ビンゴ・メイディランドの咲き具合が、やや下火になってきた。
1ヶ月以上は満開を続けたといってもいいだろう。
このところ、庭に出るのが少ないので、花柄切りは数日分まとめて、ということになる。
花柄切りには、柄の長い刈り込み鋏が意外と役に立つ。
少しぐらい高くても、遠くても、脚立を持ち出さずに済む。
以前は花柄をすべて集め、ゴミとして処分したが、今は、土に戻ってくれればいいと思っている。
剪定枝や花柄は、バラに必要な肥料成分を大いに含んでいるはずだから、ね。
というと聞こえはいいが、つまりは、手抜きで切りっぱなし。
ただし、棘はなかなか分解しない。
たくましい棘のある太い枝は、土に戻りにくいからゴミに出す。
ビンゴの花柄の脇から出た芽に、蕾が付いている。
ビンゴはまだまだ咲くに違いない。
イラガの孵化したばかりの幼虫の塊を、バラの葉裏に見つけた。
おしりが星型にとがっていて、なかなか可愛らしい。
なんぞと言ってはいられない。
これが全部大きくなったら、どれだけの葉を食われるか。
へたに触って痛い思いもしたくない。
老齢幼虫ともなると、イラガの毒針は、薄い布やビニルを通してしまう。
で、群れている小さいうちに、葉っぱごとビニル袋に。
ビンゴに代わって咲きだしたのが、ムクゲの花。
挿し木で頂いたのが、育ってきた。
薄ピンク底紅八重の、一日花。
薄いピンクは、真夏に涼しげに見えて好ましい。
どんどん伸びるので切ろうと思うが、蕾がたくさんあるので、つい仏心が出てしまう。
今年は、心を鬼にして、ばっさり切らねばならないか。