Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

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ひろしまオペラルネッサンス「椿姫」@広島アステールプラザ

2009-09-15 02:38:24 | オペラ


ひろしまオペラルネッサンス
「椿姫」
ヴェルディ作曲
広島アステールプラザ大ホール

指揮:マウリツィオ・アレーナ
演出:松本重孝
管弦楽:広島交響楽団

ヴィオレッタ・ヴァレリー:乗松恵美
アルフレード・ジェルモン:中井亮一
ジョルジュ・ジェルモン:ウー・ジューホ
フローラ・ベルヴォア:藤井美雪
アンニーナ:酒井由紀
ドゥフォール男爵:安東省二
ガストーネ子爵:下岡寛
ドビニー侯爵:飯島聡志
医師グランヴィル:國元隆生
ジョゼッペ:久保田一憲
使いの男:神谷雄
召使い:越前皓也



乗松恵美さんのヴィオレッタを聴きたくて13日の公演に行きました(^O^)

ただただ…感激です(;_;)
なんて可憐なヴィオレッタ。

「椿姫」は確かに涙なしに観られない演目ですが。
「乾杯の歌」で乗松さんの美しい声を聴いたあたりで
既に涙目のフライングdolce-vita

だって…ホントに美しい歌声なのよ(≧ε≦)


当然ながら「椿姫」は最初から最後まで聴きどころ満載。
特にヴィオレッタは全幕通して、出突っ張りの歌い通し。
第1幕では技巧的に。
第2幕では叙情的に。
第3幕ではドラマティックに。
タイプの違う歌唱を求められるから、聴く方としては楽しみだけど、歌う方は大変そうです。



第1幕
言わずもがなの「乾杯の歌」
合唱すばらしいです♪


「天上の方と思える貴女が」
今まであまり歌詞を考えたことなくて、音楽としてしか聴いてなかったけど。
アルフレードってばやっぱり詩人(*^o^*)

Amor e palpito
dell'universo intero
恋は全宇宙の鼓動♪

アルフレードのこの言葉に心動かされたヴィオレッタ同様、心奪われるdolce-vita(;_;)


「そはかの人か~花から花へ」

E strano! e strano! in core

Sempre libera…

恋の高鳴りを超絶技巧のコロラトゥーラにのせて歌う。

透明感のある伸びやかな高音域がホント美しく響く。


第2幕第1場
パパ・ジェルモン登場!
「別れてほしい」
「できません」

ウー・ジューホさんと乗松さんの二重唱。

お二人の歌声はどこまでも深く美しい。

乗松さんの情感あふれる歌に込められた悲しみと戸惑い。
もう涙なしには聴けません(T_T)
ヤバい、マスカラが~(-_-#)

長大な二重唱だけど、舞台照明の演出もなかなか。
パパ・ジェルモンが到着したときには昼間の日差しだったのが、佳境に入るにつれ夕方の日差しに!
アルフレードが戻る頃はすっかり日が暮れ、アルフレードがキャンドルに火を灯し、やがてその明かりがメインになっていく。
好きです♪こういう演出。


「プロヴァンスの海と陸」
バリトンの見せ場。
もちろん私も大好きなアリアです(^O^)


ヴィオレッタがアルフレードの元を去る場面
哀切極まりない歌唱にもう聴いてるこちらまで胸が張り裂けそう(ρ_;)


第2幕第2場
フローラのサロン
ジプシー女と闘牛士のバレエ。
かっこいいですぅ(^O^)

アルフレードが登場するまでが、クスッと笑える唯一和む場面ですね~


この後、アルフレードが公衆の面前でヴィオレッタを侮辱するという暴挙に出るわけですが。

かっこよく登場して息子を諫めるパパ・ジェルモン。
いいシーンなのだけど…。
失意のあまり息子さんが人としてあんまりな行動をとってしまったのは、もとはといえばあなたが…。
毎回釈然としない気持ちになります。


第3幕
「さらば過ぎし日よ」
可愛らしい声でパパ・ジェルモンからの手紙を読み上げるヴィオレッタ・乗松さん。

このあたり特に、ネトレプコやゲオルギューのようにドスの利いた嘆きのイメージが強いけど。
乗松さんのヴィオレッタはあまり恨み節が強くなく、悲しくて儚げ。
嘆きを全面に出すより、健気に耐えている風情が、日本人の涙を絞るような気がする。


瀕死のヴィオレッタの元にアルフレードが訪れる。

「パリを離れて」
また一緒に暮らそう
叶わないと知りつつ、聴くのは悲しい。

ヴィオレッタは最後、生きる幻覚を見る。
不思議だわ、痛みが消えて生きる力が湧いてきた。
ああ、私、生きるのね。

ヴィオレッターっ(┳◇┳)

号泣です。

すぐには拍手もできません。



ソロの方もすばらしかったけど、
合唱、すごくよかったです!

そして乗松恵美さん。
Brava! Brava! Bravissimo!

