ぼくらわ 泉屋博古館 分館で 4月8日まで開催中の<生誕140年記念特別展 木島櫻谷 PartⅠ 近代動物画の冒険>を見たのだ
ぼくの気になった作品なのだ
<寒月>なのだ
半分の月が輝き 雪積る静寂の竹林を1頭の 孤高のキツネが歩いているのだ 後ろを気にして 振り返るキツネわ 何者かから逃げる逃亡者のように思えるし 過去を断ち切りがたく 振り返っているように ぼくわ 思えたのだ
あと 黒で 描かれている竹わ 近くで見ると 岩絵の具の粒子が光って見えて キラキラと輝いているのわ キレイだったのだ
<獅子>なのだ(※部分画像なのだ)
50歳前半の作だそうなのだ
掛軸に半身で 金色の瞳を持つライオンを描いていて 猛々しい感じわ なくて 落ち着いているというか なにか悟っているかのような表情をしていたような気がしたのだ
あと <竹林老狸>も良かったのだ
木島櫻谷(このしまおうこく)の作品って ちょっとしか見たことがなくて 気になっていたので 今回まとめて見れて良かったのだ
展示数わ 少なめだけど 動物を描いたものなど 素晴らしい作品が展示しているので オススメだと思うのだ
ここから先わ えこうの感想なのだ
泉屋博古館 分館 <生誕140年記念特別展 木島櫻谷 PartⅠ 近代動物画の冒険> 4月8日(日)まで
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/program/index.html
作品リスト
https://www.sen-oku.or.jp/cf7b72c101ae4500307a685749e515e8de881fab.pdf
展示構成
青年のころ 雄渾自在な筆勢
壮年のころ 洗練の色彩、緻密な彩色
暮年のころ 動物を見つめ、自身をみつめ
作品リストには、34点となっていますが、私が見た時は展示替えもあるので29点を展示、あと、参考出品として、写生帖なども多めに展示していました。
気になった作品
2.猛鷲図
天鵞絨(ビロード)友禅壁掛の原画だそうです。強い風の中、木の幹で休んでいるのか、それともこれから飛び立とうとしているのか、分からないが、雄々しく雄大な鷲がカッコいい。その天鵞絨友禅(作者:西村總左衛門、タイトル:嵐)は、三の丸尚蔵館所蔵なので、いつかの原画と一緒に見比べをしたい。
5.初夏・晩秋
六曲一双の右隻には、鹿の子模様の夏毛に短い角の姿と白い小菊を描いた初夏を、左隻は冬毛に変わった鹿たちが長い角をつけていて、桔梗の花を描いた晩秋が描かれています。
両方とも、同じシカの家族を描いていて、初夏の方は、皆でまったりとくつろぎ、晩秋は冬支度のため、皆で移動をしていた。
6.寒月
左隻
右隻
解説には、こう書かれています。
『雪夜の竹林を下弦の月が照らす。冴えわたる月光と冷気に満ちた世界に一頭の狐が現われる。鋭い目つき、慎重に踏む足先、毛足の長い冬毛の質感など小さくも確かな存在感を示す。奥行きのある空間のなか、倒れた細竹や綿毛を残す白嫁菜(しらよめな)など細部にいたる写実表現、竹の構成美などが一体となった櫻谷の代表作。
モノクロームとみえながら、竹幹や木々には、青、緑、茶などの色料が施され、見る角度により、「夜の色」が鮮やかに浮かび上がる。第六回文展で三度めの日本画最高賞(二等)を受けた作品。』
7.獅子虎図屏風(※画像は、右隻のみ)
六曲一双の屏風で、右隻には、堂々として歩もうとしているライオンが、左隻は、伏せて水を飲むトラが描かれ、動と静の相反する猛獣が描かれている。
ともに輪郭線を用いていないで描いていた。
8.猛鷲波濤図屏風
六曲一双の屏風、金地の背景に墨で描かれ、右隻にはワシを、左隻には岩と打ち付ける波が描かれていてカッコいい。
12.薔薇孔雀図
京都写生派(円山四条派)では、江戸時代18世紀以来孔雀は富貴を表す吉祥のモチーフだそうです。番(つがい)の孔雀が岩で休み、一羽は首を丸め毛づくろいしていて、その孔雀の羽が華やかで美しい。それ以上に岩の奥に描かれているバラが奥ゆかしい感じで、もっと美しいかった。
20.かりくら
大きな画像も載せます。(クリックすると大きな写真で見れます。)
かりくらとは、「狩り競べ」のことだそうです。三人の武者が馬で駆け、獲物を探していて、馬の躍動感がいい。
24.角とぐ鹿
頭をかかげて、木の幹で角を研ぐ鹿が描かれていて、ポーズが可愛らしく、冬毛のモコモコで、触ってみたいような質感がいい。この作品の隣に大下絵もありました。
26.鹿の親子
小鹿がこちらを向き、ポーズを取っているかのようで、微笑んで見えるのがいい。
特に、<寒月>が素晴らしく、この1点を見るために、展覧会を運んでもいいくらいの作品だと思います!!
木島櫻谷は、過去に2点くらいしか見たことがなかったですが、この展覧会を機に、どんどん人気が出てくるような気がしましたし、オススメの展覧会だと思います。
4月14日から<Part II 木島櫻谷の「四季連作屏風」+ 近代花鳥図屏風尽し>が開催されるので、そちらも見に行くと思っています。
Part2も見に行きました。
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/d928d8bd665f8c0b0962d92d78b55905
この後わ 神谷町駅方面に10分くらい歩いて<ナポリスタカ>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ
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どるち & えこう さん。
木島櫻谷展良い作品展でしたにゃ。
京都から巡回してくれて
よかったですにゃ。
キラキラわ、
きっと櫻谷の独自ブレンド
岩絵の具なのですかにゃ。
ボガマリ昨日行ったですにゃ。
フェットチーネすごく
おいしかった(泣)ですにゃ。
あいにく牡蠣とポロ葱わ、
終わってしまっていて、
燻製サーモンのトマトクリーム
ソースでしたにゃ。
おいしい余韻がまだ感じるですにゃ。
次の休みもイタリアン
食べたいですにゃ。
報告でしたにゃ。
こんばんわなのだ
木島櫻谷の作品 素晴らしいですよねなのだ
前にNHKの日曜美術館で放送があって見たんだけど 岩絵具を1分毎とかの種類に分けて 火であぶって 同じ色でも 違う色にさせていたようなのだ
もしかしたら 火であぶったことが キラキラの要因かも?なのだ(どるち)
ボガマリにランチへ行ったのですね。燻製サーモンのトマトクリームのソース美味しそうですね。考えるだけで、お腹が減ってきます。
私やどるちは、見るのを優先させて、書くのを後回しにしたり、気分が乗らないブログをかかなかったりするので、行ってから結構なお時間が経ってから、ブログを載せるので、<牡蠣とポロ葱のフェットゥチーネ>を期待させてしまいましたね・・・。ボガマリは、20日以上前に食べに行っていたのです・・・。
すみません。(えこう)