どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『2回目の<特別展 没後50年記念 川端龍子 -超ド級の日本画- 「後期展示」>』なのだ

2017年09月01日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<中華そば いづる>でランチを食べたぼくらわ 山種美術館に移動して もう終わってしまった展覧会だけど<特別展 没後50年記念 川端龍子 -超ド級の日本画->『後期展示』を見たのだ



2回目だし ぼくが書くのだ

山種美術館 <特別展 没後50年記念 川端龍子 -超ド級の日本画-> 終了しましたなのだ

http://www.yamatane-museum.jp/exh/2017/kawabata.html

作品リスト
http://www.yamatane-museum.jp/exh/upload/list170623.pdf




ぼくらわ 『前期展示』も見たんだけど もう1度<草の実>が見たかったし 『後期展示』の<八ツ橋>も見たかったので 行ったのだ

↓こちらわ 前に見た『前期展示』の感想なのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/21516c6cc1b62dc95531cd81b44758a2


ぼくらが気になった作品なのだ

川端龍子が描いた<八ツ橋>なのだ(*山種美術館蔵)(※この作品のみ 写真OKだったのだ)


左隻と右隻の画像なのだ(クリックすると大きな画像で見れるのだ)
 

解説にわ こう書かれていたのだ
『≪八橋図屏風≫(メトロポリタン美術館)など光琳の屏風に刺激を受けて誕生した作品。龍子は画業の初期に光琳に傾倒した。本作は【伊勢物語】の物語性を超越して光琳の作品と対峙するために描いたとみられる。昭和20年6月、ほとんどの団体展が中止される中、自らが主宰する「青龍展」を自邸と弟子の画室で断行し、発表されたもので、相次ぐ空襲の難を逃れ、約1ヶ月半で完成させた。』

ぼくらわ 琳派的なデザインというよりわ 生命感にあふれた作品だと思ったのだ


川端龍子が描いた<金閣炎上>なのだ


解説にわ こう書かれていたのだ
『昭和25年7月2日、京都・鹿苑寺の金閣が放火によって焼失する大事件が起きた。翌日の新聞で現場写真を目にした龍子は、焼失を惜しむと同時に、「金閣の炎上、これは絵に成る。・・・と瞬時に画心が燃焼」し、早くも2か月後の青龍展で本作品を発表した。
雨のそぼ降る庭の景色が、墨の滲みを活かして描き出され、着色による古典的な火焔表現手法によって、闇夜に赤々と燃え上がる炎が見事に表現されている。』

このエピソードを聞いて 画題にしたって ちょっとビックリだったし 炎の一部が 金色だったのわ すごく印象に残っているのだ あと 想像していた以上に大きな作品だったのだ


川端龍子が描いた<華曲>なのだ

二曲一双の屏風で 左に じゃれたような唐獅子 右にわ 牡丹が描かれていて 百獣の王の獅子と 花の王様の牡丹との組み合わせ しかも それぞれのシルエットが 対になっているように描かれていたのだ

この作品 気に入ったんだけど ポストカードが売ってなくて ちょっとショックだったのだ・・・


あと 通期展示していた<草の実>も素晴らしかったのだ


ちなみに この作品を描く数年前に 同じような作品の<草炎>を制作していて 東京国立近代美術館の常設展示で 9月10日まで見れるそうで ぼくらも見に行こうと思っているのだ


前期に続き 見に行ったけど やっぱり川端龍子わ すごかったのだ

今年で没後50年ということで 大田区立龍子記念館でも 11月に展覧会<没後50年特別展「龍子の生きざまを見よ!」 >があるそうなので こちらも見に行きたいと思っているのだ

↓こちらが 展覧会のプレスリリースなのだ
http://www.ota-bunka.or.jp/Portals/0/images/facilities/ryushi/pdf/tokubetu_press.pdf


今回も素晴らしい作品が見れたし 美味しいものを食べることが出来て 大満足だったのだ

ありがとうございますなのだ