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迷える古羊、どこへ行く/数字のマジック

2017-06-21 11:20:04 | 日記

(今日は3日分です)

●1月8日(日)
*帰る頃には強い雨らしいが、チャリで出かける。出かけてすぐにポツリ、ポツリ。
*スーパーのバイト。15~23時。
段々本降りに。気温も今期最低レベル。そのせいか暇。

チャリで上下レインコートの最重装備で帰宅。それでもかつて自分が経験した最も辛い帰り道と同じくらい今日は辛かった。とに角体がきつい。
雨に濡れていたら風邪どころじゃ済まない最悪の状態になっていたかも。

*ニュース他の後、新大河の第1回目。まあ、初回はこんなもんだろう。
やたら疲れて番組が終わる前にウトウト。

●1月9日(月・成人の日) バイト休み。
*年賀状をもらっていたT美さんにメールで寒中見舞い。
*同じく年賀状をもらっていた四国の叔父に電話で挨拶。
*夕方、ゴミ捨て&近所のスーパー。
*ブログ、いくらも進まず。

●1月10日(火)
*スーパーのバイト。15~21時。

*去年の交通事故による死者数は3904人だったそう。昔はズ~ッと長い間1万人以上だったが、随分減ったものだ。警察庁は平成32年までに2500人以下を目標にしているそうで、そのためには高齢者ドライバーの事故防止が目標実現への課題になるとのこと。

確かにニュースでも最近やたらと高齢者による交通事故が話題になっている。もしかしたら実際に高齢者による事故件数も増えているのかもしれない。
平成24年の65歳以上の交通事故件数は10万3000件。それより10年前は8万3000件だったので、約1.2倍に増加したことになる。

ウーン、確かにニュースで言っているとおりかもしれない・・・

ただ、同期間に65歳以上の人の免許保有者数は約1.7倍に増加しているとか。
免許保有者が増えた割には事故は増えてないことになる。

こういった見方もある。
27年度、年齢層別の事故件数。(原付、自動二輪、自動車が対象。チャリは除く)(合計 51万件)
 16~19歳  18400件
 20~24歳  54500
 25~29歳  47200
 30・40代  42300~50800
 50・60代  35000~39000
 70~74歳  28100
 75~79歳  18600
 80~84歳  10600
 85歳以上    4200

70歳にもなればあまり自分では運転しなくなるからこういう数字がでたのかな?
目立っているのは、20~24歳の件数の多さである。

更に、こういう数字もある。
年齢層別免許保有者10万人当たりの事故件数。(免許保有者、全年齢層では10万人当たりの事故件数は620件)
 16~19歳  1888件
 20~24歳  1144
 25~29歳   814
 30・40代   530~620
 50・60代   500~520
 70~74歳   597
 75~79歳   662
 80~84歳   740
 85歳以上    811

要するに、高齢者が事故を起こす確率は、10代・20代の若者が起こす事故の確率より少ないのである。

警察庁が交通事故死者2500人以下を達成するために、高齢者ドライバーの事故防止に取り組むのは悪いこととは言わないが、それと同じ以上に若者の事故防止に取り組まねばならないのは一目瞭然である。

メディアでは高齢者が起こす交通事故をこぞって取り上げる傾向にあって、それを受けて世間では、高齢者ドライバーに対する視線が冷たくなっている。年寄りは免許を返納しろとか、年寄りは家で大人しくしていろとか、まあ、年寄りにとっては散々である。

ちょっと話は変わるが・・・
数字はどの部分を取り上げるかによって、結果がまるっきり逆になることがある。一部の数字だけを示すことによって人の考えを意図的に左右することも可能だ。
これを時の権力者が利用したら大変なことになる。人は誰でも自分の都合の良い情報しか使わない傾向があって、かく言う自分もアベを攻撃するときは悪い数字しか使わない。しかし、政府はそんなことをして良いわけがない。政府は政府のためにあるのではなく、我々国民のためにあるからである。

政府が、一部の情報のみによって国民をある方向に向かわせたり、バレてはマズいことを隠したり、そんなことがあってはならない。

怖いのは、数字のマジックと思想誘導、思想統制、報道管制、言論統制。
難しいのは、正しい情報を得ること。