな大きな詩(うた)に、長生さんが寄せては返す波のような美しいメロディをつけてくださいました。

ずっとずっと大切に歌い継いでゆきたい、私のたからもの。




     わたしはここに     能祖将夫 作詞、長生 淳 作曲

    

     はじめは確かに泣いたかもしれない
     それから眠って
     そして笑った

     気づけばわたしはここにいて
     光を浴びて
     風を感じて
     いつもあなたに抱きしめられて
     愛を感じて
     そして笑った

     あれからたくさん泣きもしたし
     これからだって泣くかもしれない
     いつか一緒に笑ってくれる
     あなたがいればたぶんうれしい

     今わたしはここにいて
     光を浴びて
     風を感じて
     いつかきっとあなたに抱かれて
     ここを去って
     そして眠る
     その日がくるまで 
     光を浴びて
     風を感じて
     今わたしはここにいて
     今わたしはここにいるから

     だから生きよう