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迷える古羊、どこへ行く/ドリーム オン

2018-03-20 16:03:53 | 日記

●3月13日(火)
*そういえば、昨日歩いているときに、春を告げる沈丁花のツンとした香りが鼻を通り抜けた。
ブログ。
午前中10時頃、集会所利用の件で同じ棟のHさんを訪ねたが留守。

*中学卒業50年記念の同窓会の知らせがLINEで届いた。
本格的な同窓会は5年毎にあって、今回はそれなのだが、これとは別に年に1~2回ミニ同窓会があって、仕事を退職した後自分も1度参加したことがあった。ミニ同窓会は人数もそんなに多くないので、居酒屋の一室でやったのだが、タバコが・・・ 嫌煙者に気を遣う人など誰もいない。こちらが黙って部屋を出るしかない。

だからその後に行われたミニ同窓会は泣く泣く欠席した。
多分、今後禁煙にならない限りミニの方は欠席せざるを得ないだろうが、こちらから禁煙の提案などしようものなら、それこそ煙(けむ)たがられるのが関の山。

5年に1度の同窓会の方は、前回は人数も多く、ホテルの部屋も広かったので何とか逃げ回ることが出来た。
今回は今のところ多分出席しようとは思っている・・・

それにしても、何で非喫煙者の方が遠慮しなければならないんだろう。
何で喫煙者は他の人に配慮するということをしないのか。
何で有害な発ガン性物質と嫌な臭いを無遠慮にバラ撒いておいて平気でいられるのか。
何で人に迷惑をかけても平気なのか。
喫煙は人に迷惑をかけるという認識があれば、人前でタバコを喫(す)うのは遠慮してしかるべき。

人の迷惑になることは控えるというのは本来マナーの問題であるが、例え新宿区のように区内全域路上喫煙禁止というところであっても、そんなこと知ったこっちゃないという喫煙者は山ほどいる。
道を歩いているだけなのに何故嫌な思いをしなければならないのか。

受動喫煙で命を落とす人の数は1万を越える。交通事故による死者の数倍だ。

厚労省の人間もまるで信頼できない。

*朝鮮との首脳会談が行われる見通しとなったアメリカのトランプは、前から色々と取り沙汰されていたティラーソン国務長官の解任を決めたようだ。

ティラーソンは、地球温暖化対策パリ協定からの離脱に反対、イランとの核合意を破棄することに反対、イスラエルにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転することに反対、だそうで、これじゃあクビは時間の問題だったとも言える。
ただよく分からないのは、元々ティラーソンは朝鮮に関しては対話重視であり、強硬論のトランプとは意見が対立していたが、トランプが米朝首脳会談を受け入れたそのタイミングで、即ち、ティラーソンの意見を採り入れた格好になったにも拘わらず、ティラーソンを更迭したという点はよく分からない。

後任の人物は、朝鮮とイランに対しては強硬派とのこと。朝鮮に対して強硬であるということは“キム王朝”をぶっ潰すには良いかもしれないけど、イランに対して強硬なのは、地域の安定・中東和平にとって非常にマイナスだと思う。アメリカに背中を押されて悪乗りしたイスラエルがイランを攻撃でもしようものなら、それこそとんでもないことになる。ロウハニもそれなりに頑張っている。

自分が間違っていなければ、今回のクビは、トランプがツイッターに投稿したのが先で、ティラーソン本人にクビを(電話で?)正式に通告したのはその何時間か後だったとか。
もし自分の聞いた通りだとすると、例えクビにするにしても、いくら何でも礼を欠いていると思うが如何。
ティラーソンのクビで一緒に詰め腹を切らされた人間が何人かいるようだ。

それにしても、一体何人辞めれば、と言うより一体何人クビにすればトランプは気が済むのかね。

更に、他にもまだクビ候補が何人かいて、トランプは“チャンスを狙っている”らしい・・・

*今日は、集会所利用の件で同じ棟に住む自治会長?のHさんを5回くらい訪ねたが、最後8時に行ったときも留守。Hさん宅のドアの新聞受けにメモを入れておいた。
麻雀会の会長には状況報告の電話。

*よく分からんが、何でも将棋の藤井6段が、去年4~今年3月の対局における勝ち数や勝率や連勝数など4つのタイトル全てで1位の快挙だったとか。凄いことらしい。

*パラ、女子アルペンスキー複合の村岡桃佳選手が3個目のメダル、銅メダルを獲得した。まだ金のチャンスはある。頑張れ!