ホントに可憐で健気なヴィオレッタでした(*^o^*)



前回の「ドン・ジョヴァンニ」のシンプルな舞台装置とは対照的に、
今回は実にオーソドックスなスタイル。
華やかにサロンや当時のゴージャスな暮らしぶりが舞台上に再現されたようです。
でも実はいろいろ凝っていて。
狭い舞台上、お部屋のセットの奥側に、
窓や出入口が配されていて、
そこから屋外への開放感を意識させる作りになってました。
さらに照明が実に効果的使われていて、狭苦しいと感じさせません。
すごくいい舞台装置でした(o^∀^o)



書き洩らしたことはたくさんあるかもしれませんが。

広島オペラルネッサンス「椿姫」
すばらしい出来で、満喫しました~。
楽しませていただきました!


ちなみに14時開演、13時50分現在この位置でした。
ぎりぎりじんじんのおいら(汗)

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23 コメント

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椿姫! (zucchero)
2009-09-15 22:20:16
かぶってますなぁ…。
私もいま、椿姫堪能中です
ゲオルギュー素敵
だけどやっぱりナマはいいよね、ナマは。
Sempre libera (dolce-vita)
2009-09-16 22:54:58
ネトレプコ、麻季姫…
まだヴィオレッタのハシゴ中です(*^o^*)
それ、いい! (zucchero)
2009-09-17 07:40:37
今度はいっしょに歌える(!?)
Unknown (恐れ入ります)
2009-09-27 00:38:41
合唱で出ていた者です。過分なお褒めにあずかり、誠に恐縮至極であります。

でもホントに乗松さんって素晴らしかったですよね。同じ舞台に立てて光栄でした。

私は転勤族なんですが、こんな公演が成立しちゃう広島のレベルの高さには、正直かなりビビっております。

今回のプロダクションも、体制とか大道具小道具衣装、何から何まで超・贅沢で、ひょっとしたら新国の次にスゴイんじゃないかと思います。
感激ですっ (dolce-vita)
2009-09-27 03:02:45
合唱ホントに感激でした(≧∇≦)
素晴らしい感動をありがとうございます(^O^)

素人の感想なので、表現がおかしいかもしれませんが、
キレがあるっていうか、メリハリが心地よいっていうか…
合唱でキレがあるって、ソロと違ってもっと難しい気がして。
スゴかったです。
Bravi!

次のプロダクションも合唱への期待がますます高まります!
Unknown (恐れ入ります)
2009-09-30 00:14:12
重ね重ね恐れ入ります。

「キレ」ですか。。。とにかく「R」の巻き舌については、マエストロからひたすら「足りない」「足りない」「もっと巻け」とダメが出まくって、皆で親の仇を取るかのように巻いて巻いて巻きまくった(時々勢いで「L」まで巻いちゃって・・・)ものですが、その成果でしょうか。

来年の1月31日に、同じアステールの大ホールで、今度は合唱団のメンバーだけで、「椿姫」の第一幕と二幕二場をやります。私も役をもらうことになりましたので、宜しければ是非いらして下さい。
楽しみです♪ (dolce-vita)
2009-09-30 22:35:15
うふふ(^w^)
巻いて巻いて巻きまくったのですね。
でも、そんな努力の積み重ねで、感動って生まれるんですねo(^-^)o
聴衆としては感謝感謝です♪

合唱団演奏会、今年の1月も行かせて頂きました。
確か椿姫とモーツァルトのレクイエムでした。
今ちょうど録画していた、
ヴァレンボイム指揮スカラ座合唱団の
ヴェルディのレクイエム聴いてます。
(「怒りの日」のところでハッと目が覚めます(*^_^*))

でも、どんな素晴らしい演奏もやはりライブには適いませんよね!(b^ー°)
今度の1月も楽しみです♪
Unknown (恐れ入ります)
2009-10-02 04:05:08
なんと、去年もいらして下さっていたとは。私は初めて出るんですが、どんな演奏会になるのやら。。。

ちなみに目下のところは、12日にせまったこの公演に忙殺されております。合唱団と、先日のフローラ・藤井先生で現代曲に挑みます。

http://www.cf.city.hiroshima.jp/naka-cs/opera/music/index.html#konnendo

現代曲なので、最初まるでワケわかんなかったんですが、段々仕上がってきて、この曲のおもしろさが分かってきました。
すごーい! (dolce-vita)
2009-10-03 01:09:31
ご活躍の場が多岐にわたってホント素晴らしいですね!
機会があれば、いろんなところに聴きに行きたいです♪
そのときは美しい歌声、ぜひお聴かせ下さい。
人の声ほど素晴らしい楽器はありませんよね(^O^)
Unknown (恐れ入ります)
2009-10-07 00:48:19
でも、
8月:平和の夕べ
9月:椿姫
10月:声なき声
と3ヶ月連続本番、っていうのは、ちょっと常軌を逸してる気がします。今年だけの変則日程のようですが、そろそろマジで身体が辛くなってきました。7月からずっと土日潰れっぱなしですからねぇ。。。

私は参加しませんが、他のメンバーはほとんど、11月には演奏旅行に行くんです。これで4ヶ月連続・・・信じられない。

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