●3月14日(水)
*今日の気温は20度を超えるとか。
ブログ、今日の更新は1日分。
*昨日、集会所利用の件でHさんにメモを残しておいたが、今日の午後、ウチの新聞受けにHさんから返信メモが入っていた。
集会所を担当する専門の管理人が団地内にいるとのことで、早速その人を訪ねてみたら、集会所に案内してくれた。初めて中に入った。
午後の3時間で600円。有料なんだ・・・
ネックになったのが、自分たちで用意したテーブルや麻雀牌(パイ)など、持ち込んだものは集会所に置いたままにできないということ。一々持って帰らなければならない。今やっている麻雀会ではテーブルは折り畳んで集会所に置いたままにしている。ここら辺一帯の同じ名前の団地でも、集会所の利用は管理人によってルールが違うようだ。
テーブルを持ち帰るのはかなり大変。というか、どこに持って行けば良いのか、場所がない。

麻雀会の会長に電話で、麻雀卓は置きっぱなしに出来ないと報告。別の手を考えることに。

Hさんに感謝のメモ。

*ブログ。面倒な部分(森友)にぶち当たって、この間から全然捗(はかど)らない。
一昨日、財務省が文書書き換えを公式に認めた後、全容解明への取り組みは具体的にはまだまだ先、遅々として進まず、ただただ混沌状態が続いているだけといった感じ。

*パラ、クロスカントリースキー、男子1.5キロスプリントクラシカルの新田佳浩選手、銀メダル獲得!

*やったー! 遂にやったー!
村岡桃佳選手の4個目のメダルは金。アルペンスキー女子大回転で遂にやりました。

17歳で出場したソチ五輪では今一の成績だった桃佳選手は、先日のピョンチャンで銀メダルを穫(と)った渡部暁斗選手などを輩出した早稲田大学のスキー部に入ることを希望。
スキー部監督に会って「早稲田で力を伸ばしたい」と訴えたが、監督は、障害者アスリートに対する指導体制がないことを理由に、一度は希望に添えないと桃佳選手の入部受け入れを断った。

しかし、桃佳選手は諦めず、「死んでも早稲田に行きたい」「浪人しても早稲田しか考えられない」との思いを伝える。

「高校生の芽を、ちょっと訳の分からない理屈で、僕たちが勝手に摘んではいけない」と考え直した監督は、桃佳選手の大学入学を後押しし、学内のバリアフリー化に取り組み、そして何よりも厳しい練習を課した成果が今回の快挙に結びついた。

監督にも拍手を送りたいが、それより何より、やはり心を打つのは桃佳選手自身の熱意。
桃佳選手の揺るがぬ思いが、監督の心をも動かした。

障害があろうがなかろうが、そんなの関係ない。報われるか報われないかも関係ない。
重要なのは、夢に向かってどれだけ努力するかだ。

*あの車椅子の宇宙科学者スティーブン・ホーキング博士が亡くなったとか。自分のような凡人の頭では全く理解不能な理論だが、でも、宇宙という言葉を聞くだけで何となくロマンを感じる。

まだ喋れるときに来日し、テレビでもその時の様子が流されたが、それを見てびっくりしたのは、まだ喋れるとはいえその喋り方は、文字で言えばまるでミミズ。どう聞いてもアーアー、ウーウーと呻(うめ)き声にしか聞こえない。全く言葉ではない。元々英語は喋れない自分だが、単語一つさえ何も分からないくらい、ただただミミズのように呻いているだけのようだった。
それなのに、それを通訳できる人がいたのにはもっとびっくりした。本国イギリスでも通訳が必要なくらいもうほとんど聞き取れない状態だったということなのであろう。その後完全に声帯の筋肉も動かなくなったが、コンピューターの発達のお陰で活動を続けることが出来たのは、博士にとっても世界にとっても非常に良かったと思う。

今日は車椅子の人の話が重なった。

パラの人も頑張れ!
どんな環境の人でも頑張れ!

*玄関から外には出たが、団地の外には出なかった。暖かな良い天気が勿体ない・・・ ブログ(森友)がなければ散歩にでも行けたのに・・・

●3月15日(木)
*昨日世話になった集会所の管理人さんに電話。本人不在。奥さんに、集会所の利用は今回は見送りと伝えた。

*20度以上のぽかぽか陽気。1枚脱いで、ノースリーブのTシャツだけでも全然OK。

徒歩で新宿。Kさんと会う。
今日、エアロスミスなど4枚のCDを買ったとか。
ジョー・ペリー・プロジェクトのこととか、エアロは初期が絶対に良いとか。
「何か、月に2万円くらいになるようなことはないかな」と、ロック系の映像販売とか投資とかも含めて色々話したけど、「やっぱ、何か働くのが一番良いのかな・・・」
Kさんもジョギングしたりジムに行ったり、運動はちゃんとしているとのこと。
ロックのサークルみたいなのがないかな・・・
Kさん、プログレも結構好きなので、トリアンヴィラートというドイツの3人組バンドをリコメンドした。

Kさんは今は個人投資家。時間は多少あるみたい。これからもたまに会えると良いな。

*徒歩で新大久保まで戻り買い物。
まだちょっと酔いが残っているので、階段やジャンプはなし。

*近畿財務局といえば、国有地の貸付・売却について森友学園と直接話し合ったところ。今月7日に自殺した近畿財務局の職員がメモに、
「決済文書の調書の部分が詳しすぎると言われ、上司に書き直させられた」
「勝手にやったのではなく、財務省からの指示があった」
「このままでは自分1人のせいにされてしまう」
と書き遺していたことが判明。

霞ヶ関からの影の力によって決済文書の書き換えを指示されて、嫌々書き直しをさせられたんだろう。
財務省の立場と、誰か官僚の地位と、もしかしたら誰か政治家の地位を守るために、一人の人間の命が犠牲になった。

刃物を使わない殺人だ。

痛ましい、お気の毒としか言いようがない。

*自民の石原のムスコ、「野党の皆さんはですね、「内閣辞めろ」とかですね「財務大臣辞めろ」とか言ってますけども、人の進退は当事者が決めることです」

そうかもしれない。

ただ、もし辞めるべき当事者が辞めないと言っている場合、周りの人間が辞任を促すことは別に可笑しいことではないと思う。
石原が周りの人間は黙っていろと言うのは間違っている。

マスゾエは都知事の座にしがみついていたが、都民・国民の声により職を辞した。

人の進退を決めるのは国民である。

石原は、文書書き換えの全容解明はアソー財務大臣がちゃんとやるから、野党はギャーギャー言わずに黙って引っ込んでろとでも言いたいのであろう。

あのオヤジにしてこのムスコあり。

*昼間Kさんと会ってロックの話をした。
[これ観て 聴いて]
・ロックをあまり聴かない人へ。
エアロスミスの「ドリーム オン」。エアロスミスというと基本はロックンロールだが、「ドリーム オン」は完全なバラード。でもラブバラードではない。スティーヴン・タイラーの嗄(しゃが)れた絞り出すような声だとバラードに合わないようだが、歌詞の内容を考えながらじっくりと聴くと、心の底から訴えかけるようなそんな説得力を感じることが出来る。

「ドリーム オン」、夢を見続けよう。目標は諦めちゃダメだ。もしかしたら努力が報われないことがあるのかもしれなけど、でも夢に向かって進まなければ何も起こらない。

エアロスミス、スターを目指して必死にもがいた。だからトップに立てた。
村岡桃佳選手、夢を決して諦めなかった。だから笑顔が素晴らしい。

余談だが、歌詞の一番最初、「鏡を見るたびに顔のシワがハッキリしてくる」なんて、二十歳(はたち)ちょっと過ぎの人間が言う言葉じゃないような気がする。自分がそれを実感して鏡をあまり見ないようになったのは50歳を越えてからだ。

YOU TUBEに日本語訳もあり。
後から作成したものかもしれないけど、オフィシャルのクリップがあったはずだが・・・

・プログレ好きの人へ。
トリアンビラートのアルバム「スパルタカス」。もうとっくにご存じかもしれませんが・・・
今までお勧めしたくてもYOU TUBEにはアルバムの一部の曲しかなかったのであまり強くプッシュしたことはなかったと思うけど、今日Kさんにトリアンビラートの話をしたので、イエで改めてYOU TUBEを見直してみたら、音だけだが「(1975)FULL ALBUM」というのがあったので、今回改めてお勧め。

いつでもどこでも誰にでも「ドイツのELP」と必ず言われてしまう、ELPと同じトリオ編成のトリアンビラート。
ちょっと堅苦しい音楽という印象だったが、3枚目の「スパルタカス」では肩の力を抜いて聴くことが出来る。ローマ軍?の傭兵?奴隷?であったスパルタカスが反旗を翻すが・・・というストーリー。
ボーカルはあまり上手くはないけど何となく哀愁を誘う声で、何故か良い。

Kさんには、「スパルタカス」はそんなにELPっぽくないと言ったが、イエで改めて聴いてみると、やっぱりもろELPじゃんかという箇所は何ヶ所かあって、思わず苦笑い・・・ それだけ歌が耳に残っているということかな。

40年以上前、大学時代に初めて聴いて結構感動して、「自分の墓に1枚だけ持って行けるとしたらどのアルバム?」に“選出”された。
トリアンビラートは7枚くらいアルバムを出したはずだが、5枚のアナログアルバムと、他にデビューアルバムはテープで持っている。自分はレコードはあまり買わない方だったが、「スパルタカス」のせいでどちらかというとかなりマイナーなトリアンビラートを、少ない小遣いながら“追っかけ”ていた。

2枚目の「~ダブル ディンプル」が名盤という人もいるが(YOU TUBEにアルバム全曲あり)、トリアンビラートで自分の一押しはやはり「スパルタカス」だ。

プログレファンでなくても、ロックを聴かない人でも、そしてロックが嫌いな人も、「スパルタカス」は良いですよ